Live Report
入道 atFuzz /Date Apr. 30. 2000

Blues Kid 入道 (Vo& Harp)

70年代前半服田洋一郎と共にBlues House Blues Bandを率いた西村“入道”昭信が声量のある太い唄声と力強いHarpで貫禄のステージを見せてくれました。
バックのK2Tも好演。前日も名古屋で入道with K2Tで演ったそうなので息もバッチリ合っていて、特に2曲目の「Country Gir」の出だしなんか音が厚くてゾクゾクしましたよ。
この夜のもう一つの目玉はギタリスト!赤いギターを操る黒川桂吾氏は香川県からの参戦で90年代初頭には東京のジロキチなどでブリブリ言わせていたお方。91年にローラーコースターの山崎よしきプロデュースでVIVID SOUNDからリリースされたCD「Snap at a Chance」にも参加。その後、「高徳ブルースオールスターズ」で活躍されている。
対するストラトを弾く増本仁志氏は広島のブルースバンド「リッキン・スティック」を率いているお方。
このお二方の瀬戸内海を挟んだギターバトルがめっちゃキョーリョクでした。黒川さんのこれでもかとグイグイ攻めてくる狂暴なギターに、入道さんより「ニュー・フレディ・キング」言われた増本さんのギタープレイががっぷりよつに取り組み、軍配は時間切れ引き分けといったところでしょうか。入道さんもニヤつきながら嬉しそうに二人のバトルを見守っていました。このギターバトル はっきり言ってかなり入道さんを食っており、入道さんも半分マジ(だと思うのですが)で「後で唄う人のことも考えましょう。」とMCで言っていました。(笑)
それで肝心の入道さんなんですがHarpソロのときは客席を練り歩いたりして、どんどんオーディエンスを煽り「I Just Want To Make Love To You」のサビの部分なんか自然に大合唱になったもんね。流石です!
ライヴ終了後、入道さんに握手してもらったのですが、すごく力強い握手だったのが印象深いです。

Set List
@That's All Right ACountry Girl BI Just Want To Make Love To You CNobody But You Baby(On Vocal 黒川桂吾)DEarly In The Morning EEveryday I Have The Blues FCalifornia GHound Dog HGoing To Chicago ICrazy For My Baby
Encore
JSweet Home Chicago

Player
@ABD 入道 with K2T
(K2T ware On Drums高野秀樹from萬屋ぶる〜す商会、On Bass河野隆from EX Stormy鳥山&Chicago Blues Band、On Guitar黒川桂吾from EX 高徳ブルースオールスターズ)
C K2T
EF 入道 with On Drums高野秀樹、On Bass南角光児from花伸、On Guitar黒川桂吾、On Guitar増本仁志 from Lickin'Stick
G 入道 with K2T + On Guitar増本仁志
HI 入道 with K2T
J 入道 with On Drums高野秀樹、On Harp木寺勝久、On Keyboard柳沼ユウコ、On Guitar黒川桂吾、On Guitar増本仁志、On Bass南角光児、On Harp宮井操from花伸

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