ファッション雑誌に夢をみるのは もうあきあき
言い訳ばかりの付き合い暮らしに もうあきあき
こわれた夢をひろい集めて
ひとりつぶやきながら汽車に乗る

 気が向いたらまたおいで
 軽い気持ちで遊びにおいで
 元気になったらまたおいで
 ふるさとへ帰る少女

どこへでも春は来るものさ どこへでも恋はあるものさ
あの人だけが男じゃない 青春だけが春じゃない
長い髪を短くおとし
くちびるかみしめながら汽車に乗る

 気が向いたらまたおいで
 軽い気持ちで遊びにおいで
 元気になったらまたおいで
 ふるさとへ帰る少女

涙は都会に置きみやげ 悔しさ風に飛ばせて
一人遊びはつまらない ひとの唄ではつまらない
ふるさとなまりの言葉を添えて
やさしい笑顔を添えて汽車に乗る

 気が向いたらまたおいで
 軽い気持ちで遊びにおいで
 元気になったらまたおいで
 ふるさとへ帰る少女

 気が向いたらまたおいで
 軽い気持ちで遊びにおいで
 元気になったらまたおいで
 ふるさとへ帰る少女

 最終電車のアナウンスが終り、人混みが消
え街のネオンも薄くなる時、都会に将来をた
くしながらも故郷(ふるさと)へ旅立ってい
った少女の事を思いだします。やさしい言葉
しか言えない僕だけど、君の人生に幸多かれ。