彼と別れてきたとこなのよ
そんな風じゃないでしょう
泣いてもいないし 悔んでもいない
いつもの私に見えるでしょう
悲しい時には悲しみと
仲良く出来る私なの
ちょっとそこまで出掛けてきます
港のあの町歩きたい

 誰がこわした訳でもないの
 風が消した恋だから
 恨みもしないし 困らせもしない
 もともと一人の私達
 悲しい時には悲しみと
 お話ししたい私なの
 ちょっとそこまで出掛けてきます
 港の灯り見ていたい

彼を今でも愛しているわ
それは嘘じゃないけれど
すがりもしないし追いかけもしない
いつかは解ると思うから
悲しい時には悲しみを
大事にしたい私なの
ちょっとそこまで出掛けてきます
港の風に吹かれたい
 港の風に吹かれたい

 僕の曲のなかでもGm(ジー・マイナー)
というめずらしいキーを使ったのは、少女
が大人の女性へ転身するという事への重み
を僕自身感じていたのかも知れません。や
さしさのなかで君が愛にうもれますように
僕のささやかな時代への願いです。