EARTHSHAKER LIVE
2000/4/2 渋谷ON AIR EAST

1.流れた赤い血はなぜ

〜ドラムソロ〜

13.DARK ANGEL

2.T・O・K・I・O

8.DRAPE SHAPE

14.GARAGE

3.GAMBLER

9.ざわめく時へと

〜ENCORE〜

4.夢の果てを

10.FUGITIVE

15.MORE

5.そして愛は強く

11.走り抜けた夜の数だけ

16.Drive Me Crazy

6.NATURAL HEART

12.RADIO MAGIC

7.WALL

〜ENCORE〜

2daysの2日目。今日の私は代々木公園でのお花見を途中で抜けてON AIRに向かった。
17:00ちょっとには会場についたはずだが、客入れは一段落していた。ま、並んで待つ必要がなくて
よかったけど。でも会場の半分ほどしか入っていない。大丈夫かなぁ?と思っていたら、
その後も途絶えることなく客が入り、みるみるうちに満員に。よかった〜。

客電がふっと落ち,シャラのギターが鳴り響く。と同時に客席からの歓声も負けじと響き渡った。
マーシーの歌が始まるや否や大合唱大会となった。みんなが口ずさめるハードロックは健在だ。
「約束どおり、EARTHSHAKERが帰ってきたぜ〜!!」
昨年の復活から1年、みんなが待ち焦がれていたに違いない。

『GAMBLER』『夢の果てを』とあまりライブではやらなかった曲につづき、
6年ぶりとなる新曲が披露された。この曲がCDとなるのはいつになるのだろう....。

初期の代表曲『WALL』からクドーのドラムソロへ。相変わらずのパワフルでかつ、コミカルな部分もある
見ごたえのあるソロだとおもう。

その後、マーシーから「6/1にカナダ・バンクーバーでのライブが決定しました。近畿日本ツーリストが
EARTHSHAKER応援ツアーを組んでくれたので..........シェイカーと観光しましょう(笑)」という嬉しいニュースが。

「EARTHSHAKERは今、レコード会社もない、事務所もないけど、止まることはしません。
走りつづけていれば、こうやって応援してくれるお前たちの笑顔に逢える、夢にも逢える.....
『走り抜けた夜の数だけ』!!」
観客もステージ上も一気に弾け始めた。そのまま『RADIO MAGIC』へ。
何百人入っていたのか分からないが、全員が一緒に歌っている。マーシーの声もかき消されそうなくらいに。
ただ、♪なぜかいつも邪魔するのさ。俺の長い髪が♪のところで,クドーの口が「ない、ない」と動いていた(笑)
確かにクドーには邪魔する髪は一本もないけれど(笑)。

メンバーは一旦袖に引っ込んだが、盛り上がっている客がこのまま終わることを許すわけがない。
すぐさまアンコールが始まり、メンバーはステージに呼び戻された。

「こぶしを突き上げろ〜〜〜〜!!」というマーシーのシャウトで始まったのは『DARK ANGEL』。
この曲はアイアンメイデンのエイドリアン・スミスが、デビューしたばかりのEARTHSHAKERに提供した
シェイカーきってのスピードナンバーだ。
アンコール前の盛り上がりに更に加速をつけておきながら、次の曲は『GARAGE』。
ちょっとクールダウンかと思いきや、やっぱり大合唱大会となって、盛り上がりは終わらない。

またメンバーは袖に引っ込んだが、やっぱりすぐさまアンコールに呼び戻された。
そして、『MORE』。シェイカーを代表するこの曲をやらないわけにはいかないでしょう。

「最後にもういっちょ、あばれようぜ〜〜!!Drive!Me!Crazy!」
みんな踊るわ、歌うわの大暴れで幕を閉じた。

この2日間のライブで印象的だったのが、マーシーとシャラのからみだ。
シェイカー解散の原因となったといわれる二人の確執はもう見えなかったし、昨年の京都での
再結成ライブの時に見られたシャラの複雑な表情も、もう覗えない。
メンバーもスタッフも、もちろん観客も、全員が純粋にライブを楽しんだのではないだろうか。
マーシーがMCでも言っていたが、今のシェイカーは「アマチュアバンド」である。
シェイカーを盛り上げていくのは、私たちファンしかいない。もう「立ち止まらせない」ために。

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