ANTHEM LIVE
2001/10/12 渋谷ON AIR EAST

 

1.BOUND TO BREAK 2.EMPTY EYES 3.MACHINE MADE DOG 4.RAGING TWISTER 5.THE MAN WITH NO NAME 6.XTC
7.BASS SOLO〜TEARS FOR THE LOVERS〜SHADOW WALK〜CRYIN' HEART〜GUITAR SOLO〜D.I.M. 422〜DRUM SOLO
8.HEADSTRONG 9.RUNNING BLOOD 10.GYPSY WAYS 11.WILD ANTHEM
〜アンコール〜
12.GRIEVE OF HEART 13.DO YOU UNDERSTAND? 14.SHOW MUST GO ON 15.WARNING ACTION!

 

日清POWER STATIONでの解散ライブから9年、ANTHEMが戻ってきた!坂本英三、柴田直人、清水昭男、本間大嗣というラインナップになって。
19:00を少し回って客電が落ちた。会場いっぱいの観客の期待と興奮の入り混じった悲鳴にも似た歓声を受けてメンバーが姿を表した。
ANTHEMといえばブラックレザーのイメージだったが、英三はRAIDERSのシャツをはおり、清水も落ち着いた色の花柄のシャツ、柴田もエンジのシャツで登場。新生ANTHEMはちょっとカジュアルめのようだ。
1曲目は「BOUND TO BREAK」。そこから英三時代の曲が3曲ほど続く。やはり自分の持ち歌だけあって伸びやかだ。続いて新生ANTHEM初のアルバム「SEVEN HILLS」から「RACING TWISTER」「MAN WITH NO NAME」「XTC」を披露。旧作の中に入っても違和感が無い、とは言いがたいけれど、これが9年を経た今の、これからのANTHEMの音なのだ。
ベースソロ、森川時代の曲をメドレーをはさみ、ギターソロ代わりのインスト曲「D.I.M422」、ドラムソロ。森川時代の曲を英三はきつそうに顔を歪めて歌う。やはりVO.の特性に合わせた曲作りがされているんだなぁと実感。
だが、英三はよっぽど楽しいらしく、MCの度に各メンバーに喋らせよう喋らせようとする。その度に柴田さんが苦笑したり首を横に振ったり。柴田さんがやんちゃな子供を監督している学校の先生のように見えた。
そして後半戦へ。森川時代の曲、坂本時代の曲、新作を取り混ぜて演奏していく。客席も大合唱大会になっているなか、「WILD ANTHEM」で終了。メンバーの姿が消えると同時にANTHEMコールが起こる。収まらないANTHEMコールに答えてメンバーが再びステージに登場。「DO YOU UNDERSTAND?」「SHOW MUST GO ON」「WARNING ACTION」と往年の名曲で締めくくった。
最後、英三がまたしてもメンバーにマイクを振ろうとしている後ろで、柴田さんの口が「またかよ、またかよ」と動き、英三をにらんでいたので、ライブ終了後のミーティングではきっとお小言が待っているんだろうな〜なんて余計な心配をしてしまった。
ANTHEMに触れたのが森川時代の私にとってはやはり森川時代の曲を英三が歌うのには抵抗を感じる。けれどライブには欠かせない曲も多い。英三には頑張ってもらいたい。
最後にライブの音源をとれた訳でもなく、ぎゅうぎゅうに押しつぶされそうになりながらの記憶なので、曲順や曲名など間違いだらけだと思いますが、どこかでセットリストが公表されたら訂正しますので、それまではお許しください。

※10/14追記※
某掲示板にセットリストが書き込みされていたので追加しました。それに併せてレポートも若干手直ししました。

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