Bone Identity
『生まれてから死ぬまで
ずっと共に歩いて行こう』
そう君はいつも言っていたのだけれど
『君が死んだらその時は
僕も一緒に死ぬから』
そう僕はいつも言っていたのだけれど
※
いつの日にか
君は君は
僕の中から 消えていった
気付いた時には もういない
どこを探しても もう
会えない
※
▲
『夢の中で会いましょう』
君は最後に僕にそう言っていた
こんなにも僕は君の事をいつでも求めてるのに
君はいなくなってどこかへ消えて行く
▲
『世界が終わる時
僕の骨を拾ってくれないか』
そういうと君は
『そんなことはできない』と
『私があなたの骨になる
いつでも支えてあげる』と
君はただいつも前を見据えていた
※繰り返し※
強く抱きしめて
こんなにも君を必要としてるのに
強く抱きしめ過ぎて
君は粉々になって崩れていく
僕の腕の中に君はもういない
▲繰り返し▲
まるで体のどこかにぽっかり穴が空いてしまったように
僕の体も
壊れて崩れて
溶けて行く
いつしか
僕も君と一緒に
砕け散る
砕け散る
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