Bone Identity

『生まれてから死ぬまで
 ずっと共に歩いて行こう』
そう君はいつも言っていたのだけれど

『君が死んだらその時は
 僕も一緒に死ぬから』
そう僕はいつも言っていたのだけれど


いつの日にか
君は君は
僕の中から 消えていった
気付いた時には もういない
どこを探しても もう
会えない



『夢の中で会いましょう』
君は最後に僕にそう言っていた
こんなにも僕は君の事をいつでも求めてるのに
君はいなくなってどこかへ消えて行く


『世界が終わる時
 僕の骨を拾ってくれないか』
そういうと君は
『そんなことはできない』と

『私があなたの骨になる
 いつでも支えてあげる』と
君はただいつも前を見据えていた


※繰り返し※


強く抱きしめて
こんなにも君を必要としてるのに
強く抱きしめ過ぎて
君は粉々になって崩れていく
僕の腕の中に君はもういない


▲繰り返し▲


まるで体のどこかにぽっかり穴が空いてしまったように
僕の体も
壊れて崩れて
溶けて行く

いつしか
僕も君と一緒に
砕け散る


砕け散る







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