プロフィール

名前 飛幡 祐規(たかはた ゆうき)
(本名) (田代 優子)
紹介 東京生まれ。在パリ歴約30年。パリ在住のエッセイスト/作家。東京教育大付属高校(現、筑波大付属高)卒業後、パリ第5大学にて文化人類学、パリ第3大学にてタイ語・東南アジア文明を専攻。朝日新聞読書欄の海外ニュ−スコラム、週刊文春、NHKラジオフランス語講座テキストのコラムをはじめ、新聞・雑誌に記事やエッセイを寄稿。文学作品・シナリオ・その他の翻訳やコ−ディネイトも手がける。

<著書>
「つばめが一羽でプランタン」、「ふだん着のパリ案内」、「素顔のフランス通信」、「ふだん着のフランス語「とってもジュテーム」にご用心!」

「つばめが一羽で
プランタン」
白水社 2002/07
\1,800
「ふだん着のパリ案内」
晶文社 1991/06
\2,400
「ふだん着のフランス語
「とってもジュテーム」
にご用心!」晶文社
1998/05 \1,800


<訳書>
ユラール・ヴィルタール著「フランス6人組」、アンア・カヴァルダ著「泣きたい気分」、「ピエールとクロエ」、エドウィー・プレネル著「五百年後のコロンブス」

ユラール・ヴィルタール
「フランス6人組」
晶文社 1989/05
\4,175
アンア・カヴァルダ
「泣きたい気分」
新潮社 2001/07
\1,300
エドウィー・プレネル
「五百年後のコロンブス」
晶文社 1992/07
\3,204


「ピエールとクロエ」 アンナ・ガヴァルダ著、飛幡祐規訳
 最愛の夫に突然去られたクロエは、幼い二人の娘を抱えて途方に暮れていた。悲しむ彼女を見かねた義父のピエールは、母娘を連れて田舎の家に滞在することにする。

 めったに感情を出さない無口な義父と一緒にいると、クロエは奇妙な居心地の悪さを感じる。典型的な良妻賢母である義母に愛情を表現するのを見たことがなく、夫も子供のころから厳格な父親を恐れていた。ファストフードをかじり、娘たちが遊ぶ姿に目を細めている義父を見るのは意外だったが、牧歌的な日々もクロエの心の傷を癒やしてはくれなかった。だが、ピエールがゆっくりと語りはじめた昔の恋物語は意外なものだった。

 まっすぐで不器用な普通の人々の姿を優しいまなざしで描く。心にしみ入る温かい物語。(新潮社2003/04・1300円)


お問い合わせ、飛幡 祐規(たかはた ゆうき)に対する取材、仕事の依頼等は、
ミモザ(田代)TEL:03−3428−5963、FAX:03−3428−5794まで

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