大滝詠一


A LONG VACATION

1. 君は天然色
2. Velvet Motel
3. カナリア諸島にて
4. Pap-pi-doo-bi-doo-ba 物語
5. 我が心のピンボール
6. 雨のウェンズデイ
7. スピーチ・バルーン
8. 恋するカレン
9. FUN×4
10. さらばシベリア鉄道
発売日 1981/3/21
品番 27AH-1234
メーカー CBS SONY
価格 \2,700(税抜)
※表記のデータはアナログ盤のものです

歴史的名盤と呼ばれる作品。
しかし、なにゆえ歴史的名盤なのか小学校からの疑問でした。
レコードプレーヤーを手に入れ、LP収集をしていたところ偶然200円で見つけたので買いました。
聞いて納得、これは名盤です。

今年に入って初めて“はっぴいえんど”の音源を聴いて「何じゃコリャ!?」と退いてしまいました。
大滝詠一の歌声は「アンタ本気で唄う気あんの?」ってくらいヤル気が感じられずイライラしたんですよね。
で、このアルバムはちゃんと唄ってます。
しかし、元メンバー全員が参加している理由がいまいちよく分かりません。
特に、ドラマーから作詞家に転身した松本隆が手掛けたのは10曲中9曲も。
個々の音楽性のバラバラさは手にとるように分かるんですけどね。

サウンドは「う〜ん、爽やかだ。こういうのを本当のブリット・ポップと言うんだろうな」って感じです。
Mr.ナイアガラの異名を名乗るだけのことはあります(このナイアガラってどっから来たんだろう・・・?)
予想していたものとは全然違い、すごくポップで聴きやすいです。
まさしくロング・バケーションです。
この中で一番好きな曲は10「さらばシベリア鉄道」です。
曲の展開が最高なんですよね、これがまた。
確か、太田裕美も歌ってるんじゃなかったっけ?(確かな情報求む)

レコードの売れ方も欧米チックで、低い順位からじわじわと登っていって21週目で最高2位を記録して、その後2年間ウヨウヨしていたみたいです。
最近そんなシングルありましたよね?
確かプロジェクトXの主題歌で・・・・・・(以下省略)

2002/12/16筆