松たか子


空の鏡

1. Introduction〜ガールフレンド
2. Hello Godbye
3. I STAND ALONE
4. lovesick
5. 空の鏡
6. After the rain
7. ずっと・・・いようよ
8. a piano piece for carol
9. 東京バード
10. からいかれ
11. 明日、春が来たら
12. WIND SONG〜Album version〜
13. Girl friend〜Angels of our time
発売日 1997/6/28
品番 BVCR-791
メーカー BMGジャパン
価格 \3,059(税込)

1stアルバム。
歌手・松たか子の誕生ということもあり、すごく歌うことに一生懸命だなって印象を受けます。
ぶっちゃけていうと、音程ちょっと怪しくないですか?って感じ(核爆)
でも、その一生懸命さが今聴くと微笑ましいんですよね〜。
発売当時、僕は黒夢にハマッていた中学2年生のはずでしたが・・・・・・このアルバム聴きまくってたなぁ〜(笑)

全面的にプロデュースしたのは日向大介で、極上のポップ・アルバムに仕上がってます。
本人作詞は3,7で、どっちもシングルに収録されていました。
8ではピアノなんかも弾いちゃったりしてます。コピーしようとしてたなぁ・・・・・・。
詞の面で面白いのは、前田たかひろ作の「からいかれ」でしょうか。
小室系に提供した、どうでもいい戯言みたいなまわりくどさがなく、カレーを作る松たか子のエプロン姿が・・・(以下省略)
売れた「明日、春が来たら」も結構重要な曲ですが、何と言っても個人的に大好きなのは「WIND SONG」です。
シングルバージョンよりもアルバムバージョンのほうがシンプルで、ストリングスが涙を誘うんです!
最後の13もシンプルだなぁ、そういや。

近所の中古屋で300円で売られててショックでした。

2002/12/1筆


アイノトビラ

1. アイノトビラ〜あなたへ〜
2. BEGINNINGS
3. a secret
4. Kisses
5. ごめんね。(album mix)
6. Stay with me
7. On the way home
8. 20 candles
9. あくび
10. 恋するギョーザ
11. 君じゃなくてもよかった
12. 真冬のメモリーズ
13. Just a flow
14. サクラ・フワリ(live live)
15. あなたへ
発売日 1998/9/23
品番 BVCS-21002
メーカー BMGジャパン
価格 \3,059(税込)

一般的にはこの辺がピークだと思われているみたいですが、売上的には1stがピークでした(爆)
僕自身が出た当時「こりゃ1stのほうが良かったな・・・・・・」なんて落胆したものです。
あんまり聴き込んだ感じはしないなぁ。
というのも、シングル4枚とカップリングが全て含まれていて、寄せ集めな感じが前面に出てる気がするんですね。
ただでさえこの人はカップリング曲全て収録するからシングル盤の意味をなくしてしまうし(核爆)
曲の浮き沈みも激しくなったし、捨て曲も多いのが致命傷だし・・・・・・。
まあ、これはあくまでも当時(中学3年生)の馬鹿なファンの意見ですので(笑)
歌手・松たか子を知る入門編としてはベスト盤よりもお薦めですよ!

詞は本人が8曲(合作1曲含む)書いていて、等身大の言葉が詰まっています。
7と10では当時お友達だった(今は知らないけど)篠原ともえが参加しています。
う〜ん、でも思い入れが深いのは、松たか子作詞作曲のラストナンバー「あなたへ」なんですよね。
ピアノで弾き語りのこの曲、コピーしようとしてました(これもかよ、ってツッコミはなし)
何よりも、自作曲ってのがけっこう注目株だったんですよね。
今となっては珍しくもないんですけど・・・・・・。

そういや、シングル「真冬のメモリーズ」が出たとき、バンドサウンドでちょっとびっくりしたのを覚えています。

2002/12/1筆


いつか、桜の雨に・・・

1. いつか、桜の雨に・・・
2. The Shooting Star
3. エール
4. 夏の記憶
5. 月のダンス
6. days
7. your birthday - kame kame everyday
8. 真夜中のギター
9. end roll
10. 夕焼けワルツ
11. 夢のしずく
12. 桜の雨、いつか
発売日 2000/3/23
品番 POCH-1916
メーカー POLYDOR/
UNIVERSAL MUSIC
価格 \3,059(税込)

3rdアルバム。
随分待ったような気がするのは、前作から1年もリリース予定がなかったからなんですよ。
怒涛のようにシングル3枚(5,11,12)を発表してからはあっという間だったんですけど。
移籍の問題もあったんでしょうかね?

今作は全詞を担当、作曲に関しては8曲と、“松たか子の歌”として存分に堪能できる作品に仕上がっているんですよ!
元々ピアノを習っていたから、やっぱり作曲の基礎が出来てるんでしょうね♪

1のピアノからメロメロなんですけど、2の詞に「携帯」が出てきたときに時代の先端が見えた気がしました(笑)
タイトル通りの「エール」は自分への応援ソングの定番!(Sunny Stream公認(笑))
4は、甲子園球児がとってもうらやましい内容です。俺も野球すればよかった・・・・・・なんつって。
6の曲の展開って、ツボに来るんですよね〜!
実は「あしたのために」の元になってたりするんで(^^;)
7は、何故か亀田誠治が編曲してます。世界の謎にまた一つ・・・・・・(笑)
8,9,10はシンプル3連発で、シングル曲2曲で幕を閉じます。
あ、「夢のしずく」はアルバムバージョンで、イントロにストリングス入ってます!

こんだけ力説してますが、松たか子の中でいちばん聴いてないってどういうこと、俺!?

2002/12/1筆


a piece of life

1. コイシイヒト
2. 雨の色
3. a bird
4. another birthday
5. 優しい風
6. Sha la la
7. PIANISSIMO
8. ゆびさき
9. a piece of life
10. 沈丁花
11. コイシイヒト(Orgel version)(secret track)
発売日 2001/6/13
品番 UPCH-1074
メーカー POLYDOR/
UNIVERSAL MUSIC
価格 \3,059(税込)

4枚目ともなるとさすがにアーティストとしての円熟を感じますが、高視聴率をぶっぱなしまくったドラマ『HERO』の影響がなかったら、初登場4位は有り得なかったのでは?という作品でもありました。

今作は、シングル曲(1,3,4,5)のアルバムバージョンというのは特になく、収録曲も今までで一番少なく、さらには自作曲が激減していたので「あ、歌手業見限ったな」なんて思ったりしました(爆)
でもそう思ったのは前作との対比であって、1stの頃のような「歌に徹する松たか子」を味わうことが出来ます。
作家陣も川村結花(スガシカオ「夜空ノムコウ」作曲者、1,3)や日向敏文(Le Couple「ひだまりの詩」作曲者、2.10)、来生たかお(4)などなど。
で、今気付いたのですが、明星(Akeboshi)もキーボードで参加していて、音楽のつながりってすごいななんて思ってしまいました。
前半はアップテンポなポップス、後半はピアノフューチャーのミディアムスローなバラードと、バランスがすごくいいです。
一番のお気に入りはタイトル曲である「a piece of life」です。
この曲はロートの目薬のCMに本人出演で流れていた曲ですが、ジャジーな感じがマッチしていてゾクゾクッときます♪

書いてたら聴きたくなってきたなぁ・・・・・・。

2002/12/12筆


home grown

1. Clover
2. 冬のトレモロ
3. 明日にくちづけを
4. バニラアイス
5. 愛が私に教えてくれたこと
6. 恋のわすれかた
7. 真昼の月
8. 花のように
9. 日曜は何処へ行った?
10. Interlude〜home
11. 白い坂道
12. home
発売日 2003/2/19
品番 POCH-9050
(初回限定盤)
メーカー UNIVERSAL J
価格 \3,059(税込)

シングルコレクションとライブ・アルバムを挟み、オリジナルでは1年8ヶ月振りの5th。
今作は、彼女のライブ・ツアーでバンマスを務めた佐橋佳幸が全面プロデュース。
本人作詞は6曲(3,6,7,9,11,12)、作曲は4曲(1,3,6,7。11は共作)。
提供者に松本隆(1,5)、キリンジの堀込康之(5)、橘やなぎ(2)、川村結花(4)、サンプラザ中野(8)、吉田美智子(8)といった面々。
シングル曲は1,3,8で、今回はカップリングは全て未収録です。
おいおい、俺がマキシ・シングル買わなくなってから、そーゆーふうにするのはナシっすよ(汗)

全体を通して、今まで以上に自由で日常的な「生活の匂い」のするアルバムになっていると思います。
つーかタイトルのまんま(笑)
アップテンポなポップスに松本隆のちょっと幻想的な詞がマッチした1。
奇跡体験アンビリバボーのエンディングテーマに起用されている2。
’80年代の音のこもったようなちょっと古めのアレンジが、すごく癒し効果をもたらしてくれる3。
4は珍しくダンスポップ。
5はキリンジの曲のイメージそのまんま。ユーミンのサウンドにも繋がってる感じ。
ストリングスがバンドサウンドにマッチした、切ない6は、今作では唯一松たか子のピアノが聴けます。
7は幻想的な空間のある作品。
全編CGのPVが話題を呼んだ割に、売り上げはさっぱりだった8。
でも、メロディーの流れがめっちゃキレイなんですよねぇ。
姉・松本紀保と兄・市川染五郎がコーラス参加している9は、2ndの「恋するギョーザ」に通じるものが。
インタールードの10を挟み、11はアットホームなサウンドとは裏腹にちょっと寂しい詞。
シンプルなギターとたか子の歌声が心に響く12でアルバムは締めです。

どうでもいいんですが、CDの歌詞カードが開けたときから曲がってて凹んだ(ToT)

2003/2/18筆