7月21日(
井口一彦
渋谷On Air WEST

2002.7.21.....決して忘れることのない日

わたくしTNが入籍した日と同じ日に行われた記念すべきライブ!
非常に夏っぽく熱いライブになりました!
新たな試みで、今回はジャラとのツインドラム、ということで、
ステージに上がる時の気持ちが明らかにいつもとは違っていた。
ん? でもそれはツインドラムだからというのではなく、入籍したことを
まだ知らない人達の前で演奏するという、ある種、情報を握っている
情報屋のような気分でもあったからなのかも知れない。変な例えだけど....。
俺は井口が再始動して、なにかと一緒に演らせてもらっている。
そんな俺の目から見た感じでは明らかにお客さんの盛り上がりが増して
きているように伺える。それは演奏していてしっかと感じられる。
昔のナツメロコーナーだけではなく、井口が書く新しい曲に対しても
だんだんと演る側、聴く側互いの望む音に近づいているんでしょうね。
今後の井口....新たなファンをつかんでいくのもそんなに困難ではなさそう。

さて、写真の説明を少ししておきましょう
上4枚はリハーサル時の写真です。真ん中の2枚にご注目!
井口ゴメン! バラしてしまうけど・・・
実は井口の立ち位置の真下にこんなモニターが仕込んであったのです。
ステージ横でスタッフが曲に合わせて歌詞をおくっていくシステム。
・・・俺が大好きなあの井上陽水氏でさえ、歌詞を忘れる事が多く、しょっちゅう
その場で歌詞を創ってしまう。それはそれでその時居合わせたファンにとっては
貴重なライブになるのであって、決して腹の立つ事ではない。しかし、歌い手に
してみればやはり完璧に歌いたいものなのでしょう。こんな事してまで.....。
陽水さんの話が出たのでついでに話させてもらいますね・・・
入籍する2日前、実は井口のリハが某スタジオであって、6時半に終了後、
その足で急いで八王子市民会館に向かった。そう、陽水さんのコンサートを観るために。
ご想像どおり相当遅れて会場に入り、本編ラスト2曲のところで席に着きました。
友達のギターのチエちゃんに席を取ってもらっていて、コンサート終了後、チエちゃんが
楽屋に連れていってくれた。その日のサポートメンバーは素晴らしい面々で、
ドラム/山木 秀夫氏、ベース/美久月 千晴氏、ギター/今 剛氏&今堀 恒雄氏、キーボード/小島 良喜氏。
昔俺がボーヤをやっていた時にお世話になった美久月さんと色々話をしていると
入籍の話になり、優しい美久月さんは俺が陽水さんの大ファンだということを知ると、
陽水さんを紹介してくれることになった。俺は恥ずかしいやら嬉しいやらで、
もうどうしようもなく緊張したけど、美久月さんが陽水さんに入籍の件を説明して
くださった後、陽水さんが笑顔で「それはおめでとう!」と言ってくださったのです!
俺にとっては最高のお祝いのお言葉でした。握手もしてもらい、完全なミーハー野郎が
そこにいた。「この手は洗わない!」と数十年ぶりに思った。

レポートの途中でとんだ自慢話になってしまって申し訳ない.....。
ということで俺にしてみれば歌詞の間違いなんてドラムスティックが折れるのと同じで
事故事故!すぐに立ち直れば全然問題ナシ!立ち直れないのは問題だけどね・・・。

一番下の写真は本番中です。今回もお客さんの幸せな表情を撮ったつもりだったのに
少々暗くて見づらいでしょ?ごめんなさい。客電がついてなかったからね〜

ということで、この日のライブを一言で言うと・・・

ツインドラムハタイヘンダ

井口、また演ろうぜ〜!