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気ままに雑文+リリース情報

リリース情報、お買い物報告書、簡易ディスク・レビュー、ふと思いついたネタ、たまには Macintosh 関連など音楽以外の話題にも触れ、徒然なるままに軽く綴っていきます。このページの更新状況は index ページ頭の「last updated」には反映されますが、What's New(更新履歴)には記載しません。

*2012.5.15
ベートーヴェン第九のエンターテインメント性

第九の1〜3楽章はガッチリと構築された芸術性の高さが感じられる。それに対して、4楽章ではそれまでの音楽を少しずつ引用して否定する、というか突き放してパロディ化するところから始まり、一般大衆にも分かりやすい(歌いやすい)平易な旋律の「歓喜の歌」が登場。途中でいったん一区切りあって、軍楽隊風のブンチャカした音楽になるところは直前の「歓喜の歌」までもパロっているかのよう。 このように、ベートーヴェンは意外にも(?)自己を対象化して笑い飛ばすかのような姿勢、独りよがりではなく聴き手のことも考えた客観的な視点を持っている。
その後の展開は支離滅裂というか、がっちりした構築性を放棄して、意図的に(?)構成を破綻させているように思われる。ガッチリと構築された芸術性の高さには息苦しさが伴うが、ドンチャン騒ぎ的に盛り上がる第4楽章には、それを壊す「自由」がある。無礼講というか、お高く止まった貴族や上流階級よりも一般大衆への共感だろうか。
ついでに言えば、1〜2楽章のそれぞれ第二主題(あるいは中間部)となる旋律はさりげなく「歓喜の歌」を予告している。後への伏線を敷いてる訳だ。こうしたベートーヴェンの周到なやり口はエンターテインメント作家のようである。

*2012.5.6
イージーリスニング考

音楽が好きになるきっかけがイージーリスニングであっても、色々と他のジャンルを聴いて音楽経験を積んでいくにつれてイージーリスニングを聴くことが恥ずかしくなってくる。でも、クラシックやジャズ、プログレなんかもとことん聴きまくって紆余曲折あった末にイージーリスニングの良さに気づく。ゆったりと風呂に入るような感じというか、難しいこと考えず気楽に音の中にどっぷり浸る幸せを。イージーリスニングこそ純粋に音楽を楽しむ究極のジャンルなのかも。音楽ファンが最後に行き着く先はイージーリスニングかもしれない。

*2012.4.11
山下達郎のライヴに行ってきた

1年7ヵ月ぶり。今回はこれまでになく良い席で、会場のほぼ中央、調整卓の近辺。近年はちょくちょくライヴやってるから、以前よりチケット取りやすくなったのかな。(それでも立見の客は相当いたが)
時間にして3時間半を超える長丁場。いつも通り休憩なし。20曲以上という充実のセットリストに加えギターソロなんかも長めで、日本最高レベルの音楽をたっぷり堪能させてもらった。(おしゃべりも相変わらず長いが)
やれるまでとことんライヴをやり続ける覚悟とのことで「来年も来ます」との頼もしいお言葉。ファンを大切に思う言葉の数々には目頭が熱くなった。

*2012.3.22
マッチング・モウルの2枚組拡張盤

Matching Mole: Expanded Edition
Little Red Record: Expanded Edition

BBCの他にスタジオ未発表音源も含まれる模様。

*2012.3.16
ストコフスキー推薦盤

シェエラザード、1812年ほか、バッハ・トランスクリプションズ、チャイコフスキー交響曲第5番&展覧会の絵、アンコール…
ストコフスキーの特徴がよく出た親しみやすいアルバムが多いデッカ(ユニバーサル)日本盤ならどれでもOK。

さらに、思い切ってこのボックスを買ってしまおう。
Leopod Stokowki: the Stereo Collection 1
RCAに残されたステレオ録音を全て網羅した14枚組。こんなに安くていいの? 今から買う人が羨ましい。数年前、同様のボックスを1万円以上出して買ったのに…

↓こちらも参考に。
なんたってストコフスキー

*2012.3.15
クラシックの聴き方:短縮版

ライナーノートなどで曲解説を読み、曲の構造(骨格)を理解する。
「これが第二主題か」とか「ここから再現部だな」などと曲の流れに気を配りながら聴いていくと長い曲でも退屈せずに聴けるでしょう。
まずは演奏者の違いなどは気にせずに、どんな曲かを把握することです。
そのようにして色んな曲を聴いていって知っている曲が増えていったら、それぞれの曲が演奏者によってどう違ってくるかを楽しむ、という第二段階。いっぱしのクラシック・ファンの仲間入りです。

*2012.2.25
ピアノの巨匠 ホロヴィッツ

チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
崩壊寸前の凄演として名高いホロヴィッツとトスカニーニの共演(1941年)
これに限らず「ホロヴィッツって実は下手なんじゃないの?」と恐れ多くも内心思ってる。
タッチの荒さがスリルと迫力を生んでいるのでは?と思わせる点で、ホロヴィッツってキース・エマーソンに似てるかも…
クラシックの聴き方が浅いシロート見解と笑わば笑え。

*2012.1.1
初夢は音楽による感動体験

小さなコンサートホールのようでありながらホテルのロビーかデパート内の通路脇あきスペースのようでもあるところで、5〜6人のジャズコンボが演奏しているのに出くわす。一人はマイケル・ブレッカーのようでありながらスティーブ・ジョブズのようでもある巨漢で、吹いてるのはトランペットのようでありながらサックスのようでもあり、ジャズのようでありながら管弦楽作品のようでもある美しい音楽を奏でている。どこか「ファントム・メナス」の音楽に似ているような気がした。その見事な演奏が終わり、ぼくは観客とともに感動で打ち震えながら惜しみない拍手を送る。すると、この演奏をしているあの人はもうこの世にはいないのだ、今聴いた素晴らしい音楽は永遠に失われてしまったのだと感じ、猛烈な悲しみに襲われ、声を上げてその場に泣き崩れてしまう… そこで目が覚めた。

「ファントム・メナス」の音楽:派手でキャッチーな初期三部作の音楽に比べると地味で暗いが、聴けば聴くほどハマってしまった。豊潤なオーケストレーション、キレも深みもある見事な演奏、そして優秀録音@アビーロード。ワーグナー、リヒャルト・シュトラウス、マーラーなど19〜20世紀クラシック音楽の系譜に連ねるべき偉大な音楽である。
Star Wars - Episode I: The Phantom Menace Suite (Part 1/3)
Star Wars - Episode I: The Phantom Menace Suite (Part 2/3)
Star Wars - Episode I: The Phantom Menace Suite (Part 3/3)

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