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おそらく青年は、自分を限りなく堕落したものと思っている時が、最も純潔なのであろう、
しかしこれもまた老年になってからの悟りである。
ハンス・カロッサ「美しき惑いの年」(P129 世界の文学38 中央公論社)
若い者がたれの眼にも強情で気違いじみたことをしているように見えることがあるとすれば、
それは実は彼がその天性のよりよい半面に最大の忠実を守っている時なのだということは、
我々が再三経験していることではないか。
ハンス・カロッサ 同P123
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