練習する際にあると便利な小物等 その1(スピーカー)





 本来は最初に揃えるといいもの。。としては譜面台。。やメトロノーム・チューナーの方が先に必要では。。
という感じかもしれませんが(笑)
現代の環境を考えると、それらメトロノームはフリーのアプリがいくらでもある時代ですし、
調弦用のチューナーのかわりは音源のデータ作成などをしてHPにおいておけば代用できたりするので
調弦用音源、作成してこちらTINS-VnのHPに作成していつでも使えるようにしてあります。ご活用ください

少し近代の環境を考え現代的なレッスン、練習するのに揃えたいもの。。のオススメその1としてスピーカーを紹介します。

アンドロイド系スマホ、有線音声接続可能なVerのiPhone、あるいはPCをお持ちの場合は有線型のステレオスピーカー
(主にPC用途に設計されているものなど)が一番安く、また音質・音量 ともにそれなりに使え、
さらに長持ちするものが多いでしょう@¥3000前後くらいの製品が一番よくあります


使い方その①
 曲の進め方。。の項でも書きましたが、バイオリンは他の楽器以上に
たくさんの上手な演奏を聴く事が非常に上達に有効です

今は幸せな事にYoutubeなどで世界的なプロの名演奏などが無料で聞けてしまったりする時代です。

その際(再生する時)スマホに搭載されているスピーカーなどでは詳細な音が聞きにくかったり
音量が小さくなってしまうので、少しいい音・大きな音量で聞けるスピーカーがあるといいです

学校の宿題をしている時など、耳があいている時間があれば積極的にたくさんいい演奏を
聞かせてあげましょう。座ってしっかり聞くだけでなく、ただ本を読んでいる時に体の中を通す。。
(なんとなく流している)だけでも十分にいい効果が期待できます。



使い方その②
 星野のレッスンでは、相対的な音程の練習。。やテンポキープなどの練習に。。
また、出来る限り苦を少なく楽しく正しい練習が出来るように、これから先は特にさらに
出来るだけ伴奏音源などを作成・活用していきたいと思っています。

 それら伴奏音源の再生をする際、同じくスマホ搭載のスピーカーやノートPC搭載の
スピーカーなどでは少し音量が足らない事が出てくると思います。
(さらに技術が向上し、また身体が成長して楽器が大きくなるごとに、
どんどん楽器の演奏音量は増していくでしょう)
楽器の音量に伴奏が負けてしまうようだと、遠慮がちに小さく弾くクセがついてしまったり
テンポが取りにくくなったりします。
 という事で、別のある程度の音量が出せる外部スピーカーがあると都合がいいです。


使い方その③
 少しずつレベルの高い練習をする為にはメトロノームなども活用していく事になると思います。
が、安価なメトロノームは小さく軽量な代わりに、バイオリンにおいては
少し音量が足らないものが多いです(バイオリンの音量に負けてしまい、音(ビート)が
聞き取りにくくなります。上達すればするほどさらにそれは顕著になってきます)
プロ仕様のメトロノームというかなりの音量の出るメトロノームもあるのですが、
1つ1万円以上したりします^^; でしたら、安価なメトロノームあるいは
スマホのアプリなどを使って、こちらのスピーカーから音を流すようにすれば
基本的に音量の問題は解決できます。 高価なプロ用メトロノームの代わりが
¥3000程度の環境で構築出来るのでお得です。
(これらの理由もあって有線のものだと使いやすかったりします。大概のメトロノームには
これらにつなげるラインアウト(音出力端子)があるものが多く、ただ繋げるだけで終わりです。
@あまりBluetooth対応のメトロノームなどはまだ少ないと思われるので。。
ただし、スマホのアプリメトロノームを使うのであればBluetoothのスピーカーでも大丈夫です


その他にも活用法はありますが、このように使い道がたくさんあります。

この際の注意です。

・出力ワット数に気を付けましょう
 主に¥1000以下くらいの外面は似ているもの。。はこちらの出力ワット数というのが少ない=音量が小さくしか出ない
ものが多いです。 最低でも5W 以上はあるものが望ましいです。
仕様表などに大概記載されていると思うので見てみてください。

・Bluetoothのものは少し注意
 Bluetoothスピーカーは便利ですが、特に筐体がコンパクトなものは少し表記のワット数より
出力音量の体感が小さいものが多いようです。
有線のものより高価な事も多いので、買う場合は少し気を付けてください。

ただし、バイオリンの演奏音量に負けないようであれば、他の用途にも使いたい。。などであれば
Bluetoothのものでも当然構いません。ただし、メトロノームがアプリでない場合は
メトロノームとはつなげない事が多いと思うので、そちらはお気を付けください。

また、基本的にスピーカーは可能最大音量=筐体の大きさ になる事がほとんどです。
(どうしても音をしっかりと響かせるために物理的な空間がある程度必要です)
小さくスマートなもの。。は外面はいいのですが、練習に使うには少し音量が足らない事が多いので
少しかっこ悪くてもある程度大きくしっかりしているものがオススメです。
主に手のひらサイズのもの、ごく薄型のもの。。などは値段にかかわらず、音質・音量ともに
あまり満足のいく品が少ない事が多いです。




最後 買う前に

 それなら買おうかな。。と思っていただいた生徒様に最後のご注意です。

昔使っていたデスクトップ(大型・据え置きの)パソコンなどはありませんか?それらには
最初から外部接続用PCスピーカーが付属しているものが少なくありません。結構長持ちするものなので
押し入れなどにしまってあるようであればそちらをまず使ってみましょう!
(20年前くらいのものでも問題なく使えたりするものもあると思います)

 また、オーディオコンポやCDラジカセなどを持っている方は端子を見てみてください。
主に AUX(IN)等の入力端子があるようであれば、そちらから入力して、
すでにお持ちのラジカセやコンポのスピーカーがそのまま使える場合も多いです
@ただし、お持ちでなければスマホやノートPCの音声出力とつなぐケーブルは別途必要になります

 同じように大型のテレビやPC用モニターなどにもこれら音声入力端子があるものがあります。
スピーカー部はさほど大きいものは少ないので多少音質や音量に不安はありますが、
とりあえずとしてそれらを代用するのもいいでしょう


・・というわけで、すでに環境があったのに追加。。してしまわないように
お気を付けください。

ただ、上記でも言ったように高くとも¥3000くらいで買えますので、そのくらいなら。。
あるいはお子様専用に。。などであれば下記から見てみてください

※ 下記サイトではUSB接続のものなども候補に出るようなので、それらだと繋げない場合があるので下記から
買う場合は慎重に閲覧&気を付けてください。
 下記のようにコンセント+スレテオミニプラグという線が備わっているものが無難かと思われます



Amazonリンク


また、少し割高になる事もありますが、近所の電気屋量販店などにもPC周辺機器コーナーなどに
同じようなPC用スピーカーが、いくつか大概置いてあるでしょう。現物を見て場合により店員さんなどに言えばお持ちのスマホと
つなげるのか?なども聞け、また実際に音を鳴らしたり音量の確認なども可能なのでそれらで買うのも
安全ですし悪くありません。


あとは音質はあまりよくありませんが、音量だけは確実に十分な楽器用アンプ。。なども
選択肢としてはアリです。



ワンダーレックスなどでよく¥1500 くらいで売っているのを見かけます。。
音質はともかく、音量は15W以上など十分以上の性能があるものが多いです。

但:基本的にスマホ等とこちらのアンプをつなぐための少し特殊なケーブルが基本別途必要になります
(そちらのケーブルはおそらくワンダーレックスのみ。。などでは揃いません。ネットや、
ほかの電気屋での別途購入が必要になると思います。 ステレオミニプラグ←→標準プラグ のシールド等が
必要になるものがほとんどです。買う場合は気を付けてください)






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