弦がものすごく緩んだ(ペグでの調弦)


弦がものすごく緩んでごく低い音になった・音も出ないくらい緩んだ 場合の対処です。
また、アジャスターが限界近くまで低くなった場合もアジャスターを戻すと近い状態になりますので、
こちらを参考にペグで弦を調整しましょう(音を高くしましょう)

落下させた場合、温度差がはげしかった時(ペグのささっている穴が膨張し緩む場合があります)
などにも起こります。また、駒を立て直した際などに自分で緩めた場合などもあるでしょう

弦が完全に取れた場合は こちら をご覧ください


ごく緩んだ場合、アジャスターでは調整しきれないレベルで音が変わってしまった場合は
基本的には弦を交換する時の作業途中からやる感じになります。

下記動画の2:30 くらいのところからの項目を見るのがわかりやすいと思います。
@対応している環境でしたら、操作しなくても上記位置から再生されると思います

https://youtu.be/L6uDtKJ8oYQ?t=153

注意点としては、ペグはアジャスターと違って 1/4回転ほどで、すごく弦が張られるので
特に慣れないうちは一気に1回転や半回転させないようにした方がいいです
(過度に張りすぎる(まわしすぎる)と弦の耐久力を超え切れてしまいます)
指ではじきながらまわし、少し音が出てきたら(音程のある音がしてきたら)
特に回しすぎないよう気を付けましょう。

ただし、Vnは比較的弦は自然と切れるものですし、ある程度のスパンで交換しておいた方がいいので
あまり怖がらずやりましょう(切れても¥500前後~で新しいものが買えます)
怖がってまわせない。。という人も多いので、怖がらずにやる勇気も大切です。

2-3回もやれば感覚がつかめると思います。
上記動画にもありますが、基本的には画鋲のようにただ穴に押し込む力のみで
止まっているので、ただまわすのではなく(特にそろそろ止めたいなという時点になったら)
結構強く押し込みながらまわすように気を付けましょう。
(回転させながら押し込むようなイメージでするとより強く押し込めます)


※ こちらのペグの作業は特に押し込む力が結構必要なようです。
場合により9歳くらいまでは力が足りずまわしても戻ってしまう事が多いかもしれません。
基本的に上記年齢以下の場合は(ペグ操作は)力のある保護者様がやっていただいた方がいいかもしれません。

ただし、そのうち自分でやれるようにならなければいけないものでもあります。
(小学校で演奏。。などの時、同じようにすごく緩んでしまったりした時対処できるように。。
また、アジャスターは別項目にも書きましたが、基本的には自転車の補助輪のようなもので
ついていない楽器も多いです@特にそれなりに高価なもの、上級・上質なものは
大概ついていません)それらの楽器を使うとき、または所有した場合、ペグのみで
毎回微細な調弦までしなければいけなくなるので、少しずつ自分で出来るか。。
なども試していってみましょう。

また、アジャスターは操作できる音程範囲に限界がありますが、ペグは基本的に無限です
こちらで操作できるようになれば細かい作業や心配などせずいつでも同じ時間や作業で
調弦できるようになるので、できるだけ慣れていきましょう






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