Cdur 1オクターブの音階


 Cdur ハ長調 の音階(C major scale)1オクターブです。


 こちらは基本位置の2指位置(3指に近いところ)ではなく、1指に近いところの
少し難しい2指位置(主に黄緑テープが張ってあると思います@そちらの2指位置)を使います。

 
Adur1オクターブの音階 辺りが伴奏にあわせて、音程を外す事なく弾ける事も当然ですが、
そちらに加え、低い2指位置も音程を外す事なく弾けるようにしてから開始するのもいいでしょう
低い2指の練習


※TINSでこちらのレベルが弾けると判断した生徒さんは基本的に2指位置にピンク色と黄緑の2種のシールが
貼ってあると思います。まだ貼っておらず、こちらの予習を。。という生徒さんは、
現在貼ってある1指と2指のシールの中間あたりを押さえるようにしましょう!
@その場合、こちらの音階では今まで使っていた2指シールのところを避けて次の3指シールを
押さえる形になります。

また、今までの音階と違い、開放ではなくG線3指から始まるため、G・D・A線3本を使用する
今までの音階よりかなりレベルのあがった音階となっています。
焦らずゆっくり。。音程よく弾けるように頑張っていきましょう!



※ 灰色で表してあるところは、主に白いテープが貼られていると思います
 黄緑・ピンクはともに同色の細いテープが貼ってあると思います。
上記図のように、1・3指はそれぞれ白いテープの位置、2指は全て黄緑テープ位置になります
ピンクシールの方は押さえません(今回の音階では使いません)。 

 黄緑テープ位置の2指がピンクの方に引きずられてしまう(音程が悪くなる)事が多いと思います。
特にそちらに気を付け、音程よく弾けるようにしていきましょう。


ある程度のぼり・くだりとも弾けるようになってきたら こちら の 「10 T音階C1-N(ガイドあり).mp3」 
あるいは 「03 c 1oct ×5」 の音源を流しながらあわせて弾いてみましょう

03 c 1oct ×5  の方は高音版にも対応出来るように、参考に鳴る音が1オクターブ高くなっていたり、
スピードが少し早いです。 こちらで難しい場合は  「10 T音階C1-N(ガイドあり).mp3」  から
開始してみるといいでしょう。  ただし、授業では 「03 c 1oct ×5」 にあわせて弾いてもらう事が
多いかもしれないので、そちらにもあわせて弾けるようにはしておきましょう!


また、こちらはきちんとした(#も♭もつかない)基本のドレミ。。の音階になります。



伴奏にあわせて弾けるようになってきたら、隣で保護者様などが
ドレミ。。と言ってあげながら。。または、頭の中でドレミ。。と数えながら、
何の弦の何の指、どの位置が基本のドレミの位置になっているのか。。
を覚えていきましょう!

@こちら(指リンクと呼んでいます)が自然と頭に入る事と、楽譜をある程度の速さで
読み上げる事。。が楽譜からヴァイオリンを弾く基礎の2つとなります
(どちらが欠けても楽譜からヴァイオリンを弾く事は出来ません)



== 2021.3 Ver ==


多少余裕が出てきたら、音階を弾きながらドレミ。。と頭の中で考える。。または、隣で保護者様が
ドレミ。。と数えて(歌って)あげる。。などで、何線の何の指がドレミの何の音に対応しているのか。。
覚えていきましょう!

ある程度覚えられたかな?と思ったら こちら を見ながら弾いて、ある程度のテンポで間違えずに
弾けるようになっていれば、とりあえずクリアです。

また、別項目で、ドレミは素早く読み上げられるようになっていますか?上記の技術(指リンクと呼んでいます)
とともに、単純に楽譜を見てドレミが素早く判別できる能力の2つがそろわないと初見は出来ません。

音名よみの練習 ド~ド(C3-C4)

メトロノームを60程度でかけ、そちらにあわせて1クリック1音で間違いなく読み上げられるレベルにまでしておきましょう!
60でキツい場合は40くらいまで下げましょう。40くらいでひかかるようだと、まだ覚えていない。。という感じだと思うので、
まずはプリントアウトして毎日1枚程度書き込むようにしましょう。5枚程度書き終えたらまた読み上げしてみてください。

また、60は初見可能というだけの最低レベルであり、本来はもっと上まで可能です。
口の回る限界速度が200程度でしょうか。
小学生だと今までの最高記録が160くらいでした。早く読める事に越したことはないので、より上のレベルを
目指して読み上げも出来るように頑張っていきましょう!



また音階は弾けるようになったら終わり。。ではなく、音程・音色ともに
100点レベルで弾けた!となるには毎日練習しても数か月を要します。
ただ、弾けただけで終わり。。とせずに、毎日しっかりと弾いてより音程よく、音色よく弾けるようにしましょう!

楽譜、および伴奏音源は こちら です。

伴奏音源は低音・高音ともに対応できるようにしてあるファイルになるので、
1オクターブ高い音で流れていますが、そのまま楽譜通りの音高で弾いてください。





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