指番号のつけ方


 指番号のつけ方 です。初期段階の曲(メソード教本1巻 9番の曲くらいまで)を演奏をする場合、
ほぼ1つの音に対して、必ず使用する弦と使用する指が決まっています。

下記をページを参考に、曲の音に対応して楽譜に指番号を振ってあげると初期段階では
演奏がしやすい(進めやすい)でしょう。

また、初期の曲は調号で#がたくさんつく曲が多いため(厳密なドレミではないので)
まずは指番号で考える感じで大丈夫です
※ただし、ある程度したら(5歳以降くらい+教本1巻後半曲に差し掛かかってきて、ハ長調の音階に入るくらいのレベルになったら)
少しずつドレミも意識しましょう。ただ、教本ではほぼハ長調(基本的なドレミ)の曲は少ないので、別の練習として
教本とは離れたもので練習する方が効率がいいと思います。
※それらの練習用楽譜などはハ長調の音階がある程度の人数問題なく弾けるようになった頃、後程作成UPしようと思います

というところで、指番号のつけ方です

指番号のつけ方説明(PDFファイル)


上記を読んで(あるいはプリントアウトできれば手元に紙であると便利でしょう)
音と対応させて指番号を振ってみてください

※指番号のみでは、どこの弦のどの場所を押さえるの?となる場合は、
以下のように色やシールなどを活用してみるのもいいでしょう
練習の工夫 その1 = 指シールの工夫 =



【注意】
最初はおそらく指番号をふって、それを見る、あるいは覚えて弾くのが最も
曲が早く弾けるようになり進むでしょう。が、こちらの指番号のみで演奏していくのは
すぐに限界が来ます。

おおよそ1巻後半に来ると2指位置が2種類の場所を使う曲になります
この程度ならまだ工夫でもどうにかなりますが(片方の位置の方を②と表記するなどで)
さらに進むとすべての指に2種類ないし3種類の位置が出てきます。

そしてさらにレベルがあがると、今まで3指で押さえていた音を1指や2指、場合により
4指で押さえる事になるなど、かなり煩雑になってきて、ここまでくると
指番号を楽譜に振るのみではおそらく弾けません。

なら、指番号で弾き始めるのは意味がないのでは?と思われるかもしれませんが、
指番号は難しいフレーズを弾く際の補助に使ったり、また上級者でもポジションという
技術を使う際に、どの音を何の指で押さえるのか。。というのの表記に指番号を使います。

という事で、全体的に使う事はありませんが、上級者になっても多少指番号は活用します。

ので、初期段階ちょうどいいのでまずは指番号ではじめて、多少指番号にも触れておくと
いい事が多いです。ただし、上記でも言ったように、楽だから。。とずっとそれだけ(あるいは弾く曲全てに毎回指番号をふる)
ような事はしないように、少しずつ下記の他の方法でも弾けるように意識していくといいでしょう

曲の進め方おすすめ方法

(開始年齢にもよりますが、主に1~5曲目くらいまでは多少指番号を使って。。で6曲目くらいからは
多少音も活用してやりはじめて。。楽譜がきちんと理解できるようになるまでは、音と指番号を活用してしばらく
弾いていくといいでしょう。ただしあまりにも読譜レベル(楽譜を読んで弾けるレベル)と、実際弾ける曲の
乖離が起こると、楽譜から。。が面倒で弾けなく(弾きにくく)なってしまいます。主に2巻後半レベル頃になったら
多少ドレミも活用しはじめ、4巻に差し掛かる頃には多少簡単な曲は、音も指番号もなくても
楽譜からのみで弾けるようになる。。くらいだといいでしょう@開始年齢と曲の進みの速さにもよりますが)



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