4指の練習


 小指の練習です。
A線3指レ、A線4指(小指)ミ の音を反復して弾きましょう。


4指の練習 伴奏音源


最初の1週間程度はとりあえず小指を使えるように。。慣れていきましょう(最初、慣れていないと一番効きの
悪い指なのでまずは独立して動かす事自体が、結構人にもよると思いますが、大変になると思います)

少し慣れてきたら3指レの音は最初から最後まで離さないように(ずっと押さえたままで)
弾くようにしてみましょう
※色々理由はありますが、1つとして3指レの場所が取れたらその3指との相対幅を
覚えていれば、シールなどがなくても4指位置が正しく取れるようになったり、トリルという技術を使うようになると、
そのように3指を押さえながら小指のみを動かす技術が必要になる為です。

上記の方法でも弾けるようになってきたら、ごく正しい音程で毎回弾けるように。。を目指しましょう。
また、音程が整ってきたら、左手小指もできるだけ全関節を曲げて丸くし、D線・E線ともに触れないように
弦の出来るだけ真上から指先で押さえるように。。も目標にしていきましょう!

また、小指は生活の中でも一番筋力が付きにくい指です。また、曲にもよりますが、
開放でとる場合も多い理由などもあり、一番曲を演奏している中で使用頻度が低い事が多い指になるため、
4指の柔軟性と筋肉が一番つきにくいです(他の指の筋肉量に置いていかれる事が多いです)

弱くなりがちな指の個別筋肉トレーニング的な意味でこちらは、準備運動として必ず続ける事をオススメします。
小指の柔軟・筋肉を鍛えるとともに、その日の左手フォームの確認をしておきましょう

@以下の頁の⑦のフォームが取れていないようであれば、こちらでも
①~ 順にレベルをあげてフォームを整えていきましょう

左手フォーム

※⑦のレベルに到達していなければこちらの4指の練習に加えて
1指の練習 も続けておくといいでしょう
逆に到達していれば1指の練習は省略してこちらの4指の練習のみにしてOKです


== はじめる時期 ==

A-durの音階が音源にあわせてキッチリと弾けるようになったらメソード教本1巻を弾き始め
てみましょう。 メソード教本で1番キラキラ星から始まり、下記順番通りに来た場合
5番目のロングロングアゴー を弾き始めようか。。という頃にはじめておくと、
8番目の曲(むきゅうどう)に入る際に無理なく入れると思います(小指が必要になる8番に入る頃には
無理なく小指=4指 が使えるようになっていると思います)


小指は使わなくても初歩の曲でしたら演奏可能です。
多少余裕が出来た頃に開始するようにしましょう

TINSの授業では全体レベルを鑑み、時期を見て開始しようと思います



@1巻初期 オススメ順

1 キラキラ星
2 ちょうちょ
3 むすんでひらいて(教本番号4番)
4 かすみか雲か(教本番号6番)
5 ロングロングアゴー(教本番号7番) = そろそろ4指の練習準備をはじめましょう =
6 こぎつね(教本番号3番)
7 アレグロ(教本番号8番)

== 以下は4指の練習を完全に弾けるようにしてから入りましょう ==

8 むきゅうどう(教本番号9番)
9 アレグレット(教本番号10番)





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