楽器の用意・片付け



 楽器の用意(開け方)及び片付け方です


ケースを開けます

ほとんどのセットタイプの楽器ケースはファスナータイプが多いようなので、
上下を確認し、丁寧にファスナーをあけましょう




少し上質なケースの場合、金属鍵などがついているものもあるので、
あればそちらもあけます




弓を取り出します
下記のようなタイプが多いので、縦になっているものを横にパチンと回します

 ※こちらをまわさずに強引にひっぱった子が見受けられたので気を付けましょう。
また、こちらの器具に弓の毛がひっかかっていたら優しく外してください。ひっかかったまま引っ張ると
弓の毛が切れてしまう場合があります。数本なら構いませんが、毎回やっていると毛がなくなってしまいます。
毛が切れてしまったら元のあたりで綺麗に抜いて(切って)しまってください

また、基本的に弓の毛には極力触れないようにしましょう!!
(中間部分を握ってしまうなども基本的にはNGです)
手の油がついてしまい、マツヤニが付きにくくなったり(音が出にくくなったり出なくなります)
よごれて落ちなくなったりしてしまいます。


 ちなみに、片付ける場合、こちらの器具は弓元(持つ方の黒く四角い部品=フロッグ)の方を
とめるように気を付けましょう。弓先ではありません。

また、2つ、ないし4つ弓を入れる場所や器具があるケースもありますが、
こちらは上級者になると弓を複数本所有したり、予備用の弓を入れたりするためのもので、
基本的に1本のみしかもっていない場合、どこに入れても構いません。



弓を張ります



※ 基本的にバイオリンは片付ける時(長時間弾かない時)に上記のネジを操作し、
 弓の毛を緩める事で木の部分の形状その他を保護します。。

が。。3-4歳の幼少期、こちらのネジが硬くてまわせない。。なども目にします。。
また、まわせる事を覚えてしまうとユルユルにまでまわしてしまい、ネジが取れたり
ユルユルの状態で毛を引っ張って抜いてしまったり。。分解して壊してしまう子も見受けられます。。

本来、上質の弓であれば長年使えるように、弾かない時はしっかりと緩めるべき。。ですが、
張りっぱなしにしておいたからといって、即座に壊れるもの。。ではないので
(張りっぱなしの状態で高温な車内などに放置した場合弓の木が曲がりやすくなってしまったり、
弓の毛が傷みやすく。。なる危険が高まりますが。。)

 高まる。。のみで、上記でも言ったように即座に壊れるわけ。。ではありません。。
ので、状況を見て場合により壊れた場合買いなおし(安いものは¥2000くらいです)
も視野にいれられるのであれば、お子様の状況その他を見て、そのまま。。もアリかもしれません。。
@元々弓の毛は消耗品で早ければ半年~1年ほどで交換した方がいいのですが
(その交換料が平均¥6000くらいかかります。。が最近は安いものはそれ以下で弓単体そのものが買えます)
ので、サイズアップする前に1回程度買いなおしをどのみちする可能性が高いので。。という事も含め。

ただし、かなりパンパンに張った状態で数時間放置は即座にダメージも考えられるので、下記を参考に
適量程度~少し緩めくらいを意識はしておいてください。
また、上質な弓(単体で3万円以上するようなもの)や、5歳以上くらいになれば
それらの作業に危険は伴わなくなると思うので、そのくらいからはこの作業を必ずするようにしましょう。
@弾く時に張り、片付ける時は緩める

または、3-4歳のお子様は、ご自宅では親御さんがご面倒なければ手伝ってあげていただければ。。と思います。


注: 張る強さですが適量。。というかがあります。
MAXまで(ネジがきつくなるまで)巻いて張るわけではないので気を付けましょう

 個人の子にはおおよそ中間部に鉛筆1本が通るか通らないかくらい。。と教えています。
真ん中に鉛筆を差し入れてみてストンと落ちてしまうようなら張りすぎです。
逆に鉛筆が挟まれて固定されるようでしたら張りが足りません。

また、張れないぞ?その他弓に関するトラブルが懸念されるようでしたら
こちら その他を参照してみてください。


また、詳細は、こちらの動画が丁寧かなと思います

https://youtu.be/dXT6f0Sp0Gs?t=75

1:15 あたりから 3:00 くらいまで。
その他の部分にも片付け方や注意点があるのでよければ全体も見てみてください



マツヤニをつけます

こちらは別項にて説明します

= 松脂の塗り方 =


 上記にも書いてありますが、こちらも3-4歳のお子様は自分でつけさせると
落下させて破損させてしまう事例がよく見られるので。。
基本的には保護者様が手伝ってあげていただければ。。と思います。
同じく5歳以上の子は自分で出来るようにしていきましょう!



楽器を取り出します  マジックテープや紐でネックを固定するものが多いので
マジックテープその他を外します




肩当をつけます 

※肩当は基本的に5歳以上の子~ でいいかなとも思います。
また、必須の作業ではありません(つけない人も居ます)

それも詳細は こちら を参照ください



調弦します

チューニングについて


5歳以上の子は毎回、全弦きちんとあわせるようにしましょう。

3-4歳の子もできれば上記のようにした方がいいですが、進度によって
構えやフォームのみを学んでいる時期は多少省略、または1弦のみを使って練習している時期。。
などは使用する1弦のみなどでもOKです。。が、すぐに全弦使うようになると思うので、
調弦についても早めに意識しておきましょう


以上で準備は終了です。手順が多く面倒ですが、自然と出来るように頑張っていきましょう!


====

片付け方

基本的には上記と逆順でやる。。感じですが、少し追加・注意事項もあります

 弦の上に付着したマツヤニの粉を楽器クロスや眼鏡拭きなどの布で拭きましょう
※こちらに残った松脂が温度で溶けこびりつくと音が悪くなる事があります

楽器本体についた松脂などもできれば拭きましょう

また、弓の木の部分も毎回拭くときれいな状態で長く使用出来るでしょう
また、フルサイズ(=大人用楽器=中学生前後くらいに到達する子が多いです)
の楽器になったら、基本的に数年~一生使い続けられる事になるので、丁寧に
毎回掃除するようにしましょう。バイオリンは大切に使えば値段に関係なく、数十年~数百年使う事が出来ます

肩当を付けていた場合は外してケースの隙間に入れます
※小さいサイズ楽器でケースも小さい場合少しキツくなる場合がありますが
折りたためる場合は折りたたんだりし、うまく隙間に入れ込むようにしてください。
肩当をつけたままケースに入れて勢いよくフタを閉めたりすると楽器にダメージを与えますので気を付けてください。

楽器をしまい、ネック部分にマジックテープや紐で固定できる場所があれば固定します。



弓をゆるめます ※上記の用意する時の項目をお読みください
こちらも弓の毛がバラバラになるほど緩めなくて大丈夫です。
多少弓の毛のまとまりがなくなってきたかな?くらい(弓の木の反りがもう変化しなくなってきたくらい)
までゆるめればOKです。緩めすぎるとネジが取れる事があるので緩めすぎにも気を付けましょう




上記止め器具部分に弓元を差し込み、器具を回転させ縦にします
※上記のような状態になっていればOKです

弓先の方を止めてしまわないように気を付けてください。
また、楽器ケースによっては先端を保護するためにカバー等がついているものもあります。
その場合はカバーの中に先端を差し入れるようにしましょう。
また下記のようにマジックテープ式だった場合は下記のようにとめましょう。




カバー布がある場合布をかけ、やさしくフタをしめてください。
(何かひっかかるようだったら再度あけてどこかがぶつかってないか、肩当がついたままに
なっていないかなどチェックしましょう。また、弓の固定具を縦にせず閉めると弓が楽器本体に落ちてきて
傷つける場合があるので気を付けましょう)

ケースのファスナーをしっかりと端までしめましょう!

@個人の子でこちらを忘れて背負ってしまい(さらにネック部分をとめていませんでした)
楽器が落ちてきてしまい、完全に壊してしまった子がいました。。きちんとしめられているのか
確認してから持ち上げたり背負ったりするように きっちり必ず確認! しましょう




TOPページへ


















close