Roseクラス

 ご挨拶



6/30


6月から全員、基本音出しや曲のレッスンに進んでいます。

基本的には基礎の開放弦、あるいは1指の練習


音を出しましょう!(開放弦)その1(E線開放弦)

指で押さえて弾いてみましょう その1(1指の練習・E線1指)


一部進んでいる子は曲 (メリーさんのひつじ・かえるのうた・キラキラ星)に進んでいます

2指の練習その2 (メリーさんのひつじ A線版)

かえるの歌より抜粋 (開放、1指、2指、3指を使ってメロディを弾く)

キラキラ星


ただし、音出しのレッスン項目レベルに進んだため、以前より1対1で丁寧に
時間をかけて楽器の開け方や待機の姿勢を見る時間があまりなくなってしまっています。
(一応全員合格はして次の項目に進んではいますが)

ですが、年齢的に少し忘れてしまったり。。もあると思うので、できるだけご自宅で
あけかた・待機姿勢・構え などの項目を確認復習・練習・チェックするようにしておいていただければと思います。


また、音出しとはいえ、バイオリンは左右の手でかなり別の動きをしなくては綺麗に音が出ず、またそれぞれの項目に
かなり気を付ける点が多く、いきなり両手で上手に。。は難しい年齢だと思います。

また、曲の項目が進んだりした場合も同様です@左手の動きが難しくなって、急に右手(弓)が動かなくなるなど

最初は、うまく両手が連動できない場合は、右手の弓の動きだけ保護者様がサポートしてあげる。。として
しばらくして両方の動きに慣れてきたころに1人でやる。。とするといいでしょう。

また、待機姿勢から構えた場合、両手がふさがっているため、年齢的にもまだ弓をきれいに持てないと思われます。
ある程度の構え姿勢までは自分でやれる子が多いと思いますが、構えたあと一度弓を持ってあげて、きれいな形で
持ち直させるようにするとフォーム習得に最善なので、できるだけそのようにしてあげてください。

以前やっていた復習項目、または予習項目は以下からお進みください


 ==  LV 0  ==

弾く前の段階になりますが、まずは楽器の開け方・壊さない持ち方・待機の方法なども
非常に重要です。すぐに音を出したい!曲を弾きたい!となると思いますが、
まずはじっくりと準備の仕方などを出来るようにしましょう!


・準備(楽器の用意・片付け)

・マツヤニのつけ方

・肩当について

・待機時の姿勢




== 弓(右手)フォーム ==

・弓の持ち方



== 楽器(左手)フォーム ==

・楽器の持ち方(初期段階)




 ==  LV 1  ==

こちらでは、まず開放弦といわれるVnの基礎となる
左手を使わず右手のみで音を出す練習をしましょう。

いくら左手が上手に動いても、音を実際に出しているのは右手(弓)です

また、楽器を持ってすぐ 曲を弾きたい! となったとしても
目的の弦にあたっていない、または指を使わない状態である程度綺麗に
音が出ないのであれば、そもそも絶対に曲も弾けません。

また、音大受験生などのプロになるレベルの生徒さんも数多く受け持ちましたが、
それらのレベルの生徒さん(いわゆるすでにプロレベルの協奏曲などをある程度のレベルで
弾けているような状態です)でも、開放弦の練習をします。
(弓の動きはどうか、理想的に動けているか、綺麗な音が出ているかどうかのチェックを必ずします)

簡単じゃん!と軽視せずに、まずはしっかりと右手の動きを確認しましょう!
また、こちらの開放弦の練習はLVが上がったとしても1-2分程度は準備運動のような感じで
毎回楽器を持ったらするようにクセづけるといいでしょう。

どんなに上手な子であっても 「すごく上手になりたいです!教えてください」
とプロに見てもらったら、開放弦の弾き方であっても色々と指導を受ける事でしょう
(もういう事ないよ。。というレベルの子はほぼ居ないといっていいです)

しっかりと頑張っていきましょう!

まずはE線といわれる一番細い線を弾く練習がいいでしょう。
(構えて自分から見た時、左隣にしか弦がないので一番音が出しやすく、
また弾きやすいです)

音を出しましょう!(開放弦)その1(E線開放弦)

 まずは、一番簡単なこちらの弦を綺麗に弾けなければ曲は弾けません。
特に初期段階・幼齢期は、はじめの頃は別の弦の音を出してしまったり、
ギーギーと弾いてしまったりすると思います。

辛抱強くまずはこちらの目的の1弦をある程度の時間と集中力を持って
正しく弾けるように頑張っていきましょう!



上記のE線が他の弦などの音を一切出さず弾けるようになったら
隣のA線の音を弾いてみましょう!

こちらはE線と違い両隣に線があるため、目的外の弦の音が出てしまいやすいです。
(E線を弾くより少し難しいです)頑張っていきましょう!


音を出しましょう!(開放弦)その2(A・D線開放弦)





 下記はどうしても難しいようであれば省いてもOKですが、
初期状態で全ての弦を弾けるように。。または名称を覚えられたらかなり
以降の曲が進めやすくなります。特に現在5歳以上~ などであれば出来ると思うので、
そちらの年齢の子は必ず、それ以外の年齢の子でも出来れば通っておきましょう!

全弦を弾いてみましょう(GDAEの練習)



 ==  LV 2  ==

こちらのレベルでは左指を使って(押さえて)音程を変える初期練習をしてみましょう
1指(人差し指) 2指(中指) までの練習です

指で押さえて弾いてみましょう その1(1指の練習・E線1指)


幼齢期の生徒さんは急に両手。。となると戸惑って弾けなくなる事も多いです。
その場合は上記のページに詳しくありますが、まずは弓の方は保護者様が動かしてあげて
左手のみに集中してやってみる、あるいは両方を少し手伝ってあげる。。
など工夫するといいでしょう。たったこれだけの事ですが、Vnでは結構覚えるのが大変です。
こちらもじっくり行い、伴奏音源にあわせてタイミングよく問題なく弾けるようになるまで
辛抱強く頑張っていきましょう!


同じことをA線でやってみましょう

指で押さえて弾いてみましょう その2(1指の練習・A線1指)

こちらもLV項目が上がったとしても左手フォームの練習に同じく1分程度なので
そちらのフォーム確認練習に必ず続けるといいでしょう。

その場合は、こちらのA線版がオススメです。



上記2つが問題なく弾けるようになったら2指(中指)も使って弾いてみましょう
開放・1指・2指 が使えればごく簡単なメロディを演奏可能です。

こちらを弾いてみましょう

2指の練習その2 (メリーさんのひつじ A線版)



余裕があれば。。また、人により伴奏音源などがあった方が
楽しそうだ。。などあれば下記もやってみてもいいでしょう

2指の練習(E線開放・E線1指・E線2指を使う練習曲)




 ==  LV 3  ==

 3指(薬指) まで使って弾いてみましょう!
また移弦(弦を変える)もこなしながら弾けると、
このレベルでは徐々に簡単なメロディが弾けるレベルになってきます。
(最低限A・E線の切り替え、および1・2・3指を自在に動かせれば
ある程度の曲が演奏可能です)

しばらくはこちらの技術をあげていって、色々な初期レベルの曲を
楽しんでいきましょう!


まずはこちらでA線・E線で3指まで使って弾いてみましょう

かえるの歌より抜粋 (開放、1指、2指、3指を使ってメロディを弾く)


問題なく3指とも動くようになったら、こちらの段階から
年齢や得手不得手、好みの違いによりベストな練習が少し変わってきます。

基本的に演奏本番前などの時期以外は個人レッスンを出来るだけ取り入れ、
現状の技術を判断し、的確と思われる練習を指定していると思うので、そちらの練習をしましょう



多少つまらない練習であっても耐えられる!また上達時間を短縮したい場合
下記の音階に進むといいでしょう

また、幼齢期の場合は出来るだけ楽譜などを見ずにシールの方を見て
しっかりと正しい場所を押さえる。。練習がベストになるため、
こちらの音階はほぼ楽譜を見ずに弾けると思うので、耐えられるのであれば
こちらの音階に進むのがベストです

 Adur 1オクターブの音階



ここまでの到達には、結構時間がかかってしまったと思うので、早く曲が弾きたいの!
音階などより曲の方が嬉しいので練習時間があがる!などの場合は
以下の2曲に進んでみましょう

キラキラ星


キラキラ星が弾けるようになったらこちらの曲に進んでみましょう!

ちょうちょ



また、こちらのレベルに到達した子は、そろそろ左手フォームの練習に入りたいところで
幼齢ですが、以下の手放しの技術が欲しいところです。
少しずつ頑張ってみましょう!

・楽器をアゴで挟み込む(左手を放す)




=== 過去のレッスン内容ご報告抜粋 ===

3/2 プレのRoseクラスレッスン開始しました。
 すぐに音を出して!と進めてあげたいのですが、レッスン形態の都合上、
早めに自分で楽器を用意し、お名前を呼ばれたらきちんと楽器を壊さない形で
きちんとレッスン場所に来る。。が出来ないと、効率が悪くなるので
しばらくは、そちらのレッスンを開始するための楽器準備その他の勉強時間になると思います。
ご了承いただければと思います。

ただし、少しずつ構えたり音を出したりもできると思います。おうちでも下記を読んで、まずはしっかり構えて
音を出してみる。。なども是非練習開始してみてください^^
予習で進めていると、かなり以後の個人レッスンで順調に進められると思います。



3/2 : レッスン内容

 プレでRoseクラスへあがっている子たちのレッスンを開始しました。
まずは、安全な空け方、それに楽器の調整と、しばらく基礎で使うためのシールの追加、
楽器の初期セットアップ(調弦をして、弓のセットアップをし、音が出る状態)にしておきました。

但 : Vnの調弦は、すぐにくるってしまうものです。特にケースごしとはいえ、落としたり
ふざけて弦を触ってしまったりする幼少期は、数十分でくるってしまう事も多いと思います。
いきなり全弦を調弦。。は親御さんも慣れていないと大変かと思いますので
@調弦は下手に曲を弾いたりするよりずっと難しく、また結構な力も必要とします。
正直年齢的に自分で。。は教えてもかなり難しいと思います@最低でも年長さんくらいにならないと、
なかなか自分で調弦は一般的には出来ない事例が多いです。
ので、お手数をおかけいたしますが、しばらく(2年くらい)は出来れば
ご自宅で練習する際は、保護者様が調弦作業をしてあげていただければ幸いです
@まずは1弦のみを使って練習を開始しますので、使用する1弦(E線)のみでも構わないので
音程感を養うためにも、できるだけきれいな音にセットしてあげていただければと思います。

調弦(チューニング)





 4/20
ほぼ全員の楽器が揃い、セッティングも終了し、Roseクラスの
本格レッスンが揃って開始になりました。

 音だしに進めるようになってきた子も数人出てきました。

@本来、楽器を大人が用意してあげて、持たせてあげて。。とすれば
ある程度すぐに音だしレッスンにも進めるのですが、どうしても集団レッスン。。という
形態の都合上(下記は下手に音を出したりする以上に難しい事ではあるのですが)
講師や担任の先生が楽器を用意したり片したり。。持たせてあげたり。。をしていると、それだけで
レッスン時間が終わってしまいます。。@毎回手伝ってあげたい気持ちはあるのですが、
手伝ってあげてしまうと、いつまでたっても1人で出来るようになりません。。

という事で、 「楽器を自分であけて用意し、ある程度の形で持てるように」 なるまで、
基本的には音出しのレッスンには進めません。。

基本的には、まだ何人もで並んで何十分という長い時間おしゃべりせずに立ち、
言われたようなフォーム、形を守りつつ、ずっと集中して練習する・・

というのは少し年齢的に難しいので、基本的には来年までの1年間は少し時間は短くなってしまいますが
こちらの学年は、基本的にマンツーマンの1対1でレッスンをしようと思っています。

というところで、進度により個別に内容を変えたレッスンになっています。
現在、主に下記のような2項目の内容をクリアした子が音出しに進んでいます。



① 自分の楽器を自分であけて、乱暴に扱わず丁寧に正しく楽器を出し入れできるか


② 気を付けの態勢が正しくとれるか
 ・待機時の姿勢



まずは ① は、楽器のチャックをあけるところにはじまり、しっかりと楽器を取り出し
その後、しっかりと壊さないようにケースにしまえるまで。。を手助けせずに出来るかどうかです。

おそらく、保護者さんはついつい手伝ってあげたくなってしまう。。かもしれませんが、
学校の授業では基本的に自分で用意をしなければいけなくなります。

手伝わずにしっかりと1人で用意が出来るか、また出来るようになるまで頑張っていきましょう!
@現在まだ人によりレッスン開始1ヵ月未満ですが数回丁寧にレッスンをしたところ8割近くの子が1人で
きちんと出来るようになっています。頑張っていきましょう!

・準備(楽器の用意・片付け)

 @上記ページの中の、 弓を張る・マツヤニを塗る・調弦する は年齢的に難しいと思うので、
こちらは授業中は講師がやります。それ以外の部分が出来るように頑張っていきましょう!
また、今のところ全員ケースはファスナーでの両開きタイプのようです。

一応決まりではありませんが、楽器を開けようとしたとき、どこにチャックがあるか分からなくならないように、
また片方のみ(1回の挙動)で閉じるクセをつけると、万が一閉じ忘れた時、楽器ケースがあいたまま
持ち運んでしまいます。そうすると、おそらく床に楽器をたたきつける事になってしまい(ケースから楽器だけが落ちる)
こちらをするとかなりの確率で楽器を破損させます
@最悪の場合、修理に新品の楽器を買うより高いお金がかかる事になります

それらを防止する為、一応TINSではファスナーは左右とも正面(真ん中)で止めるようにし、左右対称に
閉める(2回しめる動作をする)ようにレッスンしています。

ご自宅でも出来るだけそのようにいただければ幸いです。

4/20 現在、7-8割くらいの子はこちらが出来るようになってきました。



② こちらは正直年齢的に結構難しいと思います。。が、壊さず丁寧に運べるように、
また学校ではレベルがあがってきたら、お名前を呼んでレッスンをする場所まで
来てもらえるとしっかりと時間をかけて演奏のレッスンが出来ます
(逆にそれが出来ないとなかなか演奏のレッスンに進む時間を作れない)

という事で、非常に難しいかと思いますが、まずは演奏する前にこちらの態勢が
(特に左右間違えず)とれるように頑張っていきましょう!

待機時の姿勢

上記ページの一番下に練習のコツをのせておきました!
どうしても左右間違ってしまう。。などの子はこちらを参考にしてみてください!


・・とはいえ、完璧に100%毎回間違えずこちらの形を取れるようになるまで。。は比較的難しいと思います。
ある程度許容し、次の学年にあがる頃までには100%間違えないように。。出来ていればとは思いますが、

現在2-3割の生徒さんがすでにこちらの形で間違えずに持てるようになっています!
@みなさん頑張っていますね!

決して出来ない事ではないと思うので、難しいですが頑張っていきましょう!


楽器をあけてね。。でしっかり丁寧に用意が出来た。。そして「立ち上がって気を付けの正しい形で
楽器を持ってね」 で上記の姿勢が取れた子には、少し音出しのレッスンを開始しています。
@気を付けの形が出来なかった時はもう一度正しく持つレッスン内容になります

まずはこちらの2つを頑張っていきましょう!


また、大人が用意してあげれば音出しも少しずつ出来ると思います
(4/20現在ほぼ全員の手持ちの楽器のセッティング(音が出るようになるまで)には
してあると思いますので、メインは上記2つの項目の練習をしてもらえれば。。と思いますが、
時間に多少余裕がある。。まだ少し頑張ってくれそうだ。。などの場合は、少しずつ音出しの
予習も進めておくといいでしょう)

@調弦のみは、ケースごととはいえ落下させた場合。。また乱暴に楽器をつかんだ場合。。
それらをしていなくても温度変化などで場合により30分程度で弦のチューニングはくるってしまいます
=そういう性質の楽器です

ので、場合により調弦は微妙になっている事があるかもしれませんが、レッスン時、出来るだけ
調整するようにはしています。ご了承いただければと思います。

音出しはまずは下記のE線をやってみるといいでしょう

音を出しましょう!(開放弦)その1(E線開放弦)


とはいえ、年齢的にまだまだ自分だけで綺麗な音を出すのは難しいでしょう。

なので、しばらくは両手ともに手を添えてあげて、保護者さんが少し弓に手を添えた状態で
動かしてあげて、このくらいのスピード・力加減で動かすと音が鳴るんだな。。

というのを辛抱強く覚えさせてあげるのがいいかなと思います。
(またテンポを守って音源にあわせて。。などはまだ難しい子も居ると思うので、
ある程度のレベルになるまでは、伴奏等を使わず、ただ音を出すだけ。。でもいいでしょう)

そして、ちょっと慣れて来れたかな?と思ったら自分で弓を動すように促してあげましょう!
乱暴にせず音が出るようになってくればベストですね^^

※この時、少し危険なので、楽器の方はまだ保護者さんが少し支えておいてあげるといいでしょう。

ヴァイオリンはまずきれいな音を出すまでだけでも、非常に手順が多くまたコツも必要で
難しい楽器ではありますが、辛抱強く少しずつ頑張っていきましょう!







TOPページへ