ひっそりやります暇つぶしのコーナーでございます。
第一弾の今回は、M☆ってバンドのベーシストTヒポにシールドを作るのです。 前々から作りたいと思ってて、T君がシールドを買いたいと言ってたので、 いい機会だと思い、「こんなんあるよ」とそそのかして作る事になりましたと。笑 今回使う線材はBELDENの8412。 サウンドハウスで購入。\530-/m。プラグはスイッチクラフトの280。\250×2。 配送料等を除けば3000円ちょいで済むので、売ってる物を買うより安いのです。カコイイ 以前借りて使わせてもらった事があるんですが、その時の印象は"癖がなく、ローミッド寄りで、音が太い"。 ってな印象でございました。が、まあその辺は全くの主観なのです。 その時はギターで試したんですが、ベースの方が合うかなと。ストラトに使うとレンジの広さが仇になると言うか。 まぁインプレはT君にしてもらうとして、とりあえず作ってみます。 |
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pic1 | pic2 |
まず被服を剥く。カッターで切り込みを入れて引っぺがす。中の線には傷が付かないように。
被服を剥くと紙とか糸の絶縁物が出てくるのでそれを切り取ると、pic1のような金属の網線が出てくる。 で、網線をバラバラにほどくと、pic2のようになり、中から細かい糸状の絶縁物が出てくるので切り取る。 写真のように網線を広げてやると切り易い。シールドは切らないように。切ったらどうあかんのかは知りませんが。フフ |
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pic3 | pic4 |
絶縁物を切り取るとなかから芯線が白と黒の2本出てくる。オートードージョー
で、さっきバラした網線をねじって1本の芯線のようにしてしまうとです。(pic3) そしてそれをマイナスの端子(pic4右側)につけ、白と黒の芯線は、被服を剥いた後まとめてプラスの端子につける(pic4左側)。 つける前に網線と芯線に予備半田をしてやるとこの作業がやり易いし、半田をつけ過ぎる事もないのです。 半田をつけ過ぎないってのが俺のポリシーなので(人生においてはいらんポリシー)俺は予備半田派。ナンダソレ そして絶縁カバーをつけ、プラグカバーをつければ完成。 もう1方を作る時、絶縁カバーとプラグカバーを先にケーブルに通しておかないと後で痛い目に合います。アエ |
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完成 |
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なんかかっこいい。自分で作るとなんだか気分もいいね。
実はこの8412は2種類作り方があって、今回の作り方と、もうひとつ、方向性を持たせる作り方もあるのです。 作り方は、網線をバラして白と黒の芯線が出た状態で、片方の芯線の被服を根元から剥く。 そして、網線でその芯線を覆い、マイナスの端子につけ、もう片方の芯線をプラスの端子につける。 これで片方は完成するのですが、もう片方は、網線を全部切り取って、端子にはつけない。 で、あとはもう片方と同じように芯線をつける。これで方向性のあるシールドができるのです。 こうすると、外来ノイズに強く、高域の劣化を抑えることのできるシールドができます。理屈はわからません。ヘヘ ちなみに網線を切った方ギター側。網線を半田づけした方がアンプ側です。反対につけると意味がないです。 今度はこっちも試してみようかな?なんて思ってたり思ってなかったり。まぁまた暇ができれば。 それではT君に使ってもらったらまたインプレを書きたいと思います。 よい暇つぶしになりました。お疲れ俺。 つづく。ノカ? |