ヤクザ石日記 「外国人」薬瓶

地元には、外国人がたくさん住んでいる。

フィリピン人、タイ人、韓国人、スリランカ人、ロシア人、ブラジル人、ネパール人。たまに見かけるのが、フィジー人、ペルー人、台湾人、インドネシア人、ガーナ人。
いちばん見かけるのが、日系ブラジル人とその親戚のブラジル人。工業団地の部品加工の工場や食品加工の工場で働いている。彼らの生活に欠かせない商品を販売しているブラジル人の店も4、5軒あるし、カフェもある。
日本人はそこにあまり行かないが、オレはたまに出向く。ブラジルのTVのサッカーのヴィデオ(海賊版)を借りたり、パンを買ったりする。

仕事柄彼らと話す機会があるが、感心するのはみな日本語をよくしゃべること。そりゃ、うまい人と下手な人いろいろだが、”郷に入れば郷に従え”なのだろう。
以前、バングラディッシュ人の日本語が茨城弁(たぶん上司の影響)だったので、おかしかった。もし、東京にでも出向いたら通じないだろう。ガーナ人も陽気で、顔をクシャクシャにしてよく笑う。
街でイラン人とフィリピン人のカップルを見かけたことがある。彼らの会話に耳をそばだてたら、共通言語の日本語だった。
彼らと話すときはなるべく身振りを交えた”片言の日本語”にしている。はっきりと、ゆっくりと。熟語は極力使わない。

日本は不況が続いている。いいニュースもない。それでも、外国人は仕事を求めて日本にやってくる。
ただ、フランス人やイギリス人はいない。少なくともウチの町には。

職場に来る外国人は日本の薬を信用している。
彼らが病院に行かず、なぜ市販の薬を利用するか?それは健康保険に入っていないからだ。

日本に来て、喘息を悪化させたり皮膚病になったり鼻炎になったり、いわゆるアレルギー症状を起こす外国人が多い。それと、腰痛や筋肉の慢性疲労。重労働がたたっている。でもたまに里帰りしても、外国人はまた仕事を求めて日本にやってくる。

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