トップページへ

邪悪な炎に身を焦がし


まぁ、気ままに書いてみよう。というか、この音楽の原作者はKin'sRooさんであって、作品の持つ世界観については彼に聞いてほしい。

自分はなにをやったかというと、一番目に付くのは“変態イントロ”と転調を含めた“急展開フレーズ”。あとオルガンソロ、ギターソロ、サックスソロなどなど。
細かいところを挙げるとキリがないが、コードの修正、ピアノのベロシティの修正や定位、空間処理、ドラムやベース、鉄琴のフレーズ追加など、、、。

原作の世界観を維持し、しかも自分なりの主張も加味する−そのさじ加減は、結構神経を使った。

Kin'sRooさんも述べているように、この歌のテーマは“男の心の闇”。なかなかヘビィなものだ。主人公は狂気スレスレだ。ややもすると、法を犯すかも知れない。
しかし、それは純粋な真心と表裏一体なもので、甘美な世界でもある。だから、(詞にある)主人公の想いを、音楽として昇華させることによって、一見アブナイ世界であっても聴き手に共感を覚えさせることが出来る、と思うのだ。

テンポは原作よりもやや落とした。

2002.7.24記

HIRO版ウンダラ制作記録へもどる
トップまでもどりたい