楽しくやれれば、それはそれだけでも、かまわないのだ
しかし、やるからには、あるところまで到達したい、そう考えるのは当然だ
もし、時間に余裕があるか、若しくはこの3年目の誤算をもう少し理解したいなら
まづ、第14話＜桃栗3年柿8年 雪の上にも・・・＞を先に読んで頂きたい
もちろん、この話だけちょっと読んでみるのも、貴方の自由だ、、。
＜順応性＞
人類が、短い時間でここまで地球上で繁栄してきた理由、特性のひとつに
環境、その他への順応性に優れていること、、、それがあるんじゃないだろうか
例えば、恐竜達や、絶滅してきた生物たちは、その特性が乏しかった？違うだろうか、、。
しかも、人間の中で、特に日本人は雑食性でもあり、過去の敗戦国民でもあり、かなり強い人種と言える
さて、ふと自分に目を移してみると、どうだろう？
人間には、秀でた部分と、劣った部分があるのは当然だ
振りかえると、ボクの場合、順応性が、他人より大きく欠如している >_< ん〜問題だ
しかも、自分のポリシーのひとつに、「順応性より独創性！」まで言ってるくらいだ
どんどん変わる時代、価値観、、、
スピードを増した日本、世界の動向に、まるで順応していない、もしや？
言葉を変えれば、古臭い、頑固、えっ、まさか、そんな筈では、、。
＜天からの声＞
何かをやり遂げたいなら、100％の努力をしなければ意味がない
80％の努力では、何もうまれてこない、、、（Tの皆氏）
とんかく毎週土日、全ての土日
行けない理由を自分で作ってはいけない、、、（とあるHP）
期間と目標を決めて集中的に練習することで
すばらしく上達するところを見た、、、、、、、、（Dざ氏と我二男）
これらの理由を、自分自身に毎日言い聞かせた
始めた年齢が遅いので、早く追いつきたいと焦っていたのも確かだ
やるなら今しかない、自分が決めた目標に潰されそうになるほどだったのかもしれない
家族に少し迷惑をかけたと言ったが、少しではない、多大な迷惑だったのか？
全く自分勝手で、ワガママで、やりたい放題の馬鹿な男
風船がパンパンに張り詰めたような、、、
糸がピンピンに張り詰めたような、、、
そんな状態で、春を迎えたに違いない、、。
そんな状態で、シーズンを終えたに違いない
レーシングカーだってそうだ
ほんの僅かの遊び、余裕がなければ、早く走れない
今まで、走り始めたらどんなに辛くとも、休むのは嫌だった
自分に負けたと認めるのが嫌だった
最期までやり抜かなければ、自分で自分を許せない
それが、所謂、余裕のなさだったのだろう
時には、疲れたら休めばいい
スピードを少し緩めればいい
立ち止まったって、、いいじゃないか
やり遂げられなくたって、、、まぁいいじゃないか
今の年齢や、残された時間、そんなものに操られ
自分を、ずいぶん追いこんでしまっていたようだ
春、シーズンが終った頃から別の原因で過大なストレスに見舞われた
いや、そのストレスこそがスキーから来たものだったのかもしれない
原因を別のもの、別のことに
勝手に、都合のいいように摩り替えていたのかもしれない
2003/10/10
ボクの会社の窓から見える解体中のザウスに3基のクレーンがまるで3年目のボクを象徴するように、当てが外れ時代は変わる