題無し


切なげな君の声を 聞いていると僕まで

やるせなく生きてゆく 術を見失しないかけた

強がりばかり云ってた君も 夜毎涙流すだろう

泣いてばかりの青春に サヨナラを告げたいさ

醒めきったその眼差しで 見れば灰色の街さ

人生に迷って歩く ‘薄化粧の天使’さ

 


水割りのグラスの中で 踊る君の姿

危なげで見ちゃいられないさ 千鳥足の心

隙のあるオンナはどんなオトコも 一度声をかけたくなる 

陰りを秘めた唇が 闇の中で微笑む
                       はだか
恋をする為生まれてきた 君の衣装は裸体

夜に咲きオトコに夢売る ‘一輪差しの薔薇’さ

 


いくらでも自由に生きりゃいいサ そして僕にも愛をくれ

心のままに生きて散れ 華高く美しく

でもいつか気付く日がくるさ 恋はウイスキーより苦い
・ ・ ・ ・
シアワセって言葉追いかける ‘ただの女’になるさ