ボーカル処理の手順

.ディエッサーで、サ行(歯擦音)を、取り除く

.Volumeオートメーションで、音量調節

.ピッチ修正

.EQで、音質調整

.Compressorで、パンチ感を出す

.EQで、音質微調整

.センドで、リバーブ、ディレイを、掛ける。

.ディレイのVolumeオートメーション



ボーカルは、他楽器より、作業手順が、多いのですが、これらを、しっかりすると、

非常に、楽曲の出来が、目に見えて、良くなりますので、楽しい作業でもあります。

ぜひ楽しんで下さい。


それでは、

.ディエッサーの使い方から、説明致します。


ディエッサーの使い方は、シンプルで、サ行の音だけ、小さくなるように、

周波数を移動させるだけです。


.Volumeオートメーション


聴感上、音量バランスに、違和感がないように、Volumeオートメーションを、書きます。

基本は、Aメロ、Bメロなどの各ブロックでの音量差を、縮める事です。


.ピッチ修正


ピッチ修正ソフト、または、プラグインで、ズレたピッチを補正します。


.EQで、音質調整


パンチの弱いボーカルは、250hz当たりを、ブースト。

輪郭が、はっきりしないボーカルには、1000〜4000hzを、ブースト。

ボーカルの位置を、近くにしたい時は、320hzあたりを、ブースト。


あとは、ボーカルの200hz以下を、EQで下げ、他の楽器と、馴染ます。


.Compressorで、パンチ感を出す。


アタック30ms リリース300ms レシオ2.5で、パンチが、出る所まで、スレッショルドを、

下げて行く。


.EQで、音質微調整


.センドで、リバーブ、ディレイを掛ける。


.ディレイのVolumeオートメーション


ディレイのVolumeオートメーションを書きます。

基本は、ボーカル歌っていない部分のみ、オートメーションを、書きます。

書き方は、ジャンルによって、違います。


クラブミュージックでは、ディレイ音が、長く残るように、オートメーションを、書きますが、

POPSなどでは、ディレイ音が、自然に消えるように、オートメーションを、書きます。


以上です。





今回のコラムは、どうでしたか?


参考になれれば、幸いです。


From _Sun


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