Kickの美味しい周波数成分が、どこにあるか、しっていますか?
低域200hz以下? それだけでは、ございません。
今回のコラムは、200hz以上の周波数の美味しいポイントを、解説させて頂きます。
それでは、解説致します。
300~600hz
この周波数は、ブーストすると、もこもことした音になるのが、特徴です。
ただし、音の輪郭の大きさ、アナログ感が、この中に、詰まっています。
輪郭が、小さいKickは、この帯域を、ブーストしてみてください。←もこもこ注意
800~2000hz
この周波数は、上物の楽器が、強く出てきます。
Kickのこの帯域を、ブーストすると、上物楽器とぶつかり、輪郭が、ぼやけます。
基本は、この帯域は、ブーストしません。
2000~4000hz
この周波数は、スネアのアタック音が、多く含まれています。
ただし、Kickにとっても、美味しい音が、含まれています。
Kickを生かす時は、スネアとぶつからない程度に、ブーストしてください。
4000~7000hz
この周波数こそ、Kickのアタック音、存在感を出すのに、適したポイントです!
存在感のないKickは、ここを、ブーストしてみてください。
ひと味変わります!
8000hz以上
Kickにとって、あまり左右しない周波数だと言えます。
触らなくてOKです。
以上です。
今回のコラムは、どうでしたか?
参考になれれば、幸いです。
4000~7000hzは、ぜひ、覚えておいてください。
きっと、役に立ちますよ。 From _Sun
下は、私が、作曲、編曲、MIX、Masteringを、手掛けた作品(ジャンル:House)です。
良かったら、聴いてみて下さい。