Band Introduction

spell[Ё]den スペルエデン。兼ねてからの盟友でもあり、ロックバンド「ロザリー」で志を共にしたギターのkとドラムのchaiyaを中心に2000年結成。ライブをメインに活動を続け試行錯誤を繰り返し、ハードロックを基調としながらもメタル、プログレ、モダンヘビネスなどが巧みに融合しあい、バンド独自の雰囲気を醸し出す原点が生まれる。
その後何人かのメンバーを迎えるも人間性・音楽性の不一致から多くのメンバーチェンジを繰り返しバンド活動は起動に乗らなかった。バンドは危機的状況に陥る。
そんな中、kとは長年の友でも有り、互いに畏敬の念を払いあっていたNARUHIKO(ex-カ・オ・ス-)が「鵺」と表記を改め参加を決定に。一癖ある元来のスタイルに鵺の独創的な声・アイディアが加わりバンドはさらにパワーアップする。
しばらくはその3人で活動を続けていたが、やはり3人からか音楽に対して限界を感じ、情熱すら薄れ掛けていたその時だった。運命に導かれたかのようにベースとしてライブ経験が豊富なDIE吉、激しいリズムリフを主体とした7弦ギタリスト、STEVENの下手隊が加わった。ここに日本でも屈指の異端児バンドであるスペルエデンが完成する。

通俗的な音楽が氾濫する現代において、「何のために生きるのか」というテーマのみならず「何のために死ねるのか」という重い課題を楽曲に込め、活動していく彼らの曲は生き甲斐、いや「死に甲斐」すら喪失している現代において非常に胸に鋭く突き刺さるメッセージである。
彼らはかつてこんな事を語っていた。
「音楽が時代を変え得る事は可能です。時代を変えるのは2つ方法論がある。1つは体制において変革をもたらすこと。もう1つは人の心変えていくことだ」と。

さあ時は来た。

今こそspell[Ё]denという新たな時代なのだ。

そしてこの変革期の幕開けの証人として共に歩んでいこうではないか。