1999年 5月
 5. 6.(木) 桜丘集会室 18:00-22:00 キリエでほとんど終わってしまい、グロリアは通したのみ。内声が多数派といういつにない編成であった(^^;)。。久しぶりに、2グループに分かれ、両方を聴き合う。やっぱり、テーマを持っていないパートが熱唱(^^;)すると、合唱全体が妙に太くなってしまい、フーガの楽しさがお客様に伝わらない、ということがよくわかった。テーマを持つパートを聴かせるように歌わなくては。交互にテーマに入るようなところでは、子音がはっきりしていないと効果半減、ということもわかる。このあとバラバラ練習もあり。「この方が数段いいっすね。やっぱ solisten なのかなぁ」とセンセイ。風邪ひきさんや、風邪直後のひとが多い(センセイまで!)。健康管理には注意しましょう(^^)。
 5.13.(木) 下馬南地区会館 19:00-22:00 センセイが遅刻したのをいいことにシュッツのゲリラ練習もしたのだが、結局クムザンクトをみっちりしごかれる。冒頭の和声がまず大変。バスはしょっぱなの1オクターブジャンプを一時中止し、高い音で練習。見違えるような結果(^^)。主題はどのパートもしっかりさらう。パート毎に課題が少しずつ違う。メリスマは全部は歌わない、でも、てれてれとしたレガートではない、って言われたからすぐできるわけではない(/ ;)。とびとびに入る4声部のin gloria Dei Patris ははじけるように。これまでのは、不発のクラッカーみたい(^^;)、とセンセイ。中間部の2声部ずつのところ、「濃すぎる(^O^;)」と言われたバスが集中砲火をうけたが、どのパートも同じ問題を抱えているわけだ。「前回の本番より必ずよくならないわけはない」と言うべきところで、「必ずよくなるとは限らない」(・・;)とうっかり言ってしまったセンセイ。本音?(^^;)
 5.20.(木) 経堂南地区会館 18:00-22:00 男性陣の出足が遅くて、発声が終わった時点でB2,T1。するとセンセイは「グロリアやります。」 えーっ!(^^;)、クムザンクトじゃなかったっけ。でもまぁ、仕方がないよねぇ。女声2部をごりごりにしごかれたあと、4声部になるところではこんどは男声が(^^;)。繰り返し繰り返し歌っていて「いまの、いいです。今のを忘れないでくださいね。」って、「今の」がどうしてよかった(と聞こえた)かわかんないので、もう一度歌うと...(/ ;)。後半部は久しぶりに、「Laudamus te だけ練習」があった。「これが骨格です。あと、肉や血がつきます。」なるほど。「今月中にバッハに目途をつけます。」、、って、あと2回しかないぞ(-"-;)。7月最後の週は例年通り、佐々木正利先生にレッスンをお願いするべく打ち合わせ。合宿の案内および申し込みの紙が配布されました。
 5.27.(木) 烏山区民センター 18:00-22:00 クムザンクトの前にちょっとグロリアを、、とはいかず、グロリアも結構大変だった。先週課題になった点については「改善されているる方向ではあります」(^^;)。でも何度もやりなおし。クムザンクトにたどり着いたときは結構へろへろ。今日は出席人数が多く、テノールもやたら増殖して(^^)、パート毎のおさらいも充実。かなりシビアな指導だったけれど、今日は活気がみなぎっていて、笑いの渦の中で練習が進む。なんだかだんだん遅くなってしまいがちなのは、長い音符の歌い方に問題があって、直後の短い音符が遅れるから、らしく、このあたりを重点的に。最後に力を振り絞って(^^;)キリエの復習。バッハ中心の練習は今度の強化練習でおわりだけど、まだまだ課題が山積み。練習後、鳴海先生が合流し、飲み会は大宴会となる。
 5.30.(日) 宮坂区民センター 13:00-17:30 初めての会場。ここもよく響くので、今度府中の森で歌うときのために、どういう具合になるか覚えておくように、とのこと。練習はほぼ時間いっぱい、みっちりしごかれた。予定通り、バッハを集中的に。フレーズの入りがばらばらだったり、美しくないと、その場で止められる。音をばしんとぶつけないで、小さな穴から出るように歌うようにとセンセイ。バッハの練習は今日で目途をつける予定であったが、クムザンクトは誰の耳にもまだまだ、で、危機感。シュッツは4曲をざっと、であったが、歌う前にセンセイが歌詞の対訳を朗読して下さった。でもまだ、歌い出してしまうと、歌詞の意味をわすれがち(^^;)。「助けてください、と歌うのではないですか。みなさんのは上から言ってる感じで偉そうです。「助けろ!」とか(^^;)。」 


1999年 6月
 6. 3.(木) 桜丘集会室 18:00-22:00 強化練習の谷間ではあったが、今日は出席人数が少なかった。シュッツ25番は7声部の曲だが、今日は結局6声部で歌った。ホモフォニックなところは特に、なんだか、ヘン(^^;)。でもセンセイは、「縦に揃うところは、コトバが第一。次に和音です。」とおっしゃる。歌詞の意味を考えて歌うことを繰り返し注意される。冒頭「私は知っている」と出るところは、もっと「熱血(^^)」で。「起たせてくださる」のところは暗くなく、という具合。テンポの少しずつ変わるところなども徹底してさらい、とにかくちゃんと指揮を見なくてはならない(ということは、口は回らなくちゃね^^;)。最後に20番を通す。次回はこの曲から。遅れていた25番の歌詞対訳が配布されました。過去に配布した対訳も増し刷りがでたけれど、今日の出席者はだいたいもう持っているひとばかりで残念。今後はパート委員(パートリーダーとは別)に、欠席の連絡などをちゃんとすること、ということになった。少なくとも生きているかどうかは連絡を!(^^;)。
 6. 6.(日) 烏山区民センター 14:00-18:30 いまいち集まりが悪く、ひとりパートもあって、せっかくの強化練習がもったいなかった。なのに今日みっちりしたのは、声部の多い25番と20番。もちろん9番、10番も。注意はほとんど和声(音程)と歌詞の問題。ある曲が終わったときセンセイがぽつりと「あとは声がもっとよければね。」本当は発声のことももっとおしゃりたいわけだ(^^;)。誉められるとなぜかこけるバス(^^;)が、今日は誉められてもこけなかった(^O^;)。7/23のチラシとチケットが刷り上がり、配布が始まりました。
 6.10.(木) 宮坂区民センター 18:00-22:00 やはり集まりはよくなく、響くけれど暗い会場で、シュッツ25番を主に練習。歌詞をさらって、言葉の流れを歌にすることを厳しく言われる。ヨブが「皮膚を包まれる」というのは実は葬送の準備のために布で身体を覆うことであり、そうすることで「他の誰でもない私が主を見る」、つまり「死」と「再生」の歌だという説明が後藤田氏からあり、それを含む解説が配布された。7/23のチケットの配布も始まる。チラシ挟み込みの日程や分担の打ち合わせがあった。練習後団長から、バスの長谷川さんが急に亡くなったという知らせを聞いた。長谷川さんはたった4日前の強化練習でも一緒に歌い、練習後も一緒に飲みにいったのだ。もう長谷川さんといっしょに歌うことがない、というのはとても信じられない。
 6.14.(月) 川崎市葬祭場 17:30-19:00 長谷川さんお通夜。アンサンブル・アンダンテさんのテープの流れる中ご親族の献花。一般参列客の献花のときに、アンダンテさん、つぎにゾリステンが歌う。ゾリステンはシュッツの10番、25番、それに長谷川さんが大好きだったバッハの、G-durミサのキリエ。最後に両合唱団合同で「遙かな友に」「夜の歌」。その後ゾリステンの昨年夏の演奏会のテープ(BWV182、モンテヴェルディ)の流れるなか、両合唱団メンバーも献花を行なう。始めちょっと、バスが乱れる。「長谷川さんが、いればねぇ(/ ;)」
 6.15.(火) 川崎市葬祭場 9:30-11:00 長谷川さん告別式。ゾリステンはバッハのコラールJesu, meine Freude(モテット3番)、デュルフレのTantum ergo(4つのモテット)、バッハのコラールIch steh an deiner Krippen hier(クリオラ4番)を歌う。棺にお花を入れるときはアンダンテさんと一緒にアルカデルトのAve Mariaを歌い、その後ご遺族と一緒にお花を入れる。ご出棺もアンダンテさんと一緒に「遙かな友に」を歌う。途中で流されたモンテヴェルディのテープでは、長谷川さんの声も入っているのがちゃんと聞こえた。
 6.17.(木) 宮坂区民センター 18:00-22:00 集まりが比較的よく、出しておいた椅子が足りなくなったりした(^^)。及川センセイは「Das ist」とか言って喜んでいる(^O^;)。シュッツ20番を集中的に練習。初期の練習よりテンポを遅くしているので、単独で早口言葉を言うところのあるアルトは再三「早すぎ」と言われる。「一生懸命歌詞を言おうとすると早くなるんですよ」とセンセイ。なるほど(^^;)。「美しいだけではだめです。歌詞がわからなければなんにもなりません」 fürnehmste, fürnehmlich の「f」なども「風が吹き抜けるように聞こえちゃだめです」とのこと。25番は後半を中心に練習。Fremderについてまた注意あり。「derは出ない(^O^;)」最後に9番、10番も通す。
 6.24.(木) 経堂地区会館 18:00-22:00 シュッツの9番。パートが揃わなかったのにアルトがパート練で集団遅刻したため、はじめは5声部の曲を3声部で歌うことになった。人数が少なくても経堂北の練習場は狭くてほとんどサウナ状態(冷や汗も^^;)。各パートが馬車馬状態で歌っている、と及川センセイ。「合唱はからまりあってみんなで歌いましょう。」我が道を往く、じゃだめなのね(^^;)。練習番号gのSei mir からは少しゆっくりして、しっかりと歌うことになった。4つぶり。せっかくゆっくりなのだから、歌詞をちゃんとしゃべること。役員会報告があった。7/3および7/23の本番の分担、来年の演奏会のことなど。佐々木先生から、ドイツでのロ短調ミサの公演へ参加のお誘いがゾリステンにもあった由、及川先生からお話があった。
6.26(土)〜27(日) 合宿 長瀞荘 26日:13:00すぎから続々集合。結局この日はシュッツ漬けで、パート練をじっくりした後全体練習。夕食の後、グループ練習、つづけて恒例カルテット大会(って、今回は5重唱^^;)。以下が出馬表。お題はシュッツ9番。
グループ名 演奏順 S1 S2
★藤崎 桑野(紅)
竹森
小松
恒川
吉村
富樫
藤本
桑野(敏)
大石
角田
浅沼
井口
小澤 ★竹田
小林
後藤田
江田 池田 ★田村
由水
成舞
下斗米
稲葉
今回は演奏会も近くて、グループ毎に解釈がまるで違う、という楽しみは少なかったものの、やっぱりそれぞれに工夫が凝らされていた。夜の宴会コーナーでは、バッハのロ短調ミサのソロやら合唱やらが飛び出した。伴奏は2手用伴奏譜を音大生3人娘が6手で弾くという豪華版?(^O^;)。
27日:午前中はシュッツ。パート練の後全体練習。恒例のカレーライスのあとはバッハ3曲の全体練習。ずいぶんとまとまってきて「このくらいなら、私はお客だったら拍手をします」という及川先生の御言葉(^^)。あと1ヶ月あまり、これを忘れないようにしなければ。3時過ぎからミーティング。4時前に解散、といっても残っていたひとはみな同じ電車でどやどやと帰京。
 6.30.(水) 経堂地区会館 18:00-22:00 7/3ゲネプロ。というよりは、シュッツ4曲をがっちりおさらい。「そこ、へたくそです」なんて台詞がセンセイからぽんぽん飛び出して(/ ;)、ほんとに大丈夫なんだろうかと不安になる。教会は今日の会場よりは響くので、もう少し声がよく使えるとのこと。「みなさん、裸になって歌って下さい」というセンセイのまとめのあと、当日着用の衣服についての打ち合わせなどあり(^O^;)。曜日がいつもと違っていたとはいえ、ゲネプロにしてはさびしい出席率だったのが残念。でもやっぱり、経堂北はサウナ(^^;;)だ。