1999年 3月
 3. 4.(木) 尾山台地区会館 18:00-22:00 シュッツ9番の語釈つき対訳が配布されました。今回は、10番の対訳のとき人気があった(^^;)、「老眼・遠視対応」のみの配布。しかし練習はやっぱりヴォカリーゼから。前回ほど切迫した空気にはならなかったものの、やはり音程など細かくしごかれる。下3声部がまとまって動くところでは、アルト、テノール、バスだけが「ばらばら並び練習」をした。なるほど、パートごとに愛を交わさねばだめなのね(^^)。ようやく、歌詞もつける。2カ所ほど「早口言葉(^^;)」があり、そこはみんなでリズム読み練習。年度末だからか、ここのところ出席人数が少なめなのがさびしい。ゾリステンニュースも配布されました。昨年12月の演奏会特集。
 3.11.(木) 烏山区民センター 19:00-22:00 及川センセイがよそのお仕事で遅れたため、前半は稲葉氏の指導でシュッツの9番をさらう。やはり稲葉氏はバスにきびしい(^^;)。ひととおりさらったところで及川氏登場。シュッツの9番。合唱指揮もしている同業のお友達に刺激を受けたとかで、センセイはめちゃめちゃ元気(^^;)。今日はとりわけ、歌詞を考えて歌うことを厳しく指導された。「みなさん、楽譜をなぞらないでください。この歌詞を歌いたい、と思って歌いたいと、思いませんか」。9番はテノールがずっと先唱するが、今日は成舞氏おひとりで、「疲れます。」ですって。めずらしく今日は飲み会なしで散会。次週はシュッツ20番の音取りに入る予定。
 3.18.(木) 尾山台地区会館 18:00-22:00  学生さんたちが暇になったのか(^^;)、ひさしぶりに人数がそろい、厚い合唱になった。シュッツ10番をヴォカリーゼから。移動ド読みの、「レ」に対する「ラ」や「ファ#」の音程をもつパートが、また音程をきびしく指導される。このまま終わるかと心配したが、歌詞もついた。9番、10番の歌詞について、後藤田氏の聖書に基づいた解説があった。中身の理解が深まると歌いやすい、はずが、やっぱりみんなして口が回らない(^^;)。シュッツ20番の譜読みに入る。記譜がハ長調だと、みんなえらく元気に譜読み(^O^;)。6声部の曲だが、男声、女声別々に1ページ分歌ってみたら、3声部の曲が2つ積み上がって和声を作っているのだと、わかった。アルトのパート会では「私たちって外声なんだね!」(^^)と話し合う。狭い部屋に大人数でうだるような暑さになり、センセイは半袖Tシャツ1枚で奮闘。「暖房切ってくれって事務室に頼んでよ」「暖房、入ってないそうです」「これは体温なんですね」「人肌っつぅことですか」(^^;)
 3.21.(日) 松原地区会館 13:00-17:00 強化練習<(^^)> 一転して人数が減り、ちょっとさびしい強化練習になった。なかなか全パートそろわず、最初はピアノを弾くセンセイを囲んで、えらくアットホーム(^^;)に歌う。最終的には、どのパートも2人はいる位は集まった。シュッツ20番の音取り続き。臨時記号が小節線を越えても有効な場合があって、ところどころ難しい。ちょうどあったCDやらMDやらを聴いたり、うんうんうなってここはそのまま、とかここはナチュラル、とか決めていく。当時のひとなら身体でわかっていたことなんだろうけど。及川センセイが、グローブ音楽事典の書き抜きのノート片手に、どういう場合臨時記号が小節線をまたぐことがあるか、説明してくださった。時間切れで譜読みは120ページのフェルマータまで。で、そこまで通したが、「いっちゃえいっちゃえ」(^^;)の声に押されて、そのあとも歌ってしまう。本日はバッハの誕生日でもあり(^^)、G-durミサのキリエを復習。ちょっとテンポも速めだったけど、それにしてもみんな下手になってて、墓場からバッハが化けてでるんじゃないかと(^O^;)。6月か7月にシュッツの曲で、杉並本郷教会の音楽礼拝に参加する話の打診があった由、発表になる。
 3.25.(木) 烏山区民センター 19:00-22:00 シュッツ20番の歌詞対訳が配られました。が、やっぱり練習はヴォカリーゼから。頭からごりごりにしごかれる。男声、女声とも、内声(ソプラノ2,テノール2)の、とりわけ長調の第3音をなんどもさらう。もっともソプラノ2はソプラノ、テノール2はバスが本業だから大変なわけだ。アルト、テノール1は、興味津々でとなりのパートの練習を聴くことになる(^^)。臨時記号の難しいところを及川センセイが確定して、説明つきでみんなで譜面に書き込む。『16世紀の作曲作法』なんて本まで出てくる(^^)。誤植もあった! ヴォカリーゼで終わるのかと思っていたら、練習終了寸前に、歌詞の読み方指導があって、最後に歌詞で通して歌う。うーん、道は遠いぞ(^^;)。音楽礼拝の日取りはまだ確定しない。6月19日か7月3日のどちらかになる予定。4月末に、遭難者多発(^^;)の下馬南地区会館で練習があるため、桑野氏の丹精込めた(^^)地図付き予定表が配布されました。


1999年 4月
 4. 1.(木) 桜ヶ丘集会室 18:00-22:00 シュッツの20番、はじめはヴォカリーゼ、すぐに歌詞で。及川センセイいわく、えらく根暗(^^;)な合唱であるそうで、初っぱなからやり直しの連続。「アルトが一番下手ですね」(/ ;)と言われ、普段放牧状態のアルト軍団動転。もっと歌って、もっと前進して、とセンセイに叱咤されるも、歌詞を読むのにまだみんな必死だったりする。「音が落ちてしまう」のがいちばんいけないらしい。フレーズ毎に、歌詞の内容を確認しながら、今日は最後まで到達(^^)。だんだんどういう合唱なのかが見えてくる。杉並本郷教会の音楽礼拝は7月3日(土)に決定。日程の確認が行なわれるが、7月23日から逆算してくると、もう本当に時間がない!
 4. 8.(木) 烏山区民センター 19:00-22:00 シュッツ25番の音取り、どころか、最初の節の歌詞までついちゃいました! 7声部なので、1人パート、2人パートもあった。めちゃめちゃ縦にそろっている曲で、若干の係留音のぶつかりがある他は殆ど同じに動く。「ハモってなかったら、間違えたと思って下さい。」(^^;)と及川センセイ。アルト2、テノールは非常に低い音がある。3/1と分数が肩に書いてあるところはヘミオラ(2小節をひとまとめにして3拍子でとる)だそうだ。もちろん今は記譜どおりの指揮(ついでに2拍子も4つで振ってらっしゃる)。最後のページが妙にモダンで、「聖者の行進」そっくり(^^;)でびっくり。
 4.11.(日) 烏山区民センター 14:00-18:30 強化練習<(^^)>。はじめは集まりが悪くどうなるかと思ったが、次第に人が増え、ひとりパートは1パートのみだった。25番の「彼(神様)をして、私は私の皮膚に囲まれ覆われるだろう」という歌詞があり、旧約の「ヨブ記」について話し合われる。あちこちのパートに見られる上行のスケールからしても、皮膚病を治してくださる、ということではないかということになった。今日は歌詞がぜんぶついた(^^)。指揮も今日は2拍子は2つぶり、ヘミオラもそのように。久しぶりにバッハのト長調ミサ。とりあえず3曲とも歌い、どうやらセンセイはそこで力つきた(^^;)らしい。今日はピアニストがお休みで、センセイはバッハの左手を弾きながら指揮までなさったのであった。
 4.15.(木) 尾山台地区会館 19:00-22:00 シュッツ25番。始めはヴォカリーゼで、拍子の変わるところ、最後の弱起ではいるところの確認などして、その後歌詞をつける。今日も集まりがいまいちで、各パートの中で低声の方が音量があるというバランスの悪い状況で、みんなで四苦八苦。歌詞全体の解釈は難しいし、そのため対訳もまだ出ていないものの、各単語の意味はわかるわけで、それをわかって歌うようにとのこと。とくに冒頭、「私は救い主がいらっしゃるということを知っている」のくだりは何度も繰り返して歌うが、今のままではお客様は「まだおわんないのかよぉ(-"-;)」という気分になるしかない、とセンセイがおっしゃる。確かに(^^;)。短くても大切な単語(彼=神をさす er とか、確信する自己をさす冒頭の Ich とかはポンと軽く歌わないこと。第3音を持つパートはやはり今日も苦労。出席メンバーが流動するので、センセイが同じことをなんどもおっしゃることになりもうしわけない。6月から7月の予定の変更などが話し合われる。
 4.22.(木) 経堂地区会館  19:00-22:00 バッハト長調ミサの復習が始まった。本日はキリエとグロリア。キリエでは、よそのパートのテーマを聴く練習。どのパートにどこでテーマが出てくるかを確認した後、各パートがまずそのテーマを復習。それを他のパートも聴いて覚えて置いて、全員で歌う。グロリアでは冒頭のS、Aだけのところで、ソプラノが「すぱっといかない」ので、何度もやりなおしになったが、実は元凶(^^;)はアルトにあったらしく、アルトがうまくいったらOKになった(^O^;)。ずっとシュッツを歌っていたので、バッハの音域が高くてびっくり。Et in terra pax のアルトの五線の下、苦労していたのがうそのように下は(^^;)楽になっている。打ち上げの後、センセイがマスクをしているので、「風邪ですか?声楽家の心得ですか?」と伺うと、「心得です。喉、弱くて、特に飲んだ後は。」とのお返事。そうか、センセイがマスクをしているときは一杯やった後なのね(^^;)。伴奏の冨永さんが就職なさり、月末で研修が終わって勤務に入るため、伴奏が以前のとおり藤本厳氏に戻ることが発表されました。 
 4.29.(木) 下馬南地区会館 18:00-22:00 バッハは今日もキリエとグロリア。人数が多いときはなぜか狭い会場(^^;)。どのパートも余裕なく突撃(^^;)する歌い方になってしまい、またも、よそのパートを聴くことが重点課題であった。キリエはパート毎に持っている問題点が異なるが、同じテーマを交替で歌うので、よそのパートのよいところは真似をする(^^)こと。フレーズに入るときの注意として大井さんが、自分の好きな食べ物(^^)を想像して、それのよい匂いをかいでから歌うといいとおっしゃる。そのような、上あごの方に入る深いブレスをとっておくことが大切、とセンセイ。シュッツは1曲1回ずつという駆け足。たくさん練習したものはそれなりに、そうでないものは,,,(^^;)。伴奏者の冨永さんが今日までで退任し、今後はソプラノの日曜会員となるので、打ち上げは慰労会もかねて、大規模宴会になった。チラシ作成を急ぐことになり、打ち合わせが行なわれる。