2004年9月
 9. 2.(木) 烏山区民センター 19:00-22:00 エレミア3番から。つまりは慣れてない、ということなのだろうけれど、個々の箇所の注意をいただき、返してみてうまくいっても、通すしてみるとまるで実現できない、という展開。センセイがだんだん不機嫌?になっていくのがわかっても、どうしようもないっていうか、まだ暑いし。「まだ細かいところをいじる気になれません」とあっさり言われてしまう(/ ;)。「家で声を出せないひとは、イメトレでもいいのだからさらってください」とのこと。自然な身体で声を、とかいうあたりは、マズイ展開の日には「なんか、がんばらないように!ってがんばっちゃう、みたいな?」(^^;)と某女声が後で言ってたが、そういうループにハマリがち。結局慣れるしかないんだよね。バッハト短調キリエから。先週懲りて(^^;)、エレミアで喉を使わないように気をつけたはずだったのだけど、結構みんなヨレた声。でも先週より立ち直りは早かったと思う。準備なしに声を出すことを厳しく戒められ、音を出す前にまず十分に身体を使うことを繰り返し注意される。以前のバックスイングやスローイングのエクササイズのことだと思うのだが、要するに、あらかじめ判っていないと使えないので、本当は「声を出す前にまず充分こころを使う」のが正解かも。準備が足りないと、どういう曲想で出るかも考えられないで、自分の身体にとりあえずついているもので出発してしまう。例えば第2キリエ(バス72アウフ〜)、跳躍のある音型だけれど、ここは「階段をエスカレーターの真似で登る(^^)」ような、超レガートで運ぶところ。跳躍だけに反応して元気に決然としちゃうとまずすぎ(^^;)なわけ。グローリア、クムサンクトもそうだけど、跳躍はまた、下では声がさがり、上では顎があがって喉が詰まる、というお決まりコースになだれ込むきっかけになることも。「全部上のつもり」も大事、「全部同じに上で歌うためには、実際に高い箇所はイノチかける」のもまた大事。全体として「和声と発声は両輪なのだけれど、耳が使えても声が自由に制御されなければだめ。まず声が自由になってから和声をすることにします」というセンセイのまとめがあった。●演奏会参加申し込みおおよそ終了。●飲み会では「テンションを上げるって、具体的には何なのか」あたりで盛り上がる。最後には合宿のネタの打ち合わせとか(^^)
 9. 9.(木) 祖師谷区民集会所 18:00-22:00 ソリストお二方を迎えて、通し稽古に近いものになった。リールムでは怪しいタイコが取り出されたが、ちょっと音程が高く?(オモチャなんで緩められない/ ;)、いまいちノリが悪く、、、。合宿に期待(^^)。エコーは本番と同様に1コアを団員、2コアをソリストで歌ってみた。いい加減?にどなっていても、やまびこは正確に帰ってくるのが笑えたり(^^;)。エレミア、3番を詳細練習ののち、1,2番思い出し稽古。ソリストの面々がいらっしゃるからか、ちょっと固くなった?ので、いまいちっていうか、いま2くらい。バッハト短調は随分緊張が解けて、楽しんだと思うけど、なんだか疲れた風情も残っていて、かなり厳しいレッスンだったのに不完全燃焼気味?。本日は4声のバランスがあまりよくなかったところに、ソリストが加わって雰囲気が随分違ったけれど、そうなると何故か、いつものテンポのはずなのに、ゆっくり目に感じるのが不思議。パート会はめちゃめちゃ充実(^^)。 ●晩ご飯食べながら、隅のほうで、演奏会予算の打ち合わせなどあった。昨年と同程度の参加費で歌えるよう調整。次回からたぶん、集金が始まります(^^)。
 9.16.(木) 千歳小学校音楽室 17:00-21:00 お久しぶりの会場で遭難者続出だったらしく、滑り出しは小規模合唱団で、エレミア3番の男声なんて文字通りのゾリステン(^^;)だった。じわじわ増えるところがまたよし(何が^^;)。たっぷり休符のあとでも出だしで難航。例えば18小節、手を頭の後ろに回して息を後ろに回してから出す、というのを何度も練習してからさらうが、やはりいきなり口の位置から出てしまう、と言われる。37小節、「怒りの日」って思えるように歌ってください、と言われると今度は、[i]が「い」になってしまう私達(/ ;)。53からのテルツェットで捕まりまくり。「一息」で歌う所を長く感じること、というのを実現するには、その間で発声を変えない、というのもセットなんだけど、これが難しい。レガートでちょっと見は静かそうだが内容が厳しく、またこれを意識すると発音が硬く平らになり、、、どつぼ!低声から跳躍をレガートの中でするときの「ずる(^^;)」として、次の子音を早く始めてこれで上がって拍通りに母音を入れる、というのをする。バス89とかで使えるワザだ(^^)。バッハ37番はコラールから。由貴絵さんに歌詞を読んでいただいて読みの練習のあと歌う。1番、楽しげな伴奏の直後にホルン四重奏みたいなレガートのカノンになるのにまだだまされていて、(ふん!)ちゃっちゃっちゃー(^O^;)とかしてまた叱られる。ゾリステンはどうも、お客様より先手を打つのが苦手なのか?オルゲルプンクトになるglaeubetの[gl]、早めにしっかり、と言われているが、息を吸っていて遅れがち。63、71などデュエットになる箇所、固さが目立つらしい、「♪知らず知らず歩いてきた、みたいに歌えませんか?」とセンセイ(^^;)。単なるリラックスでもないらしい。今日は会場が21:00上がりなので、最後はダッシュで片付けて終了。●チケットが配布になりました(^^)。●流れ解散だったが、烏山乗車組は結局某所で盛り上がってから帰途に着く。
 9.23.(木) 烏山区民センター 19:00-22:00 パトリが出席しお客様もお迎えしたアルトは、いつもに増して強大な(^^;)チームとなった。がんば男声(^o^;)。今日は体操で、「秒速2ミリの息」というのを何度もして、そのときは単に爆笑(^^)してたんだが、これがそのあとのすべての曲で要求されて、えらく高度(とか団員が言っていいのかな^^;)なレッスンとなった。イルビアンコ、これも暗譜のお時間があった。バスを聴く、というのは皆つねに言われるが、今日はバスがみんなを聴く、というのをしていて、上3声が保った声を出しているとバスも気持ちよく入れるらしい、というのが発見、「聴く」って、頼る、というのと微妙に違うのかな。エレミア、久しぶりに1番の詳細練習。付点つき(タッカ)の音型とか、それが延びた付点二分+四分、みたいなところで遅れていく問題が再燃している。母音が変わらずに音程が変わる場所で喉や口を締めて対処しようとする、というのについても、かなり細かな場所で捕まり続ける。その場で返すとどのパートもほぼ解決するので、結局、その注意点を覚えていて歌えるか、という問題なのだろう。大きな跳躍では、その前の音を出して「忘れてしまって^^;」次に取りかかろうとすると発声が変わってしまい、下は低く、上も低く(^o^;)なるわけで、、、だから大きな跳躍のときには、ジャンプのときじゃなくて、その跳躍のあるフレーズの前で覚悟しなくちゃならない、ってことだろうか。ト短調キリエ、早々に暗譜タイム。暗譜のまま詳細練習して止められた後、「じゃ、26から、はいっ!(^^)」「…センセー、その26ってどこだかわかんない!(^O^;)」 勢いで歌わないと迷子になるかも(^^;)なんだけど、でも「秒速2ミリ」が有効かつ、息の不足やマンジェーレで下がると止められる、楽しくもスリルとサスペンス(^^)。テンション、と言われると力が入っちゃう外声を中心に、「半音高いご挨拶」「会計監査」(^^;)とかのエクササイズも織り交ぜられる。それにしても、アルトが超充実してると、ゾリステンてこんなことできちゃうんだ(^^)みたいなことがたくさんあって楽しい。(ていうか、普段もっとちゃんとアルトを聴けばもっと楽しいんだ、としみぢみ思う)●お客様は飲み会にも参加してくださり、早めに撤収のはずだったのに蛍の光を聴きながら解散。隅の方では合宿の打ち合わせなんかも着々。
 9.26.(日) 祖師谷区民集会所 13:00-17:00 強化練習<(^^)> 大井先生お休み、みゆきさんのご指導。相当に身体の暖まる(^^)柔軟体操回し蹴り付き(^^;)ののち、発声代わりにイルビアンコ、、、なんだけどやっぱり詳細な練習になるのは予想通り。母音の発音のタイミングとか、なだらかな音型の走りとか、勢いでなく歌うと目立つような、でも言われてみれば当然のことをたくさん習うことができた(^^)。エレミア3番の超詳細練習。パートのバランスがまずく、一人パート、二人パートもあったけれど、まるで容赦ない。パート毎に返して玉砕!(/ ;)なんてとき、ぴくりともせずに「いいんですよ」とにっこりして下さるのだけど、その後の返しは「いい」どころじゃ全然なく(^^;)、O vos に入るまでに30分近く。もう今日はおうちに帰れない(/ ;)と覚悟した(^O^;)。みゆきさんの具体的な指摘は、ひとつには「音程」の問題として語られることが多いが、繰り返し練習していて、それは「響きの下がり」とか「息が胸にあがる」とか、「ブレスが遅すぎて準備が不十分」とか、普段大井センセイに注意され続けていることが守れていない結果なのだということがよくわかった。もうひとつ、みゆきさんの指揮は、音楽そのものの運びをいちいち身体で示したりしないので、歌う側が音楽の構造を判って歌い始める必要が、大井センセイのとき以上に大きいという気がする。和声のぶつかり、18からのようなシンコペーションコーナー(^^)、揃う箇所、カデンツの第3音など、細かく説明があるが、これを理解して、それからそれに必要な息や身体をつくって、ようやく彼女の指揮で歌えるところにたどりつく。大井センセイが普段、全身を使いたくさんの言い回しでノリよく説明してくださることに、非常に甘えていたのではないか、と思う一日だった。5分ぐらいの休みを2度取り、3時間半歌って、それでも1曲終わったのが殆ど奇跡的(^O^;)。みゆきさん、お疲れさまでした、どうもありがとう(^^)/●お久しぶりな某々氏と何人かでビールを飲みに行って発声やらなんやらまじめな合唱団員たちは大いに盛り上がる。いつも来てよ!。●次回、合宿のしおりが出るそうだ。
 9.30.(木) 三軒茶屋区民集会所 18:00-21:30 初めての会場ではなかったはずなんだけど、こんなに残響あったっけ(^^)。大井センセイが手を叩いてみると、鳴き龍よろしく、わぁん、と鳴る。バッハ37番、コラールは普通の朗読の練習のあと歌う。単語本来の発音や抑揚、意味的な響きなどが損なわれるとチェック入るわけ。Sohnの[o]とかzuの[u]とか、カタカナにしやすいけれど実は全然日本語と違う発音ではいちいち捕まる。この曲まだ、私達には重いLast(荷物)だ。同第1曲。今日はメンツ見て「元気にね(^^)」と始まったが、あまりの音響効果にもう何がなんだか(^O^;)。ソプラノさんに71までソリしていただいて、下三声は彼女たちがなにをしているのか、しみぢみ聴かせていただいた(^^)。自分のパートも素敵だけど、ソプラノもすっごく素敵。でTuttiに戻ると、「内声、何してんだかわかんないっ!皆さんが早く口が回るの、もう判ったから」とかなるんだなこれが(/ ;)。一番大事なのは何ですか?と尋ねられ、「お客様にこのお話を信じていただくこと」と言うと、それはそうなんだが、とにかく「信仰」を歌う、ということで、glaubenとかtaufennみたいな直裁にそういう歌詞なんかで「単語丸ごとそういう気持ちでひとつに」歌っていない場合にチェック来るようだ(あとで気づいた^^;)。エレミアは3番。この練習会場は、こういう曲にはもうバッチリ(^^)。…のはずだったんだが、和音がこきたない(^^;)のもまたバレバレで(だってこの条件で倍音聞けない!)、今日は1拍、ないし1/2拍ごとに先生のキューがあるまで進まないでひたすら和声をつくる、というのを長時間。装飾音をはずすと、「本来もっと楽しむべき和声」が見えやすいし、経過音が入ると、ぶつけぶつけられた緊張や、その解決への喜びみたいのを、ある意味とてもプリミティヴに体感できた。バッハト短調、通し稽古。ま、この響きなんで、耳わんわん(^O^;)だし、ちょっとの気のゆるみで考えない音もよく出てしまい、、、。大井センセイはお世話になった指揮者の方がおっしゃってた「美は細部にあり」を今後実践してみます、でも、いい加減に歌いとばせるということは、楽譜カラダに入ったつぅことですから、とか、褒められたんだかけなされたんだか(^^;)。残り時間でエレミアの和音のエクササイズをさらに試みて終了。●合宿のしおり、でました。もうとても詳しくてきれいな地図(駅降りてまっすぐにしか歩かないところの^^;)とか、当日のタイムテーブルとかもあり、行かなくても充分楽しめるんじゃないかってほど(^O^;)。すばらしい(^^)。●S氏ご推薦の飲み屋で定例メンバーはよろしく楽しんで、「歌がうまくて音程も合っているのに、キメで固くなる」ケース、というのについて議論沸騰。そもそも「歌がうまくて音程も合って」がうちの団じゃレアケースなんだよな、と思いつつ、ハタと飲み会参加者を見ると、歌がヘタなのが自分だけじゃないかと気づき、ずぼらな管理人は穴を掘って入りたくなってしまった(^^;)。


2004年10月
10. 7.(木) 祖師谷区民集会所 18:00-22:00 おひさしぶりのエレミア1番。ホントにこれ演奏会で歌った?みたいなところから、じわじわ思い出し(^^;)…はしたんだが。3番で新たに覚えたことが1番では全然実践できない、というあたりで、結局厳しい練習になるんだよね(/ ;)。本日は「準備系」注意点。先読み、フレーズのヤマ、止まらない発声、揃って和声を作るツボ、などなど。男声豊作の日(^^)だったけれど、そうすると必ず起こる「突出、バランス問題」(^^;)。わかってるのに一度ならずもハマるのは何故?バッハ37番。この曲結構みんな好きで、「やったー(^^)」とか言いながら歌い始めるのだけれど、縦ノリになるやら、音型に歌詞が負ける(/ ;)パターンやら、何よりもこのごろ注意され続けの「長い音」が多いので、ごりごりにしごかれました、はい(^^;)。とにかく!レガートは音型に優先する。流れてるところの途中で「アクセントがついちゃったら負け!」と思え、だそうです。…って、それを実現するには言われてること総動員、なんだけどね。
10.10.(日)
10.11.(祝)
長瀞荘 19:00-22:00 合宿(^^)/ 久しぶりの長瀞荘。台風は行ってしまったはずなのにイマイチの天気。
1日目 アカペラから。マドリガルの曲順はマートナ、イルビアンコ、エコー、リールム。マートナは思いのほか格好がついていて、これまでに覚えた「お話の中身」を覚えていて歌えば結果がついてきそう。イルビアンコ、ゾリ好みなんだが、全部沈鬱もまずいし。エコーはソリストとのやりとりのあと、細かく和声の確認。超スローだと、えらく荘厳なコード進行でびっくり(^^)。リールムは笛太鼓付き(^^)。エレミア、1番は復習だったが2番がまた密かに思い出し稽古(^^;)から始まり…。アルトが少なく外声がめちゃ多いという、普段の練習と逆(^^;)のバランスで、アルトから音を取ってた手合いは超苦労。バスからとるんだ、バスから(^^)。37番、これもバランス問題が大きい。コラールのフレーズ毎のイメージングや運びが固まってきた感じ。
 晩ご飯はイノブタ鍋や鮎、マグロのカマで元気をつけて、夜はお楽しみカルテット大会(^^)。お題は「イルビアンコ全曲!」まず3グループにわかれて作戦会議と練習のあと本番(^^)。並びやらディナミークやら、それぞれ工夫があったりして、楽しい(^^)。聴いている側もいろいろ発見あったと思う!。
A B C カメ ウサギ
S  タケ
 イグ
★ヤナ
 カワ
 クワ
 ユカ
カワ
ユカ
イグ
タケ
ヤナ
クワ
A  ナカ  ニイ  ワタ
★タム
ナカ
タム
ワタ
ニイ
T  クワ  スガ  オザ クワ スガ
オザ
B ★イナ  コミ
 ササ
 ワタ ササ
ワタ
イナ
コミ
 最後にウサギとカメ対抗戦(^^)。終了後はお楽しみ!宴会芸のお時間。ピアノと遊べる時間があまりない、ということで準備してきた遊び人(^^;)共のお披露目を次々していたら、いつの間にか宿の奥さんが聴衆してて下さって(^^)、後半は一緒に聴いて戴いた。撤収して部屋で飲んでたら、缶ビールのでかい箱が届けられた!「ギャラかなぁ(^^)」「早く潰れて寝ろってことか(^^;)」
2日目 予定表の「7時朝食」「8時散歩(^^)」が入れ替わったので、夜明け近くまで飲んだ宴会部+αも7時過ぎには意地でも(^^;)もそもそ起き出して散歩へ。台風直後の川は初めて見る茶色の流れでびっくり。9時から10時パート錬でエレミヤをがっちり。10時から合わせ。「他パートを気にする」を命題?にエレミヤ全曲とバッハト短調。他パートを気にできるのは自パートが聴けることが前提なのか、普段より人数の多いところが捕まる(^^;)。だんだん暑くなり酸欠状態。お昼はお約束日本のカレー(^^)。食後すぐからソリストたちがわちゃわちゃとおさらいをしている。、昼休みが終る直前にへろへろになった伴奏氏が川をひとめ目見に歩いて行ったのを目撃(^^;)。午後は通し練習。マドリガル4曲楽器付、エレミア3曲、パウゼなし!(/ ;)で37番、ト短調の合唱全曲とソロ曲の大半。気温が上がり、ゾリステンの集中力もここへきてようやく?高まり、汗だらだら(冷や汗込み^^;)。まぁ、バスが運休(^O^;)とかもあったんだが、本番じゃなくてよかった。それでも、いつもと違う感じでエレミヤを歌い終えたとき、「みなさん、自分達は美しいって、思ってください。少なくとも、美しいものの一部だ、と思ってください」とおっしゃるセンセイの台詞を、本当にそれが可能かもしれない、可能にしなくちゃ、と真剣に思えた。撤収の後は、長瀞荘のおじさんの「40分バス観光」(^^)/」。本当はきれいな長瀞(^^;)の流れに沿ってバス版ライン下り少し、のあと大きな神社の「ジモティ御用達コース」散策。茶店でお団子と味噌田楽までごちそうになり、上長瀞駅に送っていただいた。10年のおつきあいとはいえ、私達のようなチープなお客に本当によくして下さる。ありがたい。そして合宿係Nさんお疲れ様(^^)。
10.14.(木) 烏山区民センター 19:00-22:00 いったいこれはなんだったのだろう!(/ ;)。テンションが、、ない(; ;)。合宿で在庫ハケちゃったんだろうか、テンションや集中力。リールムから始まったんだけど、なんかチカラないし、スウィング感がない。1拍目を合わせていくことで乗り切ろうとしたが。エコー、全員1コアで。4つしか音符のないフレーズで何度返しても音程が合わない(-"-;)とかまぁいろいろ。得意?な悲しい曲なら、と始めたエレミヤ1,2番。「みなさん本当に悲しい歌、好きですね(; ;)」…悲しい、だけなのか。バスを中央にした並びを試してみたが、なんかそういう問題だけじゃなく。たとえば、そこここでrit.がかかる(^^;)ヤツとか、逆にそこここでaccer.のヤツとか、パート内ハモり(^O^;)とか、そーいうのはお互い様でいつも少しずつあって、だんだん直していくんだが、今日はなんかそれがイモヅルになっているというか、、、、(号泣/ ;)。少しでも元気なひとは空回りして浮いていき、お互いショックを与え受けしてるひとは、ひたすら崩れていくというか。曲を替えて気分も換えて、とセンセイも考えてくださったのだろう、37番1,6曲、ト短調キリエ、グローリア、クムサンクト、と通し稽古になったのだが、気分が変わるかわりに、「をを、これもこういう崩れ方があり得るのね」みたいな(/ ;)。茫然自失で練習を終え、センセイは「みんなもっと、積極的に歌おう! 今は、歌わされてるって感じするな。こう歌いたいっていうヴィジョンがあってもいいと思う。…みんな、つまんなく見える。」とおっしゃり、その大井センセイに「エナジー足りない」と言う、という小澤征爾の話をしてくれて、「エネルギーが必要です、歌う前の!」というのが結論だった。いつも言われてること、、、。言われがちの注意を守らないと、イモヅル式にこんなふうに崩れるんだ、と思った一日。もうこんな思いはしたくない!●久しぶりにプリント版名簿が更新された。ネットのも更新した。●お客様がお三方もお見えだったのだけど、、、こういう日に当たっちゃうなんて(/ ;)。でも演奏会のチラシとチケットを持っていってくださった。いつかご縁があるといいのだけど。
10.21.(木) 祖師谷区民集会所 18:00-22:00 大井センセイは急遽お休みで、歌うつもりだったゆきえさんが、ヴォイトレからご指導くださった(^^)。が!団員はなんか、先週のテンション抜き(/ ;)を引きずっていて。エレミア2番から。縦が合わない、全員で音程が下がっていく(意外なことにこの団でこういうことは珍しい)、ということで「なにをやってんだかわからないですぅ」てことになってしまう。子音を前に出して拍頭で母音を揃えるのを、一緒に動くパートが一緒にできるように、とか、フレーズ終わりの和声の組み立てをI,V,IIIと積んでさらうとか、いろいろしてはみたのだが、ついに「どうにか、ならないでしょうか?」「休憩してみたらどうですか?」(^^;)。で、休憩後、「エレミア今日は放置!です」てぇことで、バッハのグローリア。「Glori」を16分音符で感じて「ri」をぴしっと4つ目に入れる、「a」は4分音符分のばしで「上にぱっと切る」。うまくいくときはこれで俄然カッコイイ。メリスマは拍頭の音でレガートで上がるのを全員斉唱で練習し、タテノリで4つずつただこなしていく、みたいにならないようにする。「in excelsis Deo」は、Deoに向かうのが大事なので自ずからその前の歌い方は決まるはず、ということで、このあたりは上2声、下2声ずつ聞きながらのおさらい。adoramus teあたりまでたどり着き、最後まで通しておしまい。ゆきえさんのおっしゃる表現は耳新しいかもしれないが、実現の方法は大井センセイがすでに言っていること。だから出来るはずだ。●11月、12月の練習日程表配布。●合宿の会計報告があった。黒字(^^)/。お疲れさまでした!●打ち上げ隊は少数(/ ;)精鋭?(^^;)だったが、大井センセイが駆けつけてくださり、結局飲み会はいつものテンション(^^)。練習はどしたっ!練習は!(^O^;)
10.28.(木) 祖師谷区民集会所 18:00-22:00 みゆきさんの発声でCdurのカデンツしようとしたら、会場のエレピはCが出なくて(^O^;)Ddurで。シャープ系の明るい声になったあたりで大井センセイが飛び込んできた。ラッススのエコー、フレーズ毎に雰囲気をばっちり変えよう!が標語。リールムもアタマだけさらう。合宿ではマドリガーレ全部がイルビアンコのムードだったそうで(^^;)<をい!。「このままでは半分のお客様しか喜んでくださらない。どのお客様も喜びに引き込むように」だそうだ。エレミヤ1,2番。アルファベット(数字)の前では小さく1小節振ってくださるのでそれでテンポを読み取り、次のアルファベットまでの間は、同じ雰囲気で発声の質を変えずに保たねばならない。…んだが(^^;)、1フレーズ終えると気が緩んだまま用意できずに次に入り、タテノリ心ここにあらず状態になるわけだ。楽譜の先読み必須だ、と思う。5声の箇所より、2,3声の箇所で混乱気味。「まずパート内で合わせましょう。合わせるということは同じパートのひとを「聴く」ことです。僕の指揮と合わせることが最終目的なんじゃなく、みんなで合わせて歌うのが目的です」と言われたんだが考えすぎ(^^;)たんだか…「指揮とも少しは合わせてくださいねっ!」で大爆笑。また、少ないパートの時は特にそうなのだが、たとえば2番33S,A。34-5T1のように同じ音型があるときに、「他パートから拾ったり拾われたりしながら歌う」気持ちが大切。バッハ37番コラール。これもフェルマータの前後で意味によって、大きく雰囲気を変える(変わったと判るように歌う)のが大事。コラールは合唱団の顔です!とのこと。第1曲はずっと同じ歌詞だが、40と63で実は切り替えがある。40Sからは、「カロリーのある声」「湿度のある声」が求められる。直前のwerdenからそのまま入ってはだめ!フレーズ終わりの[e]が固く浅くなるのは、「もう卒業しましょう!」と言われた。注意しよう!●ひさしぶりのゾリステンニュース配布「合宿特集」●対訳の追加配布があったが何故か売り切れる。うちの団にはヤギとかいるのか?●ゾリ印刷チーム(^^)からプログラム関係予定表が出て、直前製本隊(豪華割り勘晩ご飯つき^^)の募集。●受付してくれる方引き続き募集中。
10.30.(土) 祖師谷区民集会所 13:00-17:00 強化練習<(^^)>。大井センセイお休みでみゆきさんのご指導。股関節回転回し蹴り付きを予想して、スカートやめた、という団員もあり(^^)。全部通して歌う、という目標はもう始めから笑って諦め(^^;)、マートナから。「この彼女ってどんな人でしょう?何歳くらい?髪は?」「25位!」「黒髪だといいな(^^)」みたいな話をみんなでする。結構団員それぞれの人生が透けるのがおもしろい。貧しいけれど実直な家で育った若い少年兵が身分違いの恋をしているのを心の中で応援しながら飲んでる古参兵たち(^^;)の気分で歌ってみたりする。エレミア全曲。今日はT1はピアノだったりしたが、みゆきさんのレッスンでは2パート、3パート毎に「一緒に動く」「ずれて動く」「受け渡しをする」「ぶつかりぶつかられる」などを確認しながら進むので、実はtuttiの時間は少なかったりするのだった。2小節ズレ平行移動、なんて、確かに楽譜に書いてあるのに言われないとなかなか気づかないし、実際に本当にずれて歌ってみないと、ある、とアタマで判っていてもカラダが理解しないものなのかも。エレミヤは、アルファベット(数字)でないところは、世俗曲と一緒で景色やお話がある曲なので、その部分のお話とずれた歌を歌うとチェックが入る。「今歌ったところは、悪い話ですよね。皆さんが歌っているのはまるでよいお話みたいです」とか言われてしまうと、よしあしというより「どーでもいい話」みたいに歌っているのかもしれない、とか内心忸怩。最後にバッハ37番をかっとばす(^^)。お久しぶりのメンツが何人か現れたので、各パートでそれぞれの曲の大井センセイからの注意とか全体の作り方とかそれぞれ伝達したりする。それを他のパートのひとが横から聞いていて「あぁ、そうなんだぁ(^^)」とか頷いちゃうところがなかなかゾリステンだと思う。5分ほどの休憩を3度取り、あとは歌いっぱなし。充実感はどこの団にも負けないと思うぞ(^^)。●おひさしメンツを加えて新しい飲み屋の開拓に行き、練習時間と同じくらいの長さ、合唱の話やらなんやら。体力だって他団に負けないかも、年齢なりに(^O^;)