2004年5月
 5. 6.(木) 祖師谷区民集会所 18:00-22:00 バッハのト短調ミサBWV235とカンタータ37番の楽譜配布開始。★楽譜代はハヤシさんへ。大井センセイお休み。みゆきさんのご指導で、早速ミサの譜読み。バッハのこの手の曲、いきなり転調やら仕掛けも多々あり、なまじよそを聴けばお約束「5度平行歌い(^O^;)」もあり、で、初見に強くなったはずのゾリの面々もたじたじ。でも、クリステの情緒のあるレガートを聴いて「こういうの歌いたかったんだ(^^)」という声も。「eleisonのsonで捨てない」「休符で休まない」「小節線を跨ぐタイとか(係留音)のメッサデヴォーチェ」あたりは、きっと何度でも言われることになるだろう。第二キュリエに入り、音型的には第一キュリエをかえしているのもある、とわかったあたりで本日は打ち止め。37番は今日は見なかったが、「苦手なアラブレーヴェだ!」とか「こういうシンプルな楽譜はつらいんだよね」とかもうみんな将来を予測している(^^;)。
 5.13.(木) 烏山区民センター 19:00-22:00 お久しぶりの大井センセイ(^^)。ラッススのマートナから。弦楽器のボウイングが合唱にも必要、ただしそれは≠押す、というとこで、パート毎に何度かさらう。気合いがあっても腹筋を使わないと出来ないワザなんだが、腹筋を使えないのは気合いが入ってないから、だそうで(^^;)。ト短調キリエ、ようやく通った。今回はイタリア式の発音で、イタリア風に仕上げるとのこと。本日ソプラノは新入生1名を除き喉の具合が悪く「特別メニュー(^^)」だった。2パート毎に歌うのを交替で何度もしてはtutti、の繰り返しでだんだん理解し慣れていく。37番初見大会(^^)。第1曲、交替でオルゲルプンクト3〜4小節あるのだが、こういうロングトーン系は入りはしっかり、ただし小さく入って、音が変わる小節のアタマをヤマにするようにじわじわ膨らませるのがコツだそうだ。イ長調で明るい曲、みんな気に入ったみたい(^^)。コラールは音だけ初見。
 5.15.(土) 上北沢区民センター 13:00-17:00 強化練習<(^^)> マートナ、やまびこ、ト短調、37番をじっくりと。やまびこは、実声グループとやまびこグループに分かれたが、やまびこが聞こえないやら、やまびこしか聞こえないやら(^O^;)。でもこうするとよくわかるよね、と納得。ト短調、キリエはすでに発声もばりばり注意され、そのフレーズだけ(^^;)は出来るようになったり、という段階。でもなんていうか、バッハならつらくてもいい(^^)みたいな風情が漂っていて、このへんがゾリステンの本領というかふるさとなんだ、と強く思う。シュッツもそう、なはずなんだが、世俗曲だとなんだか違うひとみたいで(^^;)。ト短調、グローリアの初見大会。まだ転調のしかけとかわからず、わけわからない状態で時間切れ。お茶していたら、多忙なパトリさんが現れた(^^)。よくさらって、一緒に歌える日に備えないと!■ローマンカトリックの通常ミサ文対訳と発音(コンサイス表記)配布
 5.20.(木) 祖師谷区民集会所 18:00-22:00 マートナ、やまびこ、ト短調。マートナ、だいぶんメリハリが楽しめるようになってきたような。やまびこはまた対抗戦となり、「後攻のほうがいいわ」「私、先攻じゃないとだめ」(^^;)とか得手不得手もあるようだ(^^)。ト短調になると、をいをいと思うほど気合いが入るのが笑える。グローリア、どうにか通って、、「もしかして…、すてきな曲?」「本当はね」「歌えればね」とひそひそ(^O^;)。Laudamus teのところは、長調ならロ短調だよね、とか思うところなんだが、まだ褒め称えるというより地を這っているがお腹がこすれて動けない、みたいな(^^;)
 5.27.(木) 祖師谷区民集会所 18:00-22:00 本日は宴会シフトで集合が普段より30分早かったが、、、そういうときなら来られるんだ(^O^;)、よくわかった(^^;)。発声は「一週間」とかしたんだが、センセイはこれを「母音が移り変わるとき発声やポジションが変わらないようにする」練習として指導するんだが、どうも団員は、「ロングブレス大会(^^;)」になっているような気がする。マートナ、「どんどん!」とお子様にしてしまうとまずいんで、「どぉんどぉん」と母音をテネーレしてね、ってことだが、この感覚、他の何にでも応用がきく(^^)。センセイがお手本。「でぃんでぃんでぃーん、どろどろでぃんでぃんでぃんでぃんでぃーん」あれ(^O^;)。イルビアンコ、和声も楽しめて器楽的にはよくなってるけど、「白い」も「甘い」も「死」も一緒に諄々とそっけない。「少しは意味を書いておきましょうね」(^^;)はーい。気分切り替えて張り切ってバッハ。ロ短調キリエ、途中までを詳細に。基本的に「母音が変わっても発声は一緒」を重点的に鍛錬したが、パートによって問題が少しずつ違う。ソプラノは、「紙風船で遊ぶような勢い」、アルトは「早めの準備、歌いながら次の音のための息もながすつもり、お腹を使う」、テナーは「固まらないで緊張する、メッサデヴォーチェは音量でなく音の方向性で」、バスは「跳躍は”同じ場所”で歌う、キモチを入れてもしらっと歌えるように」など。■早じまいでM氏送別会。お別れはとても残念で、毎週いらしてた人が次回にいらっしゃらないのは信じらんない(/ ;)のだが、でもお互い合唱をしていたことで、ここ数年ご一緒できた、というのはやっぱ、幸せなことだったんだ、と思う(^^)。


2004年6月
 6. 3.(木) 宮坂区民センター 18:00-22:00 行ってみたら、ピアノのない部屋だったので、マドリガーレから。マートナとやまびこ。だんだん慣れてきたが、どうも、ムードがまじめすぎ(^^;)。普段が宗教曲なんで、失恋の歌でも説得にかかるのがゾリステンであるらしい(^O^;)。やまびこ、もちろん対抗戦にするのだが、やっぱ、言われてないやまびこ、とか、さぼるやまびこ、とか(^^;)。輪唱の方が楽なひとと、輪唱になると混乱するひととあるらしい。Wさんが鍵盤を持ってきてくださり、ト短調はグロリアをごりごりと。Laudamus te あたりで、お腹を使うという基本にとっても忠実(^^)でなければならないんだが、まだまだ。キリエをさらい、クムサンクトの初見大会、、、うわぁ(^O^;)。楽しげな曲なんだが、とうぶんそうはいかないような。
 6.10.(木) 烏山区民センター 19:00-22:00 マートナ、ここぞという盛り上がりでの「気分」を共有するとのこと。例えば、全体には皮肉っぽいが最後のページではマジ、とか。やまびこは対抗戦つき。イルビアンコ。悲しい話なんで、マジメに悲壮に、はちょっと。バッハはグローリアをごりごりと。キリエと同様、ソリが多いアルトはよく捕まる(^^;)、…が、だから他のパートが捕まらないわけではなく(^O^;)、カノンが多い曲は、他パートに対する注意をよく聴いておくのが合理的だとしみぢみ(^^;)。アルトは[e]の母音で喉が平たく潰れた声になりがちなんだが、この潰れる現象は、高い音、別の母音など原因は異なっても、どのパートも言われていて、解決策はほぼ同様だったりする。
 6.17.(木) 千歳小学校 18:00-22:00 会場が変更になり、誰が迷子になるかと思ってたらセンセイだった(^O^;)。桜丘小へ行ってしまったらしい。みゆきさんのご指導で、とてもやわらかテイストのマートナなど歌う。そのままマドリガーレをさらってからバッハ。キリエをごりごりと。ソプラノは[i]の母音で捕まりまくったが、日本語の「い」になるよりは[e]でいい、という注意の後、びっくりするほど美しくなった(^^)。みゆきさん抜きバージョンでもきれい(^^)。●この会場は早じまいで、烏山、成城それぞれの方面に流れ解散となったが、烏山組は結局いつもと同様な行動様式。「実は結構みんな、echo、きらいだったりして」にセンセイが「え”!」となってるのがおかしい(^^;)。気がつかないとは思えないんだけどなぁ(^O^;)。
 6.24.(木) 松原地区会館 18:00-22:00 マートナは、フレーズごとに歌詞を検討し、共有しているべき「雰囲気」を確認。、イルビアンコ、基本的に淡々とだけれど、最後のcontentは、「満たされて(^^)」ないとまずい。「回転寿司で回ってるのが全部ウニ、とか思ってください!」「げっ!(^^;)」。いや、貧民が満たされるのは別のネタかも。バッハはキリエをごりごりと。高音でつぶれ気味になるソプラノ「イカ!」「ヤリイカ!」と叫んでからKyrieを歌うと超美しい(^^)。でもまさか本番でヤリイカ(^O^;)。ソプラノ、今日はパトリがお休みだったけど、超自信なさそうな気配さえとれれば、すっごいきれいなんだけどな(^^)。グロリアは半分過ぎぐらいまでがんばったが今日は通らず。こちらはやりとりが多いので、ちょっと難航。ゾリステンが和声を得意とする傾向になる、って数年前までは考えられなかったような気がする(^^;)。
 6.26.(土) 経堂地区会館 13:00-17:00 強化練習<(^^)>。今クールは曲目が多めなので、とりあえず全部さらう、という方向で。マドリガーレ類は、結局、「マジメに取り組みすぎ」というより「楽しく取り組んでない」あたりに問題があるようだ。そういう意味で、深刻なイルビアンコはゾリステンは得意かも(^^)。バッハは全曲を一応。クムサンクトはまだお試しモード。今日はメリスマの歌い回しや、「お腹を入れるタイミング」の話が多い。メリスマは技術的にはたぶん前クールのヘンデルよりヤサシイのだけど、だからマトモにできるわけじゃない。どうやらメリスマと「緊張」はセットにならないものらしい。「お腹を入れる問題」は、高音へのジャンプに特に多いが、さて高い音、となったときにおもむろに入れると遅すぎ(/ ;)。細かく動くときには、前の音を歌ってるときはすでに入れ始めてる、んだそうだ。BWV37、第1曲は縦揃いなので、結構カタチになっている(^^)。コラールは今日は音ナシ。歌詞が読めるようになってから音をつける。エレミア、結局センセイだけが楽譜を忘れていた(^^;)んだが、とにかく始めましょ、とのことで1番冒頭アレフのアタマまで。「今回はこだわっていきたい」んだそうだけど、まだ3番は一度初見大会しただけ。大丈夫だろうか(^^;)。