2003年5月
 5. 1.(木) 祖師谷区民集会所 18:00-22:00 久しぶりの人々も多く、祖師谷の会場はちょっと手狭かと思えるほど。Tさん復帰(^^)。彼女の声を聴いてうるうると実感した。Laudate pueri、最初アルトが少なくてS2、Aともに難航したが、だんだん人が集まって盛り返す。今日はしっかり5声部が聞こえ、いかにも合唱団であった。Nisiは終曲のみ。アンセムは第1曲。どの曲でも、「ノリ」と「声が落ちて暗くなる」あたりについて、多くのパートで手を変え品を変えて指導がある。練習後かなりの人数が居酒屋へ繰り出し、あわや日付が変わろうかというあたりまで盛り上がる。●鳴海真希子さんの1周忌に参加した後藤田さんからご報告あり。●合宿の下見会が行われるかもしれない。★練習中、「どこが悪いと思うか」と言われて「声が太くなり、暗く低くなる悪循環に嵌っている」と答えたら、飲み会でセンセイに「あんた判ってるのになんで直らないの?」と絡まれそうに(^^;)なった。それがわかりゃぁねぇ!
 5. 4.(日) 養沢センター 合宿下見会。武蔵五日市駅で大井センセイの車にイナバ、ニイヌマ、オザワの3名がどかどかと乗り込み、新緑の中楽しいドライブ(^^)。回り道して昼食の後、養沢センターへ。宿のオヤジさんが親切に説明してくださり、細部までばっちり詰めていく。私が知る限り、合宿で下見までしたのは初めてだが、初体験の宿舎でもあり、安心感は大いに増す。ここまでがっちり準備したんだから、あとは上手に歌えるようになるだけだ、簡単!(^^)…ん?。夕方駅で、ニイヌマ、オザワが降りて由貴絵さん交代。3人は次なるレジャーに向かっていった。降りた2名は駅ビルの神戸屋の下見(^^;)をする。パンはウマイ。★当日、お迎えバスに遅刻すると、12時台には「上養沢行きバス」はない!★PHSはむろんのこと、携帯の電波も通らない!養沢センターの電話番号を持ってでかけるべし!
 5. 8.(木) 烏山区民センター 19:00-22:00 アンセムの5番と1番。タテノリになってしまっていて、それでいて個々の和声を聞き合っているわけでもなく、パート毎、2パートずつ、などごりごりとしごかれた。息は肺から口にチョクに送るのではなく、気管の背中側を沿って上がり、軟口蓋から副鼻腔へと送ること。ばっくり口を開けると声がぼろぼろとこぼれてしまうので、人差し指を噛んだつもりになる。某バス氏は、中指を噛んでしまってから、見直して人差し指を噛み直していた。上行音型では、首や顎をあげて音程をあげようとすると喉声になる、というのがわかっちゃいるがやめられない。同じ場所で「ただ裏返す」とか、「ボーリングの13ポンドのボールを持ったまま」とか、まぁいろいろあるんだが(^^;)、言われて考え始めると、肩に力が入って盛り上がってしまう、というのももうお約束。●合宿についての、超懇切丁寧な「しおり」が配られた。さぞや遠方長期の合宿、とか思えてくるくらいだ。●合宿ではバッハのコラール以外全部歌う予定。いまいちなバランスではあるが、お楽しみカルテット大会ももちろん!行われる。天気よさそう。楽しみ(^^)。
 5.10.(土) 養沢センター 13:00- 合宿<(^^)>。1日目:早く着きすぎ(^^;)の人はあったらしいが、遅刻するひともなく、お迎えのバスもほぼ定刻に発車。車隊と現地で合流して、まず最初に取りかかるのはお茶やお菓子の用意など(^O^;)。由貴絵さん差し入れのコーヒーメーカー!がリッチである。アンセム前半(7番まで)。なんだかんだと全部歌詞がついてしまう。P練では5番をメインにさらい、メインイヴェントのカルテット大会は5番全曲。出馬表は下記のごとし。
S A T B
1a 神代 小澤 桑野 稲葉
1b 山村 渡辺
2a 井口 新沼 菅沢 小宮
2b 桑野 後藤田
2c 柳川

5通りもの組み合わせがそれぞれに少しずつ味わいが違って楽しく、「Solisten」の面目躍如っていうところ。こんなにすてきな曲だとは知らなかった!(^^;)。
団長がテノールにコンバートして、バランスが格段によくなり、まるで合唱団のようだ(^O^;)。こんなに甘くレジェロなテナーがもうひとりいたなんて知らなかったよ!一人パートがなくなれば、いつ酔いつぶれても、かならず4声部はキープされるわけだ、ねぇ!
伴奏者の中村さんが親不知の痛みで悪戦苦闘!晩ご飯はひとかかえもある土鍋一杯のおかゆとか出て(^^)、そのおかげで?宴会までなだれ込んであれこれ弾いてくださったのだが(自作曲のご披露とか!)、みんながこき使いすぎたらしく、翌朝病院へ飛んでいくこととなった。ごめんなさい!お大事に!
2日目:山村さんに伴奏のピンチヒッターをしていただき、アンセム続き。11番はまるまる、ソリストの演奏になるそう(がっかり!)で、その他の曲をP連でさらう。11番を合わせたあと、Laudate pueri。歌い続けて集中力が品切れ、というのもあるのだが、呼吸が合わず、「歌わないでセンセイの指揮を見る」というのを何回かする。3時に終了、一気に撤収し、解散。
養沢センターHP
 5.11.(日) -15:00?
 5.15.(木) 祖師谷区民集会所 18:00-22:00 合宿のカルテット大会以来、おおいにSolistenとなってしまったのか…。合わない!前1小節の4拍空振りを見て揃って入る、というのに1時間をかけてがんばる。ま、アンセム(今日は第2曲から第5曲)は半端な習熟状況ではあるよね。譜を見ていれば歌っていられる程度の…(^^;)。声がでてしまってから音楽しようとするから押しちゃうし。センセイの指揮を見て、ブレスの時点で感情を入れればクリアできるはず、なんだけど、聞こえない部分を考える余裕、まだなかったりして。「ついていく」モードだとノリがないから、付点8分のあとの16分(タッカの「カ」)は遅れ気味、、、こういうときだけはパート単位で一致団結して遅れちゃったりするんだな。てぇわけで、ゾリステンの典型的な「ワルイとき」を実践してしまった、、、らしい、というのを漏れ聞いた(HP管理者はばててまして。合宿疲れでは、決してない(はず)^^;)。●伴奏者の中村さんはやはり具合を悪くなさって、点滴で暮らしているそうだ。今日のピンチヒッターはみゆきさん。拍手(^^)。
 5.22.(木) 烏山区民センター 19:00-22:00 大井センセイお休み、巨瀬さんのご指導。アンセム第6番〜第9番、歌詞つき。先週「タッカのカ」が遅れて心を入れ替えた、、、わけじゃないのだが、今度は速すぎ、ということで絞られる。アウフタクトの8分2つの場合もそうで、区別がついていない。注意されるのは縦に揃っているはず、のところなので、要するに、合っていない、合わせていないわけだ。和音の組み立ても「わかって」いなければできないわけで、2声部から順次積み重ねたりする。漫然と歌ってはいけない、というのも指摘される。具体的には、1拍目では「踏み込む」とか。久しぶりに巨瀬さんの指導を受けてみると、この1ヶ月間、単に譜面に慣れただけで、他にはあまり努力や進歩はなかったんじゃないか、と思ったりする。新入生があったので、巨瀬さん共々一杯となる。●中村さん復活…なんだけど、くだんの親不知はまだ生えているそうだ。おみやげまでいただいてしまった、お見舞いもしていないのに。
 5.29.(木) 烏山区民センター 19:00-22:00 3,3,3,2という、見た目にはまるで混声合唱団のような(^^;)編成。アンセム2,12,10,9番。このタイトな編成でも、何故か歌うと合わない!というのはどうやら、「子音を前に出し、音は母音で始める」という大原則が守れていないから。リズム読みを繰り返し、だんだんと、歌詞が聞こえるようにしていく。「タッカのカ」は今日は遅れた。遅いと言われて早めたり速いと言われて遅くしたりするのでなく、とっとと「正しいリズム」を覚えればいいだけ、のはずなんだがそれがね。あと、白玉(とくに小節をまたぐもの)はクレシェンドで、というのも、何度もいわれた注意点だがクリアできない、、、というのを漏れ聞いた(^^)。(HP管理者は風邪でダウンしました、、ま、馬鹿じゃないらしい)●そんなわけで、この日に来月の日程表が配られたのを知らなかった。ああやばいm(_ _)m。


2003年6月
 6. 1.(日) 上北沢区民センター 13:00-17:00 強化練習<(^^)>。大井センセイは午前中の仕事が長引き、途中までみゆきさんのご指導でNisi終曲を歌う。休符を数えるかわりにI.Chorを歌ってくださり、ほほぅ、こうなるのか(^^)、とちょっとウレシイ。大井さんが到着し、アンセム。1〜9曲。みんな随分と慣れてきたので、完全崩壊することはなく進むのだが、「何を言っているのかまるでワカンナイ!」ということで、結局前週と同様、子音を前に出す、とかタッカをきちんと刻む、などを細かくさらうことになる。もっともそういうところがぼろぼろと取り残されるのは、結局のところ、「歌う直前までの注意力」であるらしい、とうすうす気づいた。「今歌っているのはどういう内容なのか」を考えないで歌うと、音と歌詞が似合わない、とか、他のパートが何をしているか察していないと、テーマを歌うパートをかき消すことになる、とか。そういうのは歌や発声の技術では、ないんだよね。あらかじめ予習できる「はず」のことで注意されるのは、ナサケナイものがあるよな。同じことが「白玉のクレシェンド」問題でも言える。「白玉(とくに小節をまたぐ)」というのは、つまりは和音が変わるときの「係留音またはその相手」なわけ。みんなでどういう和音を歌うか知っていれば間違った振る舞いをできるわけがない!のだけれど。もっとも、わかっちゃいるけど余裕がない、ってのもあるわけで、、、うう、練習しよう(/ ;)。●今日の伴奏(っていうより通奏低音^^)は稲葉由紀さん、拍手!●鳴海先生1周忌の文集、というのがご遺族からゾリステンに送られてきて、後藤田さんが配布してくださる。●合宿の事前踏査メンバーに費用弁済2k円ナリが配られた。
 6. 5.(木) 烏山区民センター 19:00-22:00 アンセム第2〜6曲。いろいろ問題続出なのだが、「はじめちゃうと1週間の合宿になる」みたいのばかりで、「うちでさらっておいてください」だったのだが、はた!と大井センセイが気づく(^^;)。「うちでさらってる人」…手は殆ど上がらない。「いいわるいの問題じゃなく、知っておきたいと思うのですが、、では前のレッスンのあと15秒以上楽譜を開いた人は目を上に!」ようやく何人か上を向く。「週のうちの2時間(木曜の練習)しか歌わないのなら、集中しなくてはいけません、いいです?」その通り。はい。
大井センセイがやだな(-"-;)と思うのは私たちが下手なことではなく、2時間必死に注意したことが「つぎのレッスンではオールクリアされている!」ことなんだそうだ。で、やばいぞと思って必死になると、またまたワルイ循環に突入し、みんな譜面にかじりついてしまう。「見て、見て」と叫んでも無視?されていた大井センセイはついに、譜面台を下げ正座。「これなら視界に入るでしょ?」2度目にこれをされるときには「オレは怒ったりとかはしないほうなんですけど、よそでこれをされたら、叱られたと思ってくださいね」…。なんか、すっげぇまずいんじゃないか?(/ ;).
●中村さんはついに抜歯の日を迎え、ピアノのピンチヒッターはみゆきさん。拍手。
P.S. 8人ぐらいが飲みに行ったのだけど、何故か話題が途中で、HP作成者の発声の問題に集中した。このHPを見ても判るかもしれないが、「さぼるためにはどんな努力もする^^;」というのがHP作成者のモットーなのだが、発声、というのは「さぼれない」ものであるらしい。しかし、よってたかって仲間の発声について、どうしたらよくなるか考える仲間がいる、というのがうれしい(^^)。しかし、15秒以上楽譜を見て復習すればいい、というものではなさそうである。
 6.12.(木) 烏山区民センター 19:00-22:00 アンセム2,4,3番。皆15秒以上復習してきたらしく(^^;)、「思ったよりイイです」だそうだ。注意力と息がとぎれるのを防ぐ、ということで、2人一組で一人が楽譜を閉じて持ち、もうひとりがそれをつまみ上げながら歌う、というのをする。以前やった「輪ゴム」と同じだと思う。各曲を歌う前にはその曲の内容を思い出し、「カナシイ」とか「エライ」とか、一言でいえばどうなるかと考えて、歌い始める「前」のブレスでその気持ちになる、というのもする。繰り返し同じ箇所が出るときは、必ず違う音楽に、とかはいつもの通り。Laudate pueri 1,3,終曲の復習。
●中村さん、抜歯成功。もう元気、よかった!というわけで、快気祝いに新入生歓迎会も兼ねて、二桁の人数で盛り上がる(^^)。●7.27.(日)は佐々木バッハ・セミナーでかなりの人数が欠席の予定だが、会場がとれたので練習日とする。S:個人レッスン、A:P練、T:ヴォイトレ、音取り、B:運休(^O^;)。
 6.19.(木) 祖師谷区民集会所 18:00-22:00 アンセム4,6,8番。要するに何の歌なのか、というのに加えて、揃うところやぶつかるところで、意図的になるように、ということで、そういう箇所を取り出してさらったりする。返して歌ってみるとすっかり忘れていたり(^^;)もするらしく、「書いておいてね」と大井センセイは繰り返しいうのだが、楽譜に書くタイプは団員のおおよそ半数くらいだし、皆で書いてもそれが再現されない、という問題もあり、むずかしい。何がなんだかわからない←揃ってない、というのも相変わらずで、これについては「指揮を見ていない」と「ブレスが遅い」の2通りの注意を、片方または両方されるわけだ。集中力関係については、先週の「楽譜を持ち上げる」を男声がしたが、「ひとによってタイミングが違う!」というのがセンセイの大いなる発見であったらしい。タイミング、とは、直前のブレスのこと。同じ拍で同じものを歌うのであっても、歌い手の数だけ、そこに至るまでの形があるものなのか。他パートに比べて母数も出席率もよいアルトは、毎週「来週は2列で歌おうか」と言いながら翌週にはすっかり忘れて(^^;)横に展開するのだが、合わせようと焦るからか、タテノリ傾向強すぎ。アルトのみ長いフレーズを歌わされたあとに「セサミストリートみたいっすね」(/ ;)。否定できん。●藤本厳ちゃんの長い出稼ぎがそろそろ終わり、中村さんとはしばらくお別れであるそうな。大変さびしい!新しいテナーが増えるのでは、という希望的観測も聞かれない訳じゃないが、、、(^^;)。●7月の強化練習は会場が千歳小学校(変更された、注意)、集合はS13:00、T14:00、A15:00。
 6.26.(木) 祖師谷区民集会所 18:00-22:00 S2A5T3B3という、一部除き(^^;)なかなか合唱団風編成。しかし男声は合わせるのに苦労し、Aはいつもよりあわせやすいとかノンキなところがゾリステン、Sは黙ってしっかり合っていたりする、えらすぎ(^^)。アンセム8、9番。いつもどおり、曲想に合わせたブレスができなくて、大井センセイはいろいろな例え話をなさる。「デパートに入ったら、まずどこへ行きます?」センセイの目論見としては「まずはハンドバッグよ(^^)」みたいな期待感や高揚感を考えていたようなのだが「デパートって行かないし、、、」(^O^)。だから「デパートって、楽譜に書いといて!」と言われても、、、いやその(^^;)。「飲み会に行ったらまず何を注文するか」とかなら「ビール!」とかすぐ出るのかも<そういう問題ばかりじゃないんだってば。音楽の流れがなくて、センセイに向かって指揮をする、というのを何人かがする。振ったその通りに歌うセンセイに目が丸くなって手が止まりそうに(^^;)。このエクササイズの目論見は「ごつごつしたところが少しでもなくなるように」でした。和声の「ぶつかりと解決セット」が決まらなくて、あちこち取り上げて練習。とくに9番のGraveはそれがイノチだったりするのだけど、このポリフォニー風「半小節ずれずれ」の最初のぶつかりがうまくいかない。だから直後の解決が喜ばしくなかったり(^^;)、解決して同じ音になるはずの2パートが合わなかったりとさんざんである。●中村さんは本番で厳ちゃんは来週から、ということで「伴奏はオレがしようと思ってた…」と大井センセイは言うがそういうわけにもいかず、急遽みゆきさんが伴奏、拍手(^^)。●M.O.さんはご家族介護のため一旦お止めになる由。復帰を期待、、とか言えないのがつらいところだが、誰にだってあり得ることなのだし、週に1回くらい歌を歌っても生きて行かれる世の中になりますように!●次回は9番から。10番のcongrigationは難航が予想される!