2003年3月
 3. 6.(木) 祖師谷区民集会所 18:00-22:00 久しぶりに由貴絵さんがお見えになったが、俄ソプラノとしてさらわれて(^^;)しまった。コラールBWV607、巨瀬さんにしごかれたぶんは向上しているのか、今日の指導は結構ピンポイントだったような。歌詞もつけたが、ようやく幼子が出てきたあたりまで。Erschien は、やはり辞書通りに発音することになる。Laudate pueri 第1曲、終曲。楽譜をはずしてみたりもする。ヘミオラは身体で覚えなきゃ(^^;)ね。アルト、音質というより声質で重点爆撃あり。[o]のままで[a]を歌えば、口ががばっと開かないので声が拡散しない、なるほど。キャロライン王妃のアンセム、第1曲、歌詞もついてしまった。発音は英語である上にイギリス英語である、というのがなかなかに大変なことでありそうな。最後に和声的ぶつかりを何カ所か楽しむ。歌い終わったとたんにS氏が飛び込んできた(それって得意?^^;)。●Kさん退団、残念。●Tさんお加減が悪くて休団続く。やっぱ美人は病気になるのがこの団の掟なのか?!●アンセムの楽譜の値段は2000円に決定。ハヤシさんが集金している。●合宿5/10-11に決定。 
 3.13.(木) 祖師谷区民集会所 19:00-22:00 コラールは久しぶりにおしまいまで歌詞がつく。Nisi Dominus のGrolia Patri...。Allegro以降がぐちゃぐちゃ(^^;)で、今日は重点的に後半。音程のジャンプ、母音の変わり目で、「変えない」歌い方がむずい。上へのジャンプは「見栄で細めのズボンを持って試着室に入ったとき」(^O^;)のようなお腹の引き方で解決するそうだ。アンセムは第2曲歌詞付き。第3,4曲音取り。今回は「英語らしく」というよりは、イタリア語のような明るさを保持してベルカントで歌えるように発音も考える、とのこと。第2曲、hang はcat の[æ]、fall'nは明るめの[o:]、provinses は [právinsis]。71小節で指揮を見て、そろってここぞと!入ること。sigh は [s]をあまり前へ出さない(「くさい、くさい」と聞こえちゃう!(^O^;)んだそうだ)。21ページに入ったら、同じフレーズの3回の繰り返しを、お腹は保ったままで順次音量を下げていく。第4曲は32小節まではソリストの重唱になる予定だけれど、後半と中身が一緒なので、全員さらっておく。●4月以降の予定表が配布された。●アンセムの解説、対訳、発音のリブレット配布。大井さんからも資料が!
 3.20.(木) 烏山区民センター 18:00-22:00 コラールから相変わらず3声部のスタートだったが、今日はテノールの見学者が見える、というニュースで皆うきうき(^^)。最後にカッコイイところを見せましょう、と(^O^;)、Nisi終曲、アンセム譜読み、Laudate第1曲、というプログラムになる。Nisi終曲は、半分忘れかかっているところがあり、パート毎にみっちり。覚えてくれば今度は音程。もしかして、覚えていないくらいの方が、マジメに音程を取るのだろうか、むむ。アンセムは第2曲をさらい、第3曲も歌詞をつけて。方針としては、歌詞付きでガンガン進めて、覚えたあとでじっくり仕込まれるらしい(^^;)。始めから音程や音色をしごいても、譜を覚える段階で結局皆捨て去る(^O^;)ことに、センセイも気づいたらしい!第3曲の最中で期待の新人さんが現れたが、譜読みの早さに圧倒される。Laudateの「カッコイイ」ところ、今日からSIIが出現。内声は自分の位置が掴めるまで時間がかかるものだが、これも驚異的に早く、おおいに圧倒される。時間がかかる人(←私だってば^^;)は、時間をかければいいのだ、と信じてはいるけれど、譜読みやら曲の構造の把握がスムーズにできる、ということも、もしかして最終的に必要とされる能力の反映なのかも、と気弱になったりして。●米国がイラクに宣戦布告した。中村直樹さんが号外を持って現れた。来週から3週お休みして、なんとこの時期に米国で受難曲を歌いに行く大井センセイは、ちょっとビビっている。おみやげはいらないから元気で帰って来てね!
 3.27.(木) 祖師谷区民集会所 18:00-22:00 巨瀬さんのご指導。バッハは歌詞をつけながらじわじわ進み、最後まで通った!複数の音を持つ単語がぶちぶち切れないようにとのこと。単語の発音や発声で、意味と齟齬がないようにしないといけない。たとえば私たちのKindleinはでかすぎる(^O^;)。アンセムの譜読み。どんどん進もう、ということで、歌詞はなしで第4曲から第7曲まで。「初見が早い」と、めずらしく褒めてくださったのかと思ったら、「だから本番でどうってことはない」と続くんだ、まったく(^^;)。ひとつのフレーズをひとつの固まりで歌うのが大事。フレーズを意識すると、アウフタクトを生かせるし、語尾も必然的にまとまる。8-16-16の音型がごつごつしていたら、「タンポポ、タンポポ」と歌いましょう、と言われる。ふむ。巨瀬さんは相変わらず和声に厳しく、今日はアルトが、第3音を低めに第2音を高めに、なんて言われたりする。中ルネの合唱団みたいだ!第6曲が、長大でえらくカッコイイ曲。メサイアの"Wonderful"のようなノリで、和音進行はオペラチック。●練習の終盤、大井センセイと由貴絵さんが駆けつけてくださった。大井さんがバス席で歌うと、乾いた皮のティンパニが加わったように爽快。曰く「巨瀬君の指導はいつもあんなふうに密度濃いの?」(^^;)。●大井さんはオペラの研修所で次のクラスへの進学が決まったそうだ。(^^)。●大井さん、由貴絵さん、美苗さんが参加するBCJ米国ツァーは4/3出発で半月弱だそうだ。


2003年4月
 4. 3.(木) 烏山区民センター 19:00-22:00 大井センセイ、由貴絵さん、美苗さんは無事に飛行機に乗ったそうで、巨瀬さんのご指導…のはずが、現れない(^O^;)。中村さんにご指導をいただくうちに、祖師谷経由の巨瀬センセイ登場(^^)。皆、一度は通る道なんだろうか。ヘンデル譜読み。第3曲から第5曲までを中村さん。記譜してあるディナミーク、主題をしっかり、など。楽譜に書いてあることを言われる、というのは、理解したとおりに再現できてない、ということだ!厳しい(/ ;)。巨瀬さんが第6曲。「すかすか」「ぼろぼろこぼれてる」「つまらない」、、とまぁボロボロなんだけど(^^;)、「そう歌ってれば間違いはない、程度にしか歌ってない」と言われて、納得。譜読みであっても「適当」ではいけない、音楽にしようとしていなくてはいけない、ということだろうか。IIIの音をもつアルトはもうぼこぼこだ(^^;)。ふたりで歌わされて「大体しか合ってない」。厳しすぎ(/ ;)。結局、どう歌ってるかでなく、どう聞こえてるか、をリアルタイムに判るようにするっきゃない、と思う。
 4.10.(木) 祖師谷区民集会所 18:00-22:00 巨瀬さんのご指導は今週まで。アンセム第7曲から音取りをして、ついに最後まで通った(^^)。どの曲もえらくカッコイイ(^^)。巨瀬さんはあいかわらず、初見の速さは褒めてくださったりするのだが、少し慣れてくるとすぐに、「ただ歌うだけ」状態になってしまうことを厳しく注意される。ヘミオラ、シンコペ、音のぶつかりなど、「あると判ったらそのように歌ってください」だそうだ。先を読まずに歌うのがまずいらしく、巨瀬さんによる「ゾリステンの真似(^^;)」は、つまり何も考えてない姿そのものだったりする(/ ;)。先読みができれば、巨瀬さんのおっしゃる「運ぶ音楽」とかも出来るようになるんじゃないか?和声についていえば、「注意されたらとりあえず高めに歌ってみる」というのがえらくまずいのだ(^^;)が、アンセムは和声がイノチなので、もうちょっと巨瀬さんにしごかれておきたかったような気もする。終了後は巨瀬さん、中村さんを囲んでイタメシ屋へなだれ込む。ひそかに中村さんに聞いたところによると、たとえばあるパートが主題をしっかり歌えていない、と言われた場合、そのパートが意識してがんばるだけでは、実は直らない!のだそうだ。他のパートもそのテーマに気づいて、ちゃんと聞かなければ、注意され続けることになるわけだ、ううむ。●合宿のご案内プリントを配布。見事に日取りが1日ずれていた!曜日を見てね、曜日を!申し込みはお早めに。欠席のひとも連絡を!●中村さんは27日本番なので、その日は巨瀬さんがピアニストでいらっしゃる(^^)。●中村さんが持ってきた、厳ちゃんのミュージカルのチラシには、演技中の厳ちゃんがでかでかと写っている!
 4.17.(木) 祖師谷区民集会所 18:00-22:00 久しぶりに大井さんとの練習。突然「何が歌いたいですか?」と聞かれて、すかさずアンセムの第6曲をリクエストしたら、ホントに練習が始まり、歌詞までついてしまった!明るくてノリが良くてよい曲なんだけど、元気に歌っていたら「どっかの社歌みたいになってしまいますね」(^O^;)だそうで、それでは歌詞をつけて曲の中身を理解して歌ったらどうか、といえば、「なんか、セサミストリートみたいっすね!」(/ ;)。ぐゎわん。タッカのリズムで考えなしにタテノリするとそうなるわけだ。もっとも、そのタッカの音型が極められたわけではなく、「お風呂で練習」とのこと。久しぶりにLaudate pueri全曲。かなり忘れていて、みんなでもたもたする。ゆっくりめにすると、なおもたもた!する。ああ悪循環。アルトがAとS2と分かれて初めて第3曲を歌ったが、S2に初っぱなから上のA音が出てきてびっくり。メリスマがごちごちになっていて、タッカと逆タッカの練習に戻る。大井センセイはS2やテナーなど、P練やノコ勉を要するとおっしゃるが、もちろん他のパートもそれは必要なんだよね。練習後、何人かで大井さんを囲んでおかえりなさいの乾杯。●合宿の申し込みは新沼さんが受け付けている。●厳ちゃんのミュージカルのチラシが各人に配られる。
 4.24.(木) 烏山区民センター 19:00-22:00 折角だからアンセムの第6曲をちょっと復習しましょう、、、とか言って、ずぶずぶにハマってしまった(^^;)。どのパートも派手に掴まったのだけれど、kindnessという歌詞に導音が乗っかっていたバスは超派手(^O^;)だった。久しぶりの「センセイと交互」練習で、[ka][ka]…。何でもなさそうに見えるのだがこれが合わなくて大爆笑。しかし、理性をかなぐり捨てて耳コピすれば、最後にはちゃんとハマるのだ。何事もあきらめてはいけない、うん。「この曲だけ歌ってるとばかになりそう」とセンセイがおっしゃり(判るような気がする^^;)、Laudate pueri。結局全曲。S2(メッツォと呼ばせて、とセンセイ)はようやく全曲デビューを果たした(^^)。第3曲の上のAは、瞬間風速的であるとはいえ、A-D-Aというすごい跳躍だったりする。これを大井センセイはまるであきらめず、「歌えるようになりたい?じゃ、練習しましょう」ということで、「座りながら歌う」というのをする。Fより上なんて未開の地だったはずなのに、全員ちらりとAが出るようになったのだから大拍手!!ほんっと、あきらめちゃぁいけないのだ。●合宿の申し込みは佳境だ。新沼さんまで、早く、早く!●次回の強化練習は前半にP練をする。13:00 S2、14:00 T、14:30 Tutti。
 4.27.(日) 宮坂区民センター 13:00-17:00 強化練習<(^^)>。今回の会場は「午後」じゃなくて、「午後前半」という枠だった!こういうときに運悪く先にP練だったものだから、Tuttiは30分しかない(/ ;)。ま、次の枠の利用者をドア外で待たせて3時15分過ぎまでがんばってはしまったのだけれど。TuttiはNisi Dominus。初っぱなの、斉唱で音がDひとつしかないようなところで、掴まるのはアルトだったりする。「いいですねぇ」とか何度も言って、暗くて低くならないようにする。5声部部分、P練で声の乗ったS2はかなり元気(^^)。Gloriaは、3/20以来歌ってなかったので忘却のかなたにあったりして、なんかぐちゃぐちゃ(^O^;)、ひぃーん。●あわただしく退出してからコンビニで買い出しをし、会場そばの神社で宴会モードになだれ込む。今日は新入生歓迎会だったが、会費500円で歓迎してしまってごめんよ。●さらに三軒茶屋に移動して宴会続き。10時近くまで騒ぐ。歌が1時間弱、飲み会が6時間以上…。えらく、ゾリステンっぽいと思う(^^;)。●巨瀬さんとはしばらくお別れになるらしい。残念。