2003年1月
 1. 9.(木) 祖師谷区民集会所 18:00-22:00 集まりがよくて、まるで合唱団みたい(^^;)。Laudate1,3,5曲、Nisi1曲。永遠の課題「脱力」は、なかなか「お腹を使う」ことと折り合いが合わないが、本日もそのあたりを、手を変え品を変えて。「練習すればできることは、必ずできるように、ナリマス!」と大井センセイはおっしゃり、思わずおおそうか(^^)とか思うが、現実は厳しい。タッカと逆タッカは今回も出るが、どうやらこれを、単にできるようになるのでなく、たとえば「息があがらないで」とか「下あごが固まらないで」とか「低音からしゃくらないで」とか、おまけつきで出来るようにがんばる、というのがコツであるらしい。
★ようやく、秋の演奏会のCDが販売開始となった(^^)/。ただし、まだ費用が計算されていないため、とりあえず記帳してもっていくだけだったりする。ラベルデザインがえらくかわいい。中身がよけりゃなお良い(^^)、うん。
★2月の予定表配布(会場係より)。新住所録は、なんといっても調査票が2枚しか提出されていない状況では配れるわけなく…出してくれぇ!!
★マリンバちゃんがえらくひさしぶりに来て歌った。これからも日曜とかがんばってきてみる、と言ってくれた。やりぃ。
 1.12.(日) 北沢地区会館 13:00-17:00 強化練習<(^^)>。なんか女声合唱団だった(^^;)。S,Aともに、えらくしごかれてしまった(^O^;)。Laudate pueri 第1曲、Nisi Dominus 第1曲、および、今日から始まったコラール。コラールはバッハのオルゲルビュヒラインの歌詞付き4声部版でBWV607の「天使の群れ天より来たれり」。これは、今のヘンデルでは不足気味の「和声を楽しむ」ための選曲で、歌うのもだが、耳を作る、というのも大事なポイント。全曲通して、ときどきどう歌いたいかが「見える」時もあるが、目標は「ラジオで聞いても何をしたいかがわかる」こと。当然顔だけじゃなく(^O^;)音に表情が必要だが、その前にまず、お腹の技術をしっかりすること。とくに、声が上がってしまう点について、都度指摘される。正しく歌おうとすれば、正しく歌えるわけじゃない!ってのがよくわかる一日だった。★CDの集金開始。1枚500円(暫定)。★名簿調査票少しずつ集まりはじめているが、まだまだ足りない。★成城教会でピアノを弾いて下さった近松さんから、ビスケットの差し入れがあった(^^)。★クマシロさん復帰(^^)/。ソプラノは今日、アルトの数より多かった!!
 1.16.(木) 祖師谷区民集会所 18:00-22:00 Nisi Dominus 第1曲と最終曲。2声部ずつ合わせていって耳を使う訓練。注意力を喚起し耳を使っても、最後の発声がまた難関だったりする。支えが上がったりしゃくり上げたり、明るい声を忘れれば、出た声は低いものでしかない。ほんとにこれは、理性の問題ではないので苦労だ。よそのパートを聞いていて、どうしていわれた通りにしないのだろう、とかうっかり思っていると、録音を聞いたときに自分が全く同じで、げっとなる(/ ;)んだよね。録音を聞いて反省して、今日こそはちゃんと歌ってる、と思っても、その録音を聞いてみると、、、(^o^;)。お腹を意識して、と言われると、「乱暴」な歌になる。で、「ビデオ」だそうだ。ビデオカセットはデッキのフロントパネルに垂直にそっと入れるものだが、私たちの歌い方は斜めに無理矢理入れようとしてる、んだそうだ(^^;)。★今日の伴奏は中村さんでした、拍手(^^)。★コラールの発音と語釈配布。手書きだけど、この際早さで。大井センセイが「リブレット」と読んでくださるが、そんなごりっぱなものじゃない。
 1.23.(木) 烏山区民センター 19:00-22:00 コラールBWV607番。H durかg mollの曲だと思うのだけど、Fdurで記譜されていて、だまされっぱなし(^^;)。常に転調中、という気分がまずいんだなぁ。というわけで2段目末のアルトのFisとかその直後のバスのEsとか、皆イマイチ踏切不足の音程で、注意され続ける。歌詞をつける。Erschienの頭のErは、[e:r]でダブルアクセント(歌詞の読みぐせだそうだ)。決して悲しい内容ではないので、「軍勢がきちゃったよ、やばい、隠れよう」みたいな(^O^;)風に歌ってはいけないが、Kindlein zert、を元気に歌うのもまずすぎ(幼子はかよわいのである^^;)。Laudate pueri第1曲、最終曲途中まで。Nisi Dominus最終曲途中まで。とりわけ最終曲はどちらも縦に揃うので、和声がことさらに大切になる。で、本日は「和声の輪」(^^)。文字通り輪になって、ときどき並びを入れ替えながら歌う。目的を言われずに始めたので、ちょっとアヤシイ宗教的だったが、この方法だと斉唱でも倍音が鳴る!(こともある)のにびっくり。練習の目的は本当に、倍音を聞くことにあったのだが、そういうことはまだめったに起こらない(^^;)ので、先に言われていたら、焦ったに違いない。「ビデオ」は本日も登場。大井センセイ曰く、「オレ、結構うまいこと言ったな」(^^;)。本当は「上から」なんだけど、とりあえず「ビデオカセット挿入」でもって、しゃくり上げない音程が出しやすくなる!。とりあえず、譜面を読めるようにがんばったとしても、音程(和声)がよくないと、センセイは先に進めてくださらないので、ここは耳を使うしかなさそうだと思った。
 1.30.(木) 祖師谷区民集会所 18:00-22:00 練習開始時刻での出席状況がいつになくよく、大井センセイはおおいに喜んだ。コラールBWV607から。厳ちゃんにテノールを弾いていただいて、あと3声が合わせる、、、はずなんだが(^^;)。2声で合わせ、それがようやくできると3声に戻るが、なぜか戻ったとたんに合わせることを忘れてしまう状況。細部の練習で一応できるようになっても元に戻ると忘れるのは、歌詞を歌うことについても同様。ヴォカリーゼの段階で、歌詞に見合った歌い方ができないのは歌詞を実際に歌ってないから、なのかと思っていたが、歌詞をつけて歌うと、発音に気を取られるのか、やっぱり歌詞の内容は忘れている、というのが実態だと思う。発声や音程、ポジションなども同様で、個々の課題点を取りだしたときに言われたとおりにできる、ということと、「常に」それらの注意点を守る、ということとが、あまりにかけ離れている。今日は前半だけしかできなかった。Laudate pueri、Nisi Dominusは、今日は全曲をさらい、全曲が通って!、初めて全部が歌えたことになる(^^)、4ヶ月以上かかっている、ぜぃはぁ(^O^;)。どちらも終曲は「父と子と聖霊、、アーメン」のところで歌詞は少ないし慣れている、ということで始めから歌詞付き。Gloriaの[gl]で見事にひっかかる。[gul]になってしまい[u]をとろうとすると['l]になるパターン、遅れてしまうパターンがある。発声で今日多かったのは「安藤さん」か。安藤さん、と普通に言うときの「あ」で歌えば籠もらない、というもの。これはもちろん誰でもできるんだが、問題は、歌っている最中に発声のポジションが「無意識に」変わってしまう事実に、どうやって「意識的に」気づくか、だったりする。
★えらくお久しぶりにヤマシナさんが現れて(^^)、初めまして、とか言われていた。お忙しくてまだ復帰は難しいそうだが、でも時間が出来たときに来てくださるのはうれしい。★団の「規約」と「しおり」を「紙でほしい」ひとに申し出てもらっている。ここを読んでいる団員のみなさまは、「団内連絡用ページ」から入って持っていってください。


2003年2月
 2. 6.(木) 祖師谷区民集会所 18:00-22:00 今日のピアニスト中村直樹さんがなかなか登場しない、と思っていたら、案の定(^^;)烏山経由でいらしたんだそうだ。ま、みんな一度は通る道だったりして。BWV607は、やっぱりなかなか耳が及第しなくて今日はヴォカリーゼのみで、天使の軍勢が来ただけで(/ ;)終わり。ちゃんとできないと先へ進まない、と大井センセイは断言。Laudate pueriは全曲をみっちりと。1、3曲は、2回ほど通して思い出したところで、楽譜をはずして歌ってみる。発声は少しよくなり、テンポもかなり遅れないのだが、それだけで済むわけじゃなし(^^;)。低声パートは暗い声になること、高声パートは顎が上がった喉声になることを中心に指摘され、一旦出来たようでも直後の同じ音型でまた注意されたりする。むむ。終曲は縦に揃うし、マルカート気味のところとレガートなところが明白で、非常に明快なんだが、だから?難航したりする。歌えてしまうのならメリスマの方がよほど楽、と思える。一緒に歌うことが醍醐味な曲想で、ほんとに一緒に歌うというのは、超ムズイ(しかしこれが楽しめなければ何のために合唱しているのだろう?)。58-9小節、88-9小節はヘミオラ。2小節を3拍で叩きながら歌えるようになればよい。★今年の演奏会ホール決定(^^)/。10月18日(土)マチネ、武蔵野市民文化会館。★Laudate、Nisiの次の新曲は、ヘンデル(というよりハンデル?)の、キャロライン王女のためのアンセム。英語だぁ!!★大井センセイがアメリカ出稼ぎ中(およびその準備日)は、巨瀬さんが指導してくださる(2/20、3/27、4/3、4/10)。★合宿、養沢で5/10-11が仮押さえできている。その前後も長瀞荘なら空いている。
 2.13.(木) 烏山区民センター 19:00-22:00 BWV607はヴォカリーゼで、男声女声が向かい合って歌ってみたりする。「少しは合うと、気持ちいいっすよね」…うーみゅ(^^;)。Laudate pueri全曲。1,3曲は途中で楽譜をはずしてみたりする。5,終曲は、入りを合わせることをたくさん練習。あらかじめ想像しておいて、十分に準備して、早めに子音に入り、一緒に出る、、、というそれだけのことを注意されているわけで。もしかして人間っていうのは、少ない労力で最大の効果を出し、できるだけさぼろうとするように出来ているのだろうか?新入生があって(^^)、久しぶりの歓迎宴会となる。S,A,Bは充実していいバランスなのに、Tが少ないじゃん、と盛り上がる。美人がたくさん!いるんだから、つられてテナーが入らないかなぁ、という声もある。かつてのテナーを含むB軍団は、握手したとかしたいとかで大騒ぎ、まったく(^^;)。★来週は大井さんお休み、巨瀬さんの指導でキャロライン王妃の葬送アンセム譜読みの予定。★合宿は5/10-11養沢センターで決まり。来週から申し込み受け付け予定。
 2.20.(木) 祖師谷区民集会所 18:00-22:00 大井センセイお休みで巨瀬さんのご指導。新しいヘンデルの音取りという話もあったが楽譜が間に合わなかったとかで、急遽Laudate pueri全曲。巨瀬さんにとって、フレーズとは、水を張った器を持って、柔らかい起伏のある小道を緩やかに移動すること、であるらしい。水をふりまいてはいけないが、ぼたぼたこぼしてもいけない。道を外れて暴れてはいけない。器は丸くなくてはいけない。というわけで、アクセントを無視した歌詞の歌い方とか、音符が見えるような歌い方とかを細かく直しながら地道に進んだりする。発声と音程ナシ状態でも、これだけ言われる、ということは、普段大井さんに言われつけていることが、身に付いてないのだろう。身に付くというのも、「忘れていてもできる」のではなく、「他のことを忘れるほど大きな努力をせずとも、どの点についても、注意点のうち的確な物を、確実に思い出し、意識的に努力し、かつ実行できる」という意味なのだろう。終曲では、始めから終わりまで、みゆきさんのソロが聴けてえらくらっきぃ(^^)だった。歌い終わったとたんに大井センセイが部屋にとびこんできた。残念でしたぁ。★ゾリステンニュース配布(演奏会関係日程など)。★厳ちゃんは来週木曜は弾いてくださるがその後しばらく出稼ぎとのこと。
 2.23.(日) 祖師谷区民集会所 13:00-17:00 強化練習<(^^)>。かなり女声合唱団風だったものの、ひさしぶりの顔もあり賑わった。Laudate pueri第1曲、Nisi Dominus第1曲、終曲。NisiのGloria、歌詞が2段(下段はイタリックの校訂)あるが、上段を歌うことに変更された。低声は「安藤さん」(母音[a]が暗くなる)、高声は「芋掘り」(声の位置がずり上がる)あたりを特に注意される。後半、新曲「キャロライン王妃の葬送アンセム」第1曲の音取り。同じヘンデルだが、今回は短調で[威厳があってかっこいい系(^^)」。縦に揃う部分が多く、そそる和声進行が美しい(はず^^;)。そこここにいわゆる「ぶつかり」があって、何カ所かはそこだけ止めて何度も味わってみたりする。ぶつかるところは、ぶつかる側が主張して歌うのがコツ、だそうだ。小節の末尾に、装飾音に近いような「ひっかけ」音型がある箇所がたくさんあり、これは校訂のとおり(オケ譜のとおり)歌うのだが、この「ん、んっ、たた!」となるノリが難所になる予感。ちゃんと歌おうと意識して堅くなれば遅れ、力を抜こうとして引いてしまうと発声的にまずいし、支えが消えて音程もリズムも正確に刻めない。とっとと覚えて楽しむ(^^)以外ないと思った。初見はお腹がすくらしく(^^;)、大挙してスパゲティ屋に繰り出した。★来週大井さんは仕事かもしれず、その場合は巨瀬さんのご指導となる。★Laudate pueriの5声部、SopIIはアルトを分割して練習に入ってしまう段取りになった。
 2.27.(木) 祖師谷区民集会所 18:00-22:00 巨瀬さんのご指導。まずはバッハのコラールから。歌詞なしでびしばし。巨瀬さんも音程を要求なさるが、大井さんとはちょっと脈絡が違っている気配。「その第3音はもっと低くても全然平気です」とかは、正確さうんぬんでなく、和声の趣味や感覚を問われているようで、ちっとコワイ。たとえばアルトの第3節Sie sagtenの箇所。8つの音符のうち6つがGなのだが、「ihn'nのGは他のGとは違う音でしょ?」ときたりする!キャロライン王妃の楽譜が届いた(^^)ので、どんどん譜読みする。第1曲から第4曲まで。最終的にどれ合唱でどれが重唱か今は未定なので、ならば歌ってしまえ(^^;)ということで。第4曲あたりは、巨瀬さんが思わず「かわいい(^^)」とおっしゃった佳曲だが、こういう力で押したりできないものは、きっと本番は歌えないんだろうなぁ。どうやらみんな、「みんな初見はうまいなぁ」と思いつつ歌っていた(^^;)らしい。でも、ここから先が進まないのがゾリステンなんだよな(^O^;)。★お久しぶりの顔があり、このごろ入った人を団長が改めて紹介。★G氏がシュトゥットガルトの「バッハ週間」土産のお酒入りチョコレートをくださった。★次回から厳ちゃんは出稼ぎのため(^^)中村直樹さんがいらっしゃる。