2000年7月
 7. 2.(日) 野沢区民集会所 13:00-17:00 強化練習<(^^)>。大人数が集まり、いかにも合唱団(^^)。本日はドイツデー(^^;)で、シャイン3曲、シュッツ2曲をじっくりさらう。息の勢いが不足し(とりわけ歌詞の複雑なところで)、上がりきらない音程を繰り返し注意される。シャイン2番とシュッツの O, Herr は、入りの難しいところがあって、みんなでどうしたらわかりやすいか考えた。アンコール曲はデュルフレのタントゥムエルゴと決まり、通して歌う。97年夏のコンサートに参加した人は歌っているので、多くの人は歌詞もついている。2001年のコンサート会場として、10月14日(日)府中芸術の森(マチネ)が確保できました。速報ゾリステン第2号が配布されました。
 7. 6.(木) 経堂地区会館 18:00-22:00 シャインの2番 Freue dich と6番 Lehre uns。今日も「息の勢い」の不足を注意される。[frø:] というところで、「たくさん息を使いたい、という気持ちは分かるんですけどね」と及川センセイは「たくさん息を出そうとしても、勢いがないためにむなしく口元からでろでろとこぼれ落ちて飛ばない」というのを実演してくださり、これが大受け(^O^;)。「ビデオ要らないね、先生がやってくれるから」(^^;)。次々と出る指導を懸命に実現しようとしていると、「悪くない。二流と三流の差、ですかね」、、ううう(/ ;)。「技術はないけどしたいことはある、みたいな。」(^^;) 「技術も大事ですが、今日できたみたいな「演奏家の感覚」も大事です。」問題は常に、翌週はまた実現できなくなっていることか。
 7.13.(木) 烏山区民センター 18:00-22:00 体操・発声では、新登場の肋間筋のストレッチと、ティッシュ投げ。これらで「合唱で溶け合う声」を作る。シャインの1番 O, Herr と6番 Lehre uns。シャインはどのパートも低めだが、低いところでテンションを下げないこと(特にO, Herrの19小節に対する21小節など)。[d]で始まる歌詞で、「んd」とやらないこと。「んだぁ、とか岩手弁じゃなく」(^O^;)。「良い声は必要じゃありません!拝む声が欲しいです。呼びかけですから、もっと外へ、もっと前へ。」Lehre unsの41小節以降、難航。4分音符の上行ははっきりと。「皆さん、練習は、何のために来るのですか?変わるため、ではないですか。皆さんはちっとも変わっていません!」(/ ;)。以前、まったく同じ事を某先生に指摘された記憶が、、、。
 7.15.(土)     ソプラノパート練習。参加者6名で充実した練習だったそうです。
 7.19.(水) 松原地区会館 18:00-22:00 発声でも曲でも、今日の及川センセイは息のスピードに厳しい。「ティッシュ投げ」を歌うときにもすると、子音も音程も音の明るさも、随分解決する(らしい^^;)。来週めがけてシャイン3曲シュッツ2曲。全曲通したのち、カンターテドミノ、O Herr、Freue dichの前半、Herzlichとさらう。O Herrの42小節からの明るい部分、声の出し惜しみをしないこと。言われないと60%位しか使ってないそうだ。Herzlich2番の中間部の様な激しい歌詞では息のスピードで子音を作る、ただし下品(^^;)にならないこと。最後にセンセイの曰く「今日最初に通したのが私たちの今の実力です。あとは、合唱なのですから、みんなで訴える、みんなで作ることをもっと考えましょう。」とのこと。札幌から女声室内アンサンブル・カリヨンの指揮をなさっている飯泉陽子さん(成舞さんのお友達)がおいでになって、一緒に歌ってくださいました。
 7.28.(金) 大泉学園・勤労福祉会館 18:00-22:00 佐々木先生レッスン。18:30頃から体操や歌詞読み。19:30頃現われる予定の佐々木先生とグレゴリオサマースクールのご一行が19:00過ぎに到着し、大慌て(^^;)。シュッツ2曲、シャイン3曲を及川センセイの指揮で通した後、佐々木先生のご指導で、シュッツ2曲とシャインの1番O, Herrを歌う。「まず大事なことは、皆さんが楽しんで歌うことですね。次に大事なのは、お客様も楽しんで下さることですね。」。。やっぱり緊張しすぎてしまうのか。先唱のパートをよく聴いて「同じように歌う」こと、よそのパートと、あるいは同じパート内で声を合わせることを、繰り返し厳しく注意される。カンタテドミノでは及川センセイのと違う捉え方、テンポ感での指揮で、ばらばらと遅れてしまい、普段いかに及川センセイを見ないで済ませてきたかを実感。「あと2ヶ月しかないんですか? あと2ヶ月、ありますね。」その間にすべきことの多さ!毎年のことながら、全体やパートへのご指導なのに、結局はひとりひとりの取り組みを問われているレッスンであった。


2000年8月
 8. 3.(木) 経堂地区会館 18:00-22:00 先週の復習で、シュッツのカンタテドミノとHerzlichを歌う。カンタテドミノはテンポをあげて、軽く歌うようにすると、私たちの場合流れが作りやすいそうだ。速ければ細かいところがごまかせる、、、わけはなく(^^;)、どのパートも音程の曖昧なところ、いわゆるずり下がるところなどを、厳しくしごかれた。Herzlichは今日は1番。「歌詞を自分たちのものにして、中から歌うようにしてください」とのこと。しっかりしゃべらねばならないが、声を吐いてはいけない、結局、考えなしに音にしてはいけないということか。 演奏会のチラシができあがり、配布がはじまりました。速報ゾリステン第3号が配布されました。
 8.10.(木) 烏山区民センター 18:00-22:00 発声は大井さん。新宿駅(^^)まで見通しての息と声。15000円のメロン(^O^;)の香りを胸一杯吸い込んで胸郭を開き、頬骨を上げ、声は高いところで、息はお腹から。シュッツのHerzlichは1番から3番までがっちりと。歌詞が変われば指揮も変わるのに、まだ私たちは楽譜から目が離れず崩れてしまう。「暗譜できるようにしましょう。」はい。。。60小節は外切りだが、2番のgeduldiglichだけは1拍で切ること。厳守! シャイン6番Lehre uns。13小節のカデンツの後、歌詞の変わるところで遅れてばらばらになる。指揮を見ること。終盤のSo wollen wirはなかなか明るく歌えない。及川センセイ、長考ののち、「あの、通販でぇ」(^^;)へ?「テレビショッピングで「奥さん、奥さん」とか言うああいう感じ。違うかな。」違うってば(^O^;)。女声から「わくわく?」と声があがり、「そうです!」だそうだ。最後にデュルフレのインパラディスム。まだ天国にはいられそうにない(/ ;)。演奏会チケットの配布開始。由水さんから封筒を受け取ること。演奏会費は8月の通い合宿までに由水さんに支払うこと。今週末からチラシの挟み込みが始まります。万障繰り合わせて参加してください!
 8.17.(木) 上北沢区民センター 18:00-22:00 お盆なのに(お盆だから?)、普段の倍近い人数が集まる。デュルフレは、ルクスエテルナ、リベラメ、インパラディスム。久しぶりのデュルフレなので、もともと全体練習での練習量が少ないパートソロであちこち破綻(^^;)。合唱もユニゾンでハモったり(^O^;)して。しかし殆どのパートリーダーさんの参加している合唱は「芯」があって気持ちがいい。シャインは1番O,Herrと2番Freue dichのおさらい。2番、33小節のS1、S2、Bはカデンツ、納めて歌って、A、Bのlaß dichは新しく作ること。最後に6番Lehre unsを通す。9,10月の予定表、演奏会までの挟み込み予定表が配られました。
 8.24.(木) 祖師谷地区会館 18:00-22:00 お久しぶりの方もあって充実した人数。デュルフレは頭に返って、入祭唱とキリエをじっくりと。デュルフレ演奏盤(ERATO4509-96952-2)によると、柔らかさ、というイメージより、歌詞がはっきりとして固い感じになる、と及川センセイ。声に芯があるように、息が過多にならずに「声にする」ことが大切、だそうです(pでも弱拍でも)。例えば練習番号16のクリステのステは「捨てない」(^O^;)。後半、これも久しぶりの第3曲ドミネイエスクリステ。やはり忘れていて入りがばらばらとなり、急遽パート毎に3分の「作戦会議」。難しい入りは、オルガンの特定の音から取るのではなく、1小節くらい前から和音を意識してとる(覚える)とよい、と由貴絵さん。速報ゾリステン号外が配布されました。
 8.26.(土) 祖師谷区民集会所 13:00-17:00 通い合宿。男声。デュルフレの入祭唱、キリエ、ドミネイエスクリステ、アニュスデイ、リベラメの男声部分について、母音唱法と歌詞付きの練習(T.K.氏メモ)
 8.26.(土) 祖師谷地区会館 18:00-22:00 通い合宿。女声。男声と同様母音唱法も多用し、入祭唱とドミネイエスクリステだけを取り上げて、発声、発声、ひたすら発声(^^;)。よく注意される声のずり下がりを、ひたすら軟口蓋を上げることでひとつずつ直していく。
 8.27.(日) 松原地区会館 13:00-17:00 通い合宿。全体練習。デュルフレの入祭唱、キリエ、ドミネイエスクリステ。昨日ごりごりしごかれたのは一定の効果はあったと思うのだけど、結構みんな萎縮してしまい、最初に通したときは結構へろへろ(^^;)。部分を取り出して繰り返し練習すると、できるようになる、、その繰り返し。どこかのパートのまずいところを及川センセイが真似をしてみせると、明日は我が身とわかっていても、その真似のあまりのうまさに他パートが爆笑したりする。「どうしてオレ、下手な真似がうまいんだろう」(^^;)。そりゃ私たちが「よいお手本」ばかり示しているわけで、、ねぇ。アンコール曲の「タントゥムエルゴ」の練習のあと、最後にシャイン3曲を1度ずつ通す。
 8.31.(木) 尾山台地区会館 18:00-22:00 発声練習で「Na-e-a-e-a」と指示した及川センセイ、いきなり「カメハメハに似てますね」とぼそり。数人がつられて「Ka....」と歌ってしまった(^O^;)。デュルフレのサンクトゥスとアニュスデイ。今日はパートソロよりも、2パートの箇所が難航。片方のパートがよくなって、もう片方が歌うとボロが出て(^^;)、そちらを直しているうちにもう片方が、、(^O^;)。母音の歌い方が難しい。Agnus Deiの i がむき出しで強くなってしまう。「i はいいです、、、冗談じゃなくてぇ。」(^^;) 久しぶりにシュッツのカンタテドミノ。7月末以来の新解釈がまだ定着せず、センセイまで巻き込んでゆっくり(^^;)歌ってしまったりする。素早く入るにはどう指揮してくださるとわかるかいろいろやってみる。最後にタントゥムエルゴ。本番で吉村君が歌えなくなったことが正式に発表された(/ ;)。