BWV182 資料集 
 ● シオンの丘 


シオン Zion エルサレムの東端にある丘の古代ヘブライ人の呼び名。渓谷にはさまれ、現在は「神殿の丘」として知られる。聖書には、エブス人のシオン要塞(ようさい)として最初にあらわれる。前1000年ごろ、ダビデ王がこれを攻略し、彼の要塞とさだめ、「ダビデの町」の中核として以後、エルサレムはひろく知られるようになった。もともとは十戒をおさめた「契約の箱」のおかれたところで、エルサレム神殿のあるこの丘は、古代ヘブライ人の政治や文化の中心だったという。旧約聖書によれば、シオンは神の「聖なる丘」を意味し、のちにその名はエルサレム全域とパレスチナの名称となった。ユダヤ人を「シオンの娘」ともいう。後70年にローマ人によってエルサレムが破壊されたあと、シオンの名は、パレスチナの地にいつの日かユダヤ人の故郷を再建するという希望の象徴となった。 "シオン(地名)" Microsoft(R) Encarta(R) 98 Encyclopedia. (c) 1993-1997 Microsoft Corporation. All rights reserved.