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リッター当たり128km! 来年発売予定の米アプテラ社のハイブリッドカー




【Technobahn 2007/11/22 15:43】画像は米Aptera Motors(アプテラ・モターズ)社が予約を開始したハイブリッドカー「Aptera Typ-1」

 このハイブリッドカー、徹底的に空力特性を向上させることによって1リッター当たり128キロと、
これまで販売されてきた低燃費車の10倍近い燃費性能を得ることに成功した。

 Cd値(Constant Drag)で示されることが多い車の空力特性の場合、セダンの車でCd値は0.3〜0.4、スポーツカーで0.25〜0.3が普通だ。
Cd値が0.2〜0.25位になるとモーターショーなどに出展されるコンセプトカーのレベルとなり、市販車ではほとんどあり得ない。

 ところが、このAptera Typ-1の場合はCd値はなんと0.11。
ここまでくると車というよりはもはや航空機といっても過言ではないかもしれない。

 これまで、自動車メーカーは効率的なエンジンシステムの開発に取り組むことによって低燃費性能の向上に努めてきた。
空力特性を洗練化しすぎることは、居住性能や安全性

を犠牲する場合が多いからだ。しかし、Aptera Typ-1のように空力特性を極限にまで高めれば燃費性能も
著しく向上させることができるということはこれまでの自動車開発の基本思想を根底から覆すものともなる。

 1リッター当たり128キロで、これまで販売されてきた低燃費車の10倍近い燃費性能を持つということは
逆にいうとガソリン価格が10分の1になったということと同じとなる。

 この燃費性能が本当であれば、かなり魅力的だ。

 Aptera Typ-1は、2万〜3万ドル(約220万〜360万円)前後の販売価格で、
最初の生産車は2008年10月頃の完成となる見通しだ。






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公道を走行可能な世界で唯一のボーイング727



【Technobahn 2007/11/5 18:10】画像は米イリノイ州シカゴにあるリモ・キング・エンタープライゼズ(Limo King Enterprises)社が
製作した公道を走行可能な唯一のボーイング727。車台にはメルセデス・ベンツ社製のバスが使われているという。

 リモ・キング社はいわゆるカスタム・リムジン・カーの製作メーカーで、これまでもスーパーカーをリムジンに改造したり、
顧客となるセレブ層の要求に応じて様々なリムジンを製作してきた企業となる。

 こんな車、売れるわけがないと高を括ってはいけない。

 リモ・キング社はこの車を先月、米ネットオークションサイト「eBay」に出品。10月25日に1万ドル(約115万円)の価格でオークションがスタートして以降、
またたく間に入札価格は跳ね上がり、10月31日には終に27万4100ドル(約3152万円)で落札されてしまった。

 日本円にして3152万円という価格は安いのか、高いのか、まったく判断が付かない。

 そもそもこんな車が公道を走ることを許可するアメリカの大らかさが凄い。


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MITが開発中の折りたたみ式電気自動車



【Technobahn 2007/11/6 16:13】画像は米マサチューセッツ工科大学MIT)が開発中の折りたたみ式の電気自動車「City Car」。

 MITでは都市交通手段の一環として利用できることを念頭に開発を進めており、
利用者は地下鉄の駅から出てきたところに折りたたんで駐車してあるCity Carにクレジットカードを通すことでキーを解除してレンタルするといった利用方法が想定されている。

 一見すると小型の充電式電気自動車のように見えるが、駆動用の電気モーターは4つある車輪の中に埋め込まれており、
それを電子制御で操るロボット自動車となる。そのため、画像にあるような縦列駐車などもロボット制御で簡単に行えることが可能。

 日本であれば、駅までは自転車で行き来することが一般的だが、自動車社会のアメリカでは駅までは自動車で行き来するということが
一般的に行われており、そういった利用方法に対する代換手段としてこの折りたたみ式電気自動車が活用されることが見込まれている。


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米Terrafugia社が開発中の「空飛ぶ自動車」



【Technobahn 2007/10/15 23:41】
画像は米MITの学生が集まってできたTerrafugia社が現在開発中の空飛ぶ自動車「Transition」の完成予想図。

 航空母艦の艦載機のように主翼を折りたたむことで、公道を自動車のように走行することも可能。

 同社では既に折りたたみ式の主翼の開発を終えており、2008年中にも初飛行、2009年中の発売開始を予定している。

 外見は完全に軽飛行機でどちらかというと、公道を走ることができる飛行機とでも呼んだ方がいいかもしれないが、
これまで発表されてきた「空飛ぶ自動車」の中にあってはかなり実用的なものとなりそうだ。

 販売価格は14万8000ドル(約1700万円)の見通し。

 画像提供:Terrafugia

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【Technobahn 2007/9/26 19:50】
写真は今月13日、時速414.3キロで走行し、市販車の最速記録を更新したShelby Super Cars社のUltimate Aero。

 世界記録への挑戦は同社の本社がある米ワシントン州にある閉鎖された道路を使って試みられ、
1回目の走行では時速414.31キロ、2回目の走行では時速410.24キロを記録し、
この2回の最高速度の平均値が公式世界記録としてギネスに登録された。

 これまでの市販車の公式最高速度記録はスウェーデンの自動車メーカーが生産しているKoenigsegg CCRが記録した時速395キロだった
(非公式の最速記録はBugatti Veyronの時速407キロ)。

 この車、米国における販売価格はおおよそ65万ドル(約7500万円)。


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