夏がくるよ

6月の風はいたずらに キミの頭を逆なでて
未完成な雨粒を 抜けるように追い越してく

道端に咲いた小さな花 雨に打たれて泣いているよ
だけどいつも晴れる日を 青空の笑顔を待っている

心の糸がからまったら ゆっくりほどいていけばいい
もし切れたら またむすんで つなげばいいだけの話さ

永遠よりもずっとずっとながくそばに居られたら
もう二度とはなさない 守っていくよキミだけを


涙をふいて笑ってごらんよ
雨は上がるよ ほら陽がさしてきた

雲間からさす光の中 キミの笑顔を見つめてる
ほんの少し立ち止まって その手をつなぎなおして

大きな足音たてながら もうすぐ夏がやってくるよ
ホタルの海へ落ちていこう 二人で包み込まれよう



戻る