曲先。オールフィクション。
「こうだったらいいなぁ」と思いながら書きました。
敢えて”私”という言葉を使わないようにしました。なんでかって?それはひみつのアッコちゃん。
志麻にはめずらしいラブバラードでっす。

                2002.8.31

あなたの羽根


あなたの背中から舞い落ちた小さな白い羽根
涙流れる度 抱えたひざの上に降り積もる
今宵の月は手が届きそう
小さな流れ星に願いをかけよう


抱きしめて 体中から涙あふれて止まらないくらい
素直になれないその肩を 強く強く抱いて
いつまでもそばにいて 手をつないで離さないでいて
たとえ何もかも見失っても あなたさえいればいい


月を見上げながら あなたのことをふいに思い出す
逢いたくて切なくなる夜には
小さなこの街に魔法をかけよう


信じてる あなただけを 涙あふれて止まらないくらい
どんな言葉でもその全てを ずっとずっと信じてる
いつだってあなたのこと待っている ずっとこの場所で
軽い眩暈のあとで そっとその手を あなたにさしだすから


抱きしめて 体中から涙あふれて止まらないくらい
素直になれないその肩を 強く強く抱いていて
いつまでもそばにいて 手をつないで離さないでいて
たとえ何もかも見失っても あなたさえいればいい




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