『When I Was a Boy』 written by John Entwistle
赤ん坊の頃 俺は世の中を気に掛け無かった だが今や 俺も立派な大人で 悩み事が頭の中に詰まっている 五歳の頃 生きていて楽しかった だが今や 俺も立派な大人で 死んで仕舞いたいと願っている 全く以て 時は忙しなく過ぎ行く 君が生まれたその刹那 死へと向かっている 時は誰一人として待ちはしない やがて君の人生は浪費され 始まる前に終わっている 窓辺にこうして座っていると 俺の人生が蘇って来る 随分の年月が流れた 楽しかった頃から 随分の年月が流れた そして俺は 無駄に過ごした年月を数えてみた 希望と恐怖 笑いと涙 やがて俺は思う 俺は何故にと思う 何故に道を誤ったのかと思う 少年の頃 俺は少年の心を持っていた だが今や 俺は立派な大人で 人間らしい心の欠片も無いのだ 十代の頃 俺は夢を抱いていた だが今や 俺は立派な大人で 夢の欠片も無いのだ 全く以て 時は忙しなく過ぎ行く 君が生まれたその刹那 死へと向かっている 時は誰一人として待ちはしない やがて君の人生は浪費され 始まる前に終わっている 窓辺にこうして座っていると 俺の人生が蘇って来る 随分の年月が流れた 楽しかった頃から 随分の年月が流れた そして俺は 無駄に過ごした年月を数えてみた 希望と恐怖 笑いと涙 やがて俺は思う 俺は何故にと思う 何故に道を誤ったのかと思う |