『It's Your Turn』 Written by John Entwistle
岩礁の天辺に立てば 俺は崖っぷちに押しやられている 俺の後釜を狙おうと 人が群れを成して並んでいる 絶壁に立てば 俺は復讐の女神に近付いている 俺のブルースに飛び込もうと 人の群れが互いに争っている 俺の内面の何処かに ヒヨッコのガキが居る 奴は夜通し眠らない 不死身の吸血鬼だ その眼には血と月が宿っている 落ち込んでくると 俺は奴の声を聞くんだ 「眠りは朝日を知らない愚か者の為に在る 再び生きることの出来ない愚か者の為に」 お前が未だ粘土遊びをしていた頃から 俺は雑誌の顔だったぜ 今では俺のケツにくっ付いて来て 波に乗っているんだな ファンも敵もくれてやるぜ 執念深い女もな それから性病も遣るぜ ペニシリンでも打ちやがれ お前が若くてドアホなのは知っている お前が何処から遣って来たのか知っている お前が何処に行くかなんて知らないが お前のように 俺も嘗て其処に居たことがある アイデアを使い果たして 遣り続ける為の新しい帽子かい 中年なんだろ 代わり映えのしない歌 違ったページさ お前が何を経験しているのか判るさ お前と同じ過ちを犯したんだ お前が欲しいものは 幾らかの希望と 泣き付く肩なんだ 俺の内面の何処かに見知らぬ者が居る 俺の後ろの影 少しも俺に似ていない 言い訳が繰り返される 奴は羊の皮を被った狼だ 俺は見分けさえ付かぬ所で目を醒ます 楽園の詐欺師さ お前の番だ 上がって来て奪い取れ 持ち堪える根性が有るのなら 成功出来るさ さあ来い さあ来い さあ来い Ooooh 奪い取れ! |