『Alcohol』(from『Muswell Hillbillies』) written Raymond Douglas Davies
さて 或る罪人のお話 彼は嘗て勝者だった 卓越と優位な立場の人生を楽しんだ けれども 職場での精神的圧迫と社交界での約束事 そして彼の我儘な妻の狂的欲望 それは彼を大酒呑みへと変え 彼は淫売婦と共に頭を混乱させ 彼女は彼を優柔不断な生活へと導いた その淫売婦は彼になけなしの金を貢がせ 彼女は彼をドヤ街に野垂れさせ 或る救世軍の施設に酔っ払った儘打ち遣った 何という恥晒し おお 悪魔よ アルコール 思い出せない嘆かわしい記憶 誰が俺の言うことを思おうか クソッタレめ 忌々しい おお 悪魔よ アルコール 思い出せない記憶 誰が思おうか 俺が悪魔のアルコールの奴隷に身を窶そうと 思い出せない嘆かわしい記憶 誰が思おうか 俺が悪魔のアルコールの奴隷に身を窶そうと バーレー・ワイン ピンク・ジン 彼は何だって呑むだろう ポート ペルノーやテキーラだって ラム スコッチ ウォッカのオン・ザ・ロック 自分のの悩みが全て失せて仕舞う迄な けれども 彼は自分の生活を台無しにして行き 自分の妻を殴るようになり そして淫売婦は逃げて仕舞い 他の間抜けを見付けた 彼女は彼に酒を呑ませるだろう 彼女は彼を崖っ縁に導くだろう そして彼の金が尽きて仕舞ったら 彼女は彼を貧民窟に見捨てるだろう 何という恥晒し おお 悪魔よ アルコール 思い出せない嘆かわしい記憶 誰が俺の言うことを思おうか クソッタレめ 忌々しい 思い出せない嘆かわしい記憶 誰が思おうか 俺が悪魔のアルコールの奴隷に身を窶そうと |