LIVE REPO

FROMAGE LIVE
2004年5月30日(日)  LIVE AT 京都:都雅都雅

2004年5月30日(日)、24年ぶりのステージとなった『Progression@2002(02/07/07)』から、1年10ヶ月ぶりのLIVE。この日の空模様は、雨こそは降りませんでしたが、間近に梅雨入りを思わせるかのような、湿度も気温も高い1日でありました。
当日のメンバーは、オリジナルメンバーの中嶋一晃氏(現:浪漫座)、谷口裕一氏(現:シネマ)、オリジナルアルバムで繊細かつリリカルな曲を聴かせてくれた“マナ”こと東沢 学氏を初めとする最強のメンバーが揃ったといっても過言ではない。FROMAGE(フロマージュ)というグループは、日本語に依るヴォーカルを効果的に生かすということ、アレンジの絶妙さ(決して難しいフレーズを創るということではなく、親しみやすいメロディーをアレンジでどれだけ人々の心を揺り動かすことができるかということ)を追求し続けたバンドのひとつではないだろうか?人間の本質的な『愛』を強く感じる『心』を持ったグループであることを再認識したライヴであった。きっと京都という風土で生まれ育ったグループだからこそであろう。演奏曲目も、往年の名曲が揃って新旧のファンにとってをも嬉しいものであったに違いない★

Vo.マナさん

 【Member】   

(敬称略)
■ボーカル&フルート 東 沢  学
□ギター 中 嶋 一 晃
■キーボード 北 村 芳 彦
□ベース 真 下 正 樹
■ドラム 谷 口 裕 一
□ヴァイオリン(ゲスト) 中西則子 (シネマ)

   

【演奏曲目】 
  1.カラー・ヴィジョン・ナイト
  2.オンディーヌ
  3.エクスターミネイション
  4.夢の詩人
  5.トーマ
  6.回帰線
  7.水晶(ガラス)の城
  8.沈黙の扉
  9.大都会
 10.月に吠える
(アンコール)
 11.夜笑う
 12.岸辺のない海
京都でのLIVEというのは、初めてです。実は、何度か京都でのライヴにお邪魔しようという気持ちはあったのですが、片道2時間以上かかるということ、帰りの時間を心配しながらのライヴは、ゆっくり落ち着いてライヴを楽しむことができないかもという思いがあって、なかなか重い腰をあげられずにいたのでありました。でも、今回は『フロマージュ』。数十年ぶりのワンマンライヴということもあって、この日が来るのを非常に楽しみにしていたのでありました。そういう気持ちもあったので、会場には余裕をもって出かけました。しっかり地図を確認していたにもかかわらず、会場を通り越してしまいました。近くのコンビニで場所を再度確認して、ようやく到着。恐る恐る入り口のドアを開けてみると、リハの途中だったようです。>>聞き覚えのある曲が耳に入ってきたのでありました。
会場の前で、友人と再会。凄く久しぶりにお会いしたのですが、すぐに打ち解けられるってイイですよね!(実際私は、かなりの人見知りをします)
開場予定時刻の18時にOPEN!!ドアが開いて『都雅都雅(TOGATOGA)』の中へ。
(「都」(みやこ)と「雅」(みやび)で、京都らしい名前だな・・・。と思っていました)入り口でチケットを購入し、フロマージュのチラシ(そこには、すでにセットリストが記載されてたんです!)を貰いました。会場内は、新旧のファンが集まり和やかな雰囲気の中、ステージの幕開けを今か今かと待ちわびているかのようでした(会場内には、ノヴェラやテルズ・シンフォニアの曲が流れてました)。私が今まで行ったライヴ会場での客層とやや違って、落ち着いた雰囲気を持っているかのように感じました。開演時間を迎えるころには、用意されていた会場いっぱいのテーブルの席が満席になっていました!!マーキーの人が取材(8月末日発売予定の「ユーロ・ロック・プレスVol.22」にREPO掲載予定があるそうです)に来られていたのを初め、プログレミュージシャンの方々も来られてました。私はといえば、早い入場だったので、フロントより上手側の最前列の席でした。フロマージュのステージでの音は、アルバムで聴いているよりも≪Rock!してる〜★≫という印象があったのと、ヴォーカルが奥田“Jeff”正一氏とは違う雰囲気を持っている東沢“マナ”学氏ということもあって、はじまる前から内心ワクワクドキドキしているのでありました。都雅都雅のPAは、京都でも優れているとお伺いしていたので、安心して聞けるような気がしています。

開演予定時刻の19時を迎え、フロマージュのメンバーがステージの定位置に立ったKey.北村氏&マナさん(ドラムの谷口氏は、黒いTシャツ姿で、ギターの中嶋氏(以下「座長」)は、赤いサテン生地のワイシャツに黒いネクタイ&黒のスラックス姿、ベースの真下氏は、モスグリーンのジャケットにジーンズ姿、キーボードの北村氏は、白いTシャツにジーンズ姿、ボーカルの東沢氏ことマナさんは、赤いスーツでした。マナさんは、20数年ぶりにステージに立たれたとのことですが、スタイルもヘアも当時のままのように見えました)
SEがないまま、1曲目は
『カラー・ビジョンナイト』>>ファースト・アルバム『オンディーヌ』の5曲目に収録されている曲です。今にも、走り出しそうな軽快なノリのある曲。自然と身体が揺れてくるんですよね!マナさんの第一声を聴いて、鳥肌が立ってしまいました。
マナさんが「FROMAGE(フロマージュ)です。今日は、たくさん来てくれてありがとう」とMC
2曲目は『オンディーヌ』>>ファースト・アルバム『オンディーヌ』の4曲目に収録されている曲。凄く優しい感じのする曲。
マナさんが
「どーもありがと!次の曲もファーストでリリースされた曲です」とMC。
3曲目は
『エクスターミネイション』>>ファースト・アルバム『オンディーヌ』の1曲目に収録。
ここでゲストである、中西さんが登場。マナさんが、中西さんを紹介したあと「30年弱前、一人の詩人である立原道造氏に強く影響を受けた。精神的な強さ、夢を持つことの大切さ・・・。」とMC。座長こと中嶋氏
4曲目は『夢の詩人』>>アルバム未収録曲。ピアノソロから入る、スローテンポなバラードです。音が流れ出るように綺麗な曲で、私は初めて聴いたのですが“お気に入り”の1曲になりました。この曲が、前回演奏されたのは、20年以上前だったと思うのですが・・・。
次の曲は、マナさんご自身が一番好きな曲と紹介してくれました。
5曲目は
『トーマ』>>セカンド・アルバム『オフェーリア』の1曲目に収録。この曲は、萩尾望都さんの「トーマの心臓(文庫本にて再発されています)」を題材にして書いた曲です。(当時、少女漫画を題材にしたプログレの曲が数多くあった)
「Thank You!!」マナさんが「20代の頃に“16歳”をテーマにたくさん曲を書いた、そのうちの1曲です」とMC。
6曲目は『回帰線』>>CINEMAの3rdアルバムの4曲目に収録(ちょっとヴァージョンが違いますが・・・)。
マナさんが、座長を紹介。「日本プログレ界の雄ですよね!」
7曲目は『水晶(ガラス)の城』>>セカンド・アルバム『オフェーリア』の6曲目に収録。
残る曲も3曲となりました。次の2曲は、座長在籍時のスタンダードな曲だったそうです。
8曲目は『沈黙の扉』>>アルバム未収録曲。この曲は、前回のライヴでも聴いていましたね。
ここでメンバー紹介。座長がライトハンド奏法(☆1)について熱く語っておられました。スティーヴ・ハケット(ジェネシスのギターリスト)が元祖だそうです。
ゲストの中西さん9曲目は
『大都会』>>アルバム未収録曲。この曲も、前回のライヴでも聴いていたので2回目。アルバムには、残念ながら未収録の曲です。
再びマナさんのMC。リスナーの人は音楽を作ってるなー!育てられてるなー!!(マナさん、リスナーである私たちを大切に思ってくれる、お心遣いにジーン!と感動したのはいうまでもありません。)
10曲目は
『月に吠える』>>ファースト・アルバム『オンディーヌ』の6曲目に収録。この曲は、ご存知の方も多いと思いますが、萩原朔太郎氏の詩集「月に吠える」がベースとなった曲。
メンバーは、ステージを降りた。
(20時35分)


拍手が鳴り響く中、メンバーが再登場!アンコールです。
マナさんが「20年以上ぶりのステージで、メンバーに支えてもらってるというような内容」のMCだったような・・・。谷川俊太郎の詩の一部を朗読してくださいました(他にも、MCをたくさん考えてきておられたそうですが、披露されることはなかったです)。浪漫座別館のライヴの案内も終わって、いよいよアンコール曲です。マナさんの生フルートに感激!
11曲目
『夜笑う』>>ページェントの『螺鈿幻想』というアルバムの5曲目に収録(ただし、原曲とはヴァージョンが違います)。この曲の作曲は、1978年の秋(フロマージュの結成及びジェネシスが来日した年)である。座長ご自身がとにかくプログレ・ファンをうならせる曲が作りたかったとか・・・。ページェントの曲とは違うイメージを受けるのは、男性ヴォーカルに合わせてKeyが違うのと間奏部分のギターソロが違ったからですね!!(^^)/
中西さんが再びステージに戻って、会場内におられたシネマのボーカルの“ひろみさん”と浪漫座別館のボーカルの“ひなさん”が紹介された。マナさんが「凄く感慨深い曲」と紹介した曲が、今日の最後の曲となった。
12曲目
『岸辺のない海』>>ファースト・アルバム『オンディーヌ』のボーナス・トラック若しくはCINEMAの3rdアルバム6曲目に収録。
(終了:21時02分)
曲の随所随所に生フルート、ヴァイオリンの音が効果的に使われていたので、曲に奥行きと広がりが出ていました。>>マナさんの歌声は、当時と比べると年齢を重ねたからこそ、かもし出される深いBa.の真下さん味わいをもっておられました。>>若いころは、音が出るだけで満足するかもしれませんが、人生経験とともに“ゆとり”という音にまろやかさを加えるのも、必要だと思うんですよね。多くのミュージシャンが、常に自分の音を探し続けているのかもしれません。>>アルバムを聴いているとき、このフレーズはどんな風にプレイしているのだろう・・・と疑問に思ったことないですか?ライヴで、その音をどのように再現して聴かせてくれるのかも楽しみのひとつですよね。>>ライヴ終了後、その余韻に浸っている間もなく、ご挨拶も早々に会場を後にしましたが、帰りの電車の中で走馬灯のように各場面が頭の中をかけめぐってくるのでありました。マナさんがおっしゃっておられましたが、音楽というのはメンバーの方々とオーディエンスがともに作り、育てていくものかもしれません。>>リハーサルの時に、谷口氏がスティックを2本折られたとのことでしたが、その力強いドラミングはメンバーそれぞれの音と融合し合い、色とりどりの糸を編んだときのような光沢のある1枚の布に仕上がっているかのように聴こえました。このバンドが、今後継続されるかは不明ですが、メンバーご自身が楽しんでいた姿が凄く印象的でありました。できる事なら、数年に一度でもいいですからステージを拝見させていただきたいと願っています。私自身、もっともっと聴いていたいと思えるステージだったことに加え、メンバーの方々が自分たちの音楽を心から愛しているという姿を垣間見ることができたことを大変嬉しく思っています。この場をお借りしまして、メンバーの皆さんに深く感謝しています。>>ありがとうございました。<m(__)m>


解説//(☆1)
正しくは、「タッピング」という。弦を弾かずに抑えるだけで音を出す奏法をいいます。
右手は、ピックを中指で持ち、親指をネックの上に置くようにするのが基本のフォームです。
右手でのハンマリングは、左手の時と同じ要領でフレットのきわを強めにハンマリングして音を出します。このとき、手首は動かさないようにして、人差し指を根元から動かしてフィンガー・ボードに打ちおろすようにするのがコツだといえます。ただし、指の力はできるだけぬいてリラックスした状態にしておくことが大切です。
      
     最後になりましたが、メンバーの皆さん楽しい時間をありがとうございました。お疲れ様でしたm(__)m
     ミュージシャンとしての意識の高さに感動いたしました。今後、益々のご活躍をお祈り申し上げます。
最後まで、お読み下さいましてありがとうございましたm(__)m
今回は、REPOを書かせていただく予定でしたので『MDデッキ』を準備しておりましたが、スイッチが入らず記憶のみによるREPOとなってしまいました。不明瞭な点が、多々あると思いますがご了承くださいますようお願い申し上げます。
なお、今回は演奏されました各楽曲につきまして、REPOをお読みになる方が、それぞれに曲に対する想いがあると思いますので、管理人の主観は記載しておりません。アルバムを聴きながら、お読み頂けましたら幸いですm(__)m
                                                     REPO作成//By.sawa

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