前日に行われたNoel des Angesの余韻も覚めやらぬ中、１２月１９日、地下鉄大通駅コンコースで行われた、クリスマスフェスティバル2004に出演させていただきました！
しかも、イベントのオープニングとエンディングの２度のステージです。
イベントの数週間前から、駅の掲示板や地下鉄内に貼られたポスターに、写真やグループ名が意外と大きく載ったりしてまして、自分からその話をする前に、
地下鉄通勤の職場の人から「地下鉄のポスターに載ってるよね？」と言われた事も。。。
事の重大さにおののきつつ迎えたイベント当日でした。

当日の第一回目の集合時間は午前８時半。朝から行われたリハーサルでは、やはり皆の顔色も冴えない状態でした。
が、そこは逆境に強いサンクチュアリ。
本番のオープニングにはきっちり調子も上げ、クリスマスシーズンにピッタリな曲を中心に５曲ほどお届けしました♪
その後一旦解散して、家で休んだり、家事をこなしたり（！）、食事や買い物を楽しんだメンバー達が、夕方のエンディングに向けて再度集合しました。
後半戦は、華やいだ街に合わせて、楽しげなクリスマスソングでの幕開けです。
後半の曲は曲調が多種多様で、バラエティーに富んだ選曲だったように感じます。
いやー、いろんな曲を歌ってますね。しみじみ。
そしてシメを飾るのは、先日完成したアルバム「Sanctuary �V」でも最後の曲だった「Prayer」です。
この曲は、２００２年、米・ソルトレークシティ冬季五輪の閉会式で、聖火台の灯が消える時に歌われていた曲でもあります。（←豆知識）
クリスマス・フェスティバルの最後を飾るにふさわしい厳かな曲で、この日、サンクチュアリも一年の歌い納めとなりました。

やはり大通駅という場所柄、通行人は非常に多く、いつものライブとは全く違う雰囲気でした。
いつも応援してくれているメンバーの友人・家族も多数来られていたと思いますが、もちろんそうでない方もいて。
時間に少し余裕があって、興味をもって足を止めてくれた、見ず知らずの方々も結構な数いらっしゃったはずです。
いつか、この日偶然サンクチュアリの歌を聴いたという人に、どこかで出会えたらな、と思います。
ほんのわずかでも共有した時間を、記憶の片隅に置いておいてもらえたら、幸せです。
そして、あわよくば「良かった」と思っていただけたら☆
そんな野望を胸に、これからも歌っていきます！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（記　松田　典子）