2002/11/3  Singout Festival 2002 at Zepp Sapporo

どうしてもこのステージは気合が入っちゃうのよね。なぜって?
それは、アタシがアタシ(クリオネ)として生まれた場所だからなの。
それは去年のこと。ライトに照らされ、白く発光するアタシをみてマリリンが言ったのよ。
あ、マリリンって誰のことかわかるわよね?
そう、だからアタシの生みの親はマリリンってことになるのね。
今度からママリンって呼ぼうかしら。

話がずれたわね。そうそうレポートを頼まれたんだったわ。じゃあ舞台の袖での私たちでもレポートしちゃおうかしら。
出演の二つ前のグループが終わると私たちは舞台袖へ移動するの。
移動だけでそりゃあ華やかよ。なんたって私たちドレス姿ですもの。
もちろん「かわいい」って私にかけられた言葉だと思ってる。
だってママリン特製のふわふわドレスですもの。

前のクワイアのかた達が歌ってる時、私達はほんとうにそのすぐ横にいるのよ。
客席からは見えないでしょうけど。一応ね、舞台にたつ順番にならんで待ってるの。
でもね、三々五々ストレッチを始めたり、顔の筋肉のマッサージをはじめたりしているわ。なぜか化粧を直している人も居る。どこにしのばせてたのかしら。
おとなしくじっと待つってことはまずないわね。もちろんそうやって緊張もほぐしているのよ。
そしてね、着ているものにもよるんでしょうけど、待ってるあいだって寒いのよ!
ステージはあんなにライトがあたってあついのにね。
さすがに私達本番前に円陣を組むなんてことはしないわね。ガラじゃないから。
もっともやってるところがあるのかは知らないけどね。
とまぁ、こんな感じかしら。そしてスタッフの方の指示でステージにのぼるのよ。
私達がひとつに、Voice of Sanctuaryになる時よ。

                         (記 クリオネ)


  演奏曲

For God So Loved The World
O Holy Night
Love Lights The World


 

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