ROCK'N ROLL CIRCUS 2002
JUKE RECORDS 25周年記念
2002.09.29(SUN)
ANGIE,THE ACCIDENTS,無礼者達
@DRUM LOGOS

9・29JUKE25周年記念ライブにアンジー、アクシデンツ復活!!
THE ACCIDENTS
1.I WANNA BE STAR
2.知らない世界
3.雨のメインストリート
4.HUMAN ZOO
5.BABY BLUE
6.DESTINY
7.DREAMER<KEYあり>
8.CLOCKWORK<ねじ式><KEYあり>
9.NIGHT TIME<KEYあり,GUI一人>
10.今夜は眠れない<KEYあり,GUI一人>
11.ENDLESSLOVE<KEYあり,GUI一人>
12.HOLD ME TIGHT<GU柴田>
スマイリー原島 vo/後藤昌彦 g/下山章 b/宮本秀二 ds/安藤広一 key
GUEST柴田
元アクシデンツ・ベース

ANGIE
01.アストロボーイ・アストロガール
02.祈り
03.全ての若き糞溜野郎ども
04.雨のドライブ、三つの言葉
05.カナリア
06.ヴィヲロン
07.センチメンタル ストリート
08.銀の腕時計
09.便所紙〜分解マニア〜I need you〜幽霊〜便所紙
10.天井裏から愛を込めて
11.でくのぼう
12.ミミズ
13.見事な夜
[EN1]1.マグマの人よ
[EN1]2.蝿の王様

[EN2]1.幸運<ラッキー>
VO 水戸華之介 GUI 中谷ブースカ BASS 岡本雅彦 DRUMS HALLO


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このレポを自分が書くことをまず誇りに思えるとともに、後で触れさせていただきますが、私堤正道は7月下旬から今回のイベント記念店<JUKERECORDS>で働き始めておりますので、9・29の当日リハから打ち上げの1次会まで参加することができました。ですので、本HPを知っている方ならお分かりだと思うのですが、今回に関しては、一めんたいロックファンとしてこのレポートを書かせていただきます。別にJUKERECORDSとしての感想でもありませんし、誰かの〜でもありません。9・29の目撃者として、自分にとってこのイベントを迎えるいきさつから、当日模様までかける範囲で書きたいと思います。いいのかな?でもせっかくなので書きます。ちょっと長くなるかも・・・またこのイベントを迎えるに当たって事前に書いたレポートもありますので参照ください。またJUKERECORDSなどで働いてらっしゃった中谷さん、水戸さんとの仕事の兼ね合いもあり、そこまでは私の一存ではかけませんのであまり触れないようにします。御了承ください。

まずアンジーについては書く必要はないと思いますので、簡単に私が行ったライブは実は今回で3回目であります。そうです。LIVE体験が薄いのです。解散後の水戸さん、中谷さん、岡本さんのLIVEはほぼ拝見しております。行ったのは解散ツアーの都久志会館。再結成のLOGOS。そして今回です。
またアクシデンツに関しては原島さんが歌ってらっしゃる姿さえ生で見るのは、ほぼ初めて。先日7・14ZEEPで行われたARB,R&RGYPSIESのアンコールで始めて見たぐらいです。音源に関しても、アクシデンツは、ダビングしたテープが多く、CDでは<POWERHOUSE>のみ!解散後のドクターズ関係、トリビュート関係は家にあるのですが・・・
ですから、それぞれの思いが溢れて興奮していました。

さて、今回のライブについての話に戻りましょう。今回の話を初めて伺ったのは、それこそJUKE RECORDSのバイトの面接の時でした。僕のめんたいロック好きのことや中谷さんのやってらっしゃる<IFF>について、JUKE店長で僕が大きくRESPECTする博多出身のバンド<サンハウス>のオフィスも兼ねている松本さんに打ち明け、その話の中で25周年記念イベントでこの2バンドが復活すると聞いたのです。7月下旬だったと思います。その後、実際働くことになりアクシデンツ、アンジーをかなりまた聞き込み始め、仕事に向かう電車の中でも眠っていたウォークマンを引っ張り出して聞いていました。これは僕にとって、自分を再確認できる作業のひとつでもありました。僕は大学浪人していた頃にアンジーが解散しました。浪人生活を始めてすぐのことです。当時そこまでアンジーに対する知識が深くはなく、ただ周りがブルーハーツにはまり出した頃自分はもうアンジーでしたってことぐらい。デビュー時、僕が住む太宰府でもあのバナナの絵のポスターが張りまくられていたし、6歳離れた兄が、そう水戸さんが通っていた西南大に行っていたので、そのこ生協にあるレンタルレコードで兄が借りてきて、聞いたのが初めてで、そこまで当時はいわゆる博多のバンドって言う音につながりはなく、ただ当時地元ローカル音楽番組などで見る限り、かなり80年代<化粧ぽい>ということもあって、新しさは感じていた。アクシデンツも当時兄が借りてきていたレコードの中にあり、唯一持っているCDの<パワーハウス>にサンハウス柴山さん&ルースターズ花田さん、そしてアンジー水戸さんの作品が収録されていることも知り、またその後当時博多で行われたアマチュアバンドによるビックイベント<JUMPINGJAM>のレコードにより、アンジー、アクシデンツらの繋がりに少し触れることができ、アンジー解散前後の<チェストフィーバー:VO原島、GUI榊原<現ケントリ、DELAX>BASS岡本DRUMS藤井>でその繋がりが深いものだと確信していた。JUKEに入り店長はじめ色んな方にその繋がりについて、聞こうと思えば聞ける環境にあるが、今回に関しては自分が抱いてきた特にアクシデンツはテープでしか聞いてないレベルで、浪人時代例えば<TELLMEWHY>では実際に地下鉄でウォークマン聞いてみたり、あの特にパワーハウスのドリーマー、エンジェル、ソーアローン。HUMANZOOというタイトル。JUMPINGJAMのHOLDMETIGHT。後で手に入れたJUMPINGJAMや天神コア屋上の天神開放地帯。のビデオでみたドアーズの<BREAKONTHOUGH>それしか体験していないが、その後の原島さんの動き<各種のイベントプロデュース>かなり刺激を受けているので、かなり期待が重なる部分があった。もちろんアンジーはここに書ききれない思いがある。それは過去の水戸さんのliverepoなどを参照していただきたい。

JUKEの面接の時に伺って以来、なぜかこのイベントのことを店長からあまり聞くことはなかった。でも僕にとってその必要もなかった。それは僕にとって上記にも書いたように
アクシデンツとアンジーの復活ということだけで十分興奮できる要素があったからだ。7月下旬僕がJUKEで働き出して3日目。仕事のため行くことはできなかったが、水戸華之介&310CHAIN@Be−1に中谷ブースカさんが乱入することがファンサイトで発表され、アンコールで<蝿の王様>をやっている。中谷さん曰く<タイガージェットシン見たいやった!>というほどの乱入劇もあった。その後8月下旬当日のイベントのフライヤーが出来上がった。なにやら原島さんの元奥さんが作成したらしく、こんなとこから当時のスタッフで動いていることがなんとなく匂ってきた。僕は、店長に申し出て、せっかくの80年代博多を代表する2大バンドの復活をできるだけ多くの人に見て欲しかったし、できればバンドマンにより多く見て欲しかった。そしてなんと言ってもめんたいロックを教えてくれたファンサイトなどで色んな情報を教えてくれる人に伝えたかった。このイベントを一めんたいロックファンということだけでここ何年間音楽系の仕事をしてきた自分にとって、今回の張本人でもあるJUKEの駆け出しでもスタッフとして、来る来ないではなく、このイベントを迎えるにあたってのこの緊張度を・・・。去年アマバンの企画でフライヤーを配りまくったように約100枚前後を福岡市内のスタジオに、元バンド仲間でもあるアンジーファンの友達と配りまくり、
また普段お世話になっているロック系サイトにも書き込みをさせていただいた。事前に書いたレポートにも書いたとおり、JUKEレーベルでのINDIES盤がまだ店内に残っていたのでアンジーファンのサイトには是非店にも遊びに来て欲しかった。結果はわかりませんが、できる限りのことをしたかった。なぜなら、僕のバンド仲間なら知っていると思うが、昔からスマイリーさんを尊敬していたし、水戸さん、ブースカさん、岡本さんの解散後の動きにはタイミングも合ったが、かなり節目節目で影響を受けており、前回の復活に刺激を受け、8ビート中心のバンドを作ったり、去年仕事にかなり悩んでいる時に310CHAINのライブを見て辞める決心をしたこともあった。今回は客として見る予定であったが、1週間前になってスタッフとしての参加を命じられた。

この日福岡ではかなりイベントが重なっていた。福岡ドーム近くのZeppFUKUOKAでは、これまたJUKEにも関係のあるバンドMODSが、AIR,RIZE,POTSHOTと。
天神のど真ん中イムズホールでは東京NO1SOULSETのビッケさん&高野寛らのユニットも。そしてなんと言っても解散を発表したナンバーガールがこれまた天神のど真ん中
警固公園で無料ライブを行っていた。そしてこれが意外と知られたなかったが、大きくは去年より2日間と拡大を見せた福岡を中心としたアマバンドのみで作り上げる<ふあリズム>というイベントがこの日にも重なっていた。この2日間福岡は音楽で染められたが、この日の僕は間違いなくLOGOSしか頭になかった。

前日それこそ大学時代のバンド仲間と朝まで飲み明かし、昼店に集合。LOGOSに向かった。LOGOSに着き、イベンターさんとの挨拶をしていると良くJUKEに顔を出していただいている中谷さんが、自転車で到着。<おつかれ〜す!>普段のまんま。素晴らしい方である。それから1時半からアンジー。2時半からアクシデンツのリハが予定されていた。
その様子は、掻い摘んで話すぐらいで少し伏せておきたい。

まず1時過ぎからステージ上ではブースカさんが一人でギターを弾きまくっていた。その後水戸さん&マネージャーの赤坂さんが登場し、店長と握手。前日サポートで参加されていたGDFLICKERSのLIVEの為、飛行機で到着した岡本さん登場。後は藤井さんだけかと思っていたが、リハが始まってドラムを叩かれていた方は別の方だった。
そしてテーブルにはアンジーのセットリストすでにあり、その初期モードに鳥肌が立つ。
そのアンジーのリハ前に原島さん以下アクシデンツメンバーが登場していた。実はライブを見たことがないし、ダビングしたテープしかもってないので、原島さん以外メンバーの顔を知らないのである。でもアクシデンツのリハ中もデジカメをもって踊っているハイテンションな方がいた。その方が打ちの店長もべたぼれしているドラマー宮本さんであった。このリハ中本当に自分にとっては感動できる出来事もあった。今回のPAを宇野陽一さんが担当してらっしゃることである。はっきりいって顔も知らなかったが、名前はかなりのレベルで覚えている。判りやすく言えば博多の山口州治さんといっていいほど、ほとんどの当時の音源を担当されているようにも錯覚するような方で、前日LOGOSにも出演していたHEATWAVEのNOFEARのクレジットに名前を拝見して以来様々なクレジットで発見し、こんなとこでしかもこんな演出がされているとは・・・店長に聞いてみるとやはりかなりの仲間のお一人で、実は前日店にこられていた時も、まさか?あの宇野さんでは・・・・と思ったくらいだ。今回のアクシデンツの練習にも立ち会っていらっしゃったらしく、店長にその様子を報告されていた。アクシデンツのメンバーで唯一わかるというよりびっくりするメンツがいた。BASSの下山章さん。この方は僕が好きなベーシストの一人でもあり、頭脳警察の再結成メンバーでもあり、そういえば90年代原島さんのバンドスマイリー&ザドクターズもCDを出し、下山淳&原島さんが立ち上げたレーベル<PSYCHO>の看板バンドのひとつでもある、下山兄弟&湊雅史さんによる<60/40>で見たこともあった。もちろんアクシデンツのベースということも知っていたが、これまたうれしいことのひとつでもある。
言うまでもなく、アンジーのリハ本番さながら真剣勝負。アクシデンツは、和気藹々とした雰囲気でもあるが、確かめ合うような空気がなんともあえず、しかも初めてライブ音源として聞く曲に感動を通り越したものがあった。思わず立って腕組んでステージを睨みつけてしまった。そうアンジーもアクシデンツも当時の思いもよぎるセットリストになっているのだ!なって人たちだ!でもこの人たちにとってはPAの宇野さんのことも、当時のナンバーを並べることも、全てにおいておそらくこれは当たり前のお膳立てなのだ!僕は勝手にそういう空気を感じ取っていた。控え室には、山善さん、シナロケ川嶋さんらも来てらっしゃった。

店長の粋な計らいもあり、解散ということで合間を縫ってナンバーガールを見に行くことになったが、これまた期待通りの客乗りで<NUMAMI〜><ZEGENvsUNDERCOVER>を聞くことができた。しっかりこの日に叩きつけてくれ!ナンバーガール!でも僕はLOGOSが第一だ!と走ってLOGOSへ戻ると会場の時間になっていた。店長は、会場入り口でお客さんを出迎える。何とほぼ満員。誤解の内容に言っておくが、今回確かにJUKERECORDS25周年ということもあったが、JUKE側の招待客はほとんどいない。これも店長のひとつ意向でもあると解釈している。入った当時店長と交わした言葉にこういうのがあった。<知り合いとか行ってただで入れてっていう奴はあまり好きではない。本当に見たいならチケットを買ってこのライブに参加して欲しい。>これが、店長の本心でもあった。

1バンド目<無礼者達>が始まる。会場を見渡すと何とさっきまでZEPPでLIVEをやっていたはずのPOTSHOTのメンバーがいるではないか?驚き!
少し無礼者達について。昔から博多の音楽を支える音楽ショップ以外の店が博多には少なくないが、その中のひとつで中谷さん&原島さんが運営する<IFF>にも近く、HEATWAVEなどの地元出身者の溜まり場といっても過言でもなく、LIVESPOTでもある、天神大名にある飲み屋<ダディーズファーム>の店長がボーカルを勤め、リズム隊を博多では有名のHEALSが勤めるバンドである。またBASSの池田さんは元HEATWAVE大島噴火さんともバンド経験がある。いきなり現れて服を引き裂くパフォーマンスや阪神の六甲おろしを高らかに歌い上げ、風船を飛ばしたり、と始めてみるお客さんが覆いのにもかかわらず、大活躍で、うちの店長終演後<よかった>と声をかけていた。凄いリズム隊だ!


さぁーアクシデンツだ!今福岡地区では最近では全国的にも有名なFM曲CROSSFMで金曜日10〜16時まで番組をされている原島さん。やはりその影響もあり、ライブ前に店にアクシデンツの音源、前売り券を買い求めるお客さんもいた。どんな反応なのだろう。1曲目はそのデビュー前JUKEレーベルから出した12INCH<NIGHTTIME>の1曲目でもある。<I WANNA BE STAR>。想像とはかなり違っていた。確かにこくな期待であったことに反省。だって10何年ぶりの復活。しかもそれがJUKEの記念イベント。でもそれがまた教えられる演奏であった。ドラムの連打から始めるこの曲。疾走間というよりは、一音一音。一語一句かみ締めるように。瞬間をまるで刻んでいくように。そして原島さんも客を煽ることもなく、演奏に徹する。MCも曲に対しては謙虚なコメントが多かった。例えば<この曲は結構売れた曲です。とか割かしいい曲です。とか>それとは裏腹で初めての方を気遣うように、<この曲はシングルでとか、久保田真琴プロデュースオーストラリアレコーディング・デスティ二ーから・・・とか、水戸華之介と一緒に作った曲です。ねじ式・・とか>演奏に集中し、歌いこんでいることが涙腺を刺激いてくる。確かに初めてのお客さんも多く、リアクションもとりにくそうであったが、例えばKEYBORDで参加され、ルースターズなどでも参加されている安藤さんや最後の曲でギターで参加したアクシデンツベース柴田さん、今回数曲サポートで参加した、博多では有名で原島さんとも盟友の深町健次郎さんが昔組んでいたアコースティックスのギター松永さん。これらの紹介も詳細にわたり説明されていた。DRUM宮本さんの心地いいのりのドラム。全面コーラスも担当し常に歌を支えたBASS下山章さん。帽子を浅くかぶりレスポールを渋く決め、<やっぱこの人が・・とすぐ気づいた>後藤さん。前半は<知らない世界、雨のメインストリート、HUMAN ZOO>初期の名曲を立て続けに披露する。しかも歌が生えており、僕が大好きなHUMANZOOは現代にも通用するメッセージソングは考え深い。そして中盤<BABY BLUE>によりやっとお客さんも聞き方を理解した模様で、じわじわエンジンがかかる。アクシデンツの中でも最もエレクトロニックなHEAVYなROCK<DESTINY>の<迷っていることに迷っているみたい>
の節は最高!そしてKEYBORDが入り3RDアルバム<POWERHOUSE>のジャケの裏話も飛び出した。セカンドシングル<DREAMER>。他のバンドよりもアクシデンツがLIVEも見たことがなかったのに大好きだったとこに<俺はドリーマー>と言い切るところ!そして1曲も<WANNA BE STAR!>と。そして<雨の〜やHOLD〜>のように飾らずにさらっとLOVESONGを歌うことである。またにくい演出がこのPOWERHOUSEに入っている今回の対バン水戸氏との共作のねじ式も披露。そして今回のメインイベント的ナンバー。NIGHT TIME!レゲエ調のこの曲。アルバムしか持ってないためもちろんほんとんど初見。良くこんな曲を10何年ぶりで再現できるな〜!と。渋〜!かっこよさ!ドラムがかっこいい。ハットを叩く表情がたまりませんでした。あまり見えてなかった方もいたかもしれませんが、曲の最後のキメなどで宮本さんは立ちあがってらっしゃったこともしばしば。
素晴らしいです。最後はやっぱりHOLD ME TIGHT。この曲は知っている方も多く、大合唱。メンバー皆で歌っていることに涙。本当に素晴らしい復活であった。

そしてトリのアンジーだ!どう来るか?セットリストを先に見てしまったので・・・といいたいとこであるが見てもらえばわかるが先に見ていても全く想像ができない内容である。
運命の1曲目は<アストロボーイ・アストロガール>この曲は水戸華之介メイドインバビロンツアーで久々に中谷氏と共演した時にも披露された曲。<HELLO!くそったれ!>いつも通りの挨拶!。始まってむちゃくちゃ驚いたのが、中谷さんの気合の入りようだ!ギターを持ち上げたり、腕を差し上げ客を煽ったり、アンジーらしいちょっと馬鹿声で<アストロボーイアストロガール>とコーラス。凄い凄い!!!もう笑いっぱなしです。それは<祈り、すべての若き糞溜野郎ども>でも形勢は変わらず。水戸さんがお得意の水吹きなどとどまることを知らない。アクシデンツとはマギャク!全力疾走!である。3曲目が終わるとDRUMSが紹介される。凄いいい奴です<H/A/L/L/O。ハローといいます><あ〜!ハローさんなら問題ない>と僕は思いました。HALLOさんは最近よく見かける名前でもちろん見るのは始めてであるが、仲野茂<アナーキー>大矢侑史<元SHADYDOLLS>などのサポートで最近よく見る名で打ち上げでも話していただき凄く感謝。<ラモーンズトリビュートも叩いてらっしゃいましたよね!>と聞いてみると凄く驚いてらっしゃいました。中盤からは再結成後の局とデビュー当時の曲をミックスした選曲。<.雨のドライブ、三つの言葉>楽観的発想だし、息辺りばっかり!最高のフレーズです。その調子で行きましょう!
そしてかなり久々で僕が中学時代一番好きだった。<カナリア>覚えやすいメロディーに尖った言葉がミックスされたデビュー当時の代表的例ですね!<なくしたものはいつだって元の場所には戻らない>再結成のライブにはKEYWORDにもなりそうな節である。そして追い討ちをかけるMCから<3年ぶりの来日なので昨日から前乗りで、大学時代通った大学の西新に行って・・・>と大学入学時代応援団に勧誘された話を披露。<当時良く買っていたオロナミンCを勧誘されたとこで落とした・・><瓶を落とした。ビンヲトシタ・・・・>
いつまでもつまらないしゃれを言うぞ!<一生歌って生きます!>と石橋凌風にいって<ヴィヲロン>を。前回の腹腹時計に匹敵する大ヒットであった。この曲はキャプテン時代に出したトモダチの音源にも関わらずだ!この中谷さんのコーラスは気持ちよさそう!<ビビデバビデビビデブ!>煽る煽る!そして次のセンチメンタルでは、前奏を引っ張り、水戸さんが<オイ!オイ!オイ!>と少しばかり嬉しそうに前半を締めくくる再結成後の名曲でもあり会場がひとつになった。そこでこのライブのハイライト的MCが水戸さんから発せられた。知っている人は知っているだろうが、<この前デビュー前に出したビデオ「4人はでくのぼう」を見てたら一個だけ笑えるシーンがあって嶋尾ジョージがトイレットペーパーを引き出したらバンビが死んだ!て書いてあるところ。お前が死んでんじゃねえか!って>そう2年前に嘆きのバンビリリース時のギターリスト嶋尾ジョージさんが亡くなって、3年前に再結成した時により後の出来事だったので、その時は山口県長門の出身地で追悼ライブをしたのですが、ジョージは博多時代が長かったので今回はそんな意味でもやってます!多分人の死というのは午後にあって、多分花畑で・・・18年位前に作った新曲です<銀の腕時計>会場が一気に静まり返り、そのMC中にももう水戸さんが言葉に詰まる場面もあり、この歌も普段以上に感情がこめられており、途中からあのパンダのメイクの水戸さんが泣いているのがわかるぐらい涙をこぼしながら、最後のシャンランララランのところはもう歌うことができず、<聞かせてやってくれ!>と大声で水戸さんが叫び、下を向いて拳を前に突き上げると、場内は大きくそれに応え、歌っていた。歌が終わると大きな拍手があがると、中谷氏のワンマンショウがはじまった。そう内のJUKE店長はKINKSの大ファンである。こっからにくい演出が始める。KINKSのナンバー<YOU REALLY GOT TO ME>のカバー<便所紙>から初期のナンバーのメドレーである。バリバリ楽しいそうである。もうそこからはとめられない。でくのぼうイントロではお馴染みのダンスMCコーナーでBASS岡本さんがBASSを使ってスクラッチを何度も披露すると、やっと涙がひいた水戸さんがそれにあわせてなんちゃってブレイクダンスを見せ回って見せて会場を沸かせた。ミミズの頃になると中谷さんのエスカレート振りは最高潮。
やはり今回はJUKEの看板があるだけに水戸&中谷さんは特に、いつもの気合の入りようとは違ったように思える。そう中谷さんのIFFのスタッフがカメラを回していたのも大きく
影響していただろう。ここは博多のイベントの真っ最中で、どこを見渡しでも博多の音が鳴っていた。がちゃ彦さんでなかったので心配していたが、さすがHALLOさん。最後のラッキーまで見事であった。マグマの人よの間奏時、解散のときは<おめえらもがんばれよ!>だったが今回は<おめえらがんばっているのか?胸張って生きているのか?>と問いかけ、最後の<幸運>では<それぞれの行き先に、俺の行き先にラッキーが転がっていることを願って・・・>最後には<お前ら俺より先に死ぬな!>といったのがかなり印象的だった。今回会場で先行発売された310CHAINの新譜の1曲目も<生きる>そういえば去年見た310CHAINのライブでも死ぬなよって言ってました。

終演後、客がはけ掃除をしているとき中谷さんが子供を抱っこしてある行っているところがかなり印象的で、打ち上げに向かう際に宮本さんが故ロッカーズ谷さんの遺品といいながらからっているバックを説明していたことも博多の一面であった。打ち上げではアンジーライブが11時に終わったため、僕らが到着後2回目の乾杯が行われ、乾杯の音頭をナンバーガール向井さんが取られ、博多の山笠なのでよく歌われる<祝いめでた>を披露。僕はアンジーの席の横に着いたため、HALLOさん、水戸さんともJUKEの話もできたし、
偶然横に座られたPOTSHOT市川さん<元STREETBEATS>とBEATSも含め世間話がかなりでき有意義な飲み会でした。そしてこの2日間行われた<MUSICCITYTENJIN>の合同で行われた打ち上げの締めを打ちの店長と水戸さん急遽指名され担当することに。内の店長は<この街は本当に変な町やけど、このイベントに関しては続けることに意味がある。是非とも続けようや!>色んな言葉で続けたいという意味合いの言い方をされる方が多い中、内の店長はおそらく始めてマイクを通し<続けよう!>と断言した。
この姿勢が単なるイベントに終わらない博多の心意気であると。感動した。後は水戸くんに締めてもらうけん!といいマイクを渡すと。水戸さんは<博多の音楽の火を閉ざさぬように・・・御唱和ください。元気ですか〜!CDが売れなくても音楽はできる!行くぞ!1・2・3ダーーーーーーーーー!>締まった。きれいに・・・・・帰り際に岡本さんとも話せて、かなり僕にとって歴史的な一日でした。


最後に誤字乱文で申し訳ありません。またMC,曲順に間違いがありましたら本当に申し訳ありません。
覚えている範囲ですので、しかもスタッフだけにもっと言えるとこもあるのですが、ファンとしての部分だけに今回はとどめさせていただきます。