三宅伸治
ROCK'N ROLL GYPSY TOUR SPECIAL
2005/2/19(土)@JA-JA
出演/三宅伸治コーガンズ,博多ザブリスコ
2005/2/20(日)@オハナカフェ
出演/三宅伸治
仁健(中嶋仁郎東健介)with 山田CAKE恵喜
ほか 


当サイトでの特集
胸に蝶を
当日写真


当日のレポ
コーガンズ
VoジンロウさんBLOG
http://kouzukanotomo.cocolog-nifty.com/sintenseizingo/2005/02/1.html
http://kouzukanotomo.cocolog-nifty.com/sintenseizingo/2005/02/2.html
http://kouzukanotomo.cocolog-nifty.com/sintenseizingo/2005/02/3.html
http://kouzukanotomo.cocolog-nifty.com/sintenseizingo/2005/02/4.html
GuCAKE氏
http://members.jcom.home.ne.jp/jungles/diary2005.htm
<2・19〜20分>
東健介氏
http://blog.livedoor.jp/mojohand/archives/15001207.html
http://blog.livedoor.jp/mojohand/archives/15006125.html
http://blog.livedoor.jp/mojohand/archives/15011658.html

三宅さんご自身のHPで
http://www.miyake-shinji.tv/soulmessage/backnumber/20050225.html
http://www.miyake-shinji.tv/everydaypeople/2005_02/20050219.html



いよいよやってきた。
でもいうても久々の連休でもあったので
昨晩は三宅伸治ビデオを、朝もMOJOをずっと聞いていた。

11時ごろになってもう準備に入る。
14時に西新JAJA近くのカフェで顔合わせがあるとのことで
昼過ぎには出る予定なのだ。
一応念のためにカメラと三宅さんの全音源をバックに詰め、
12時半には出発。遅刻しては・・・ということで
都市高で。テンションを挙げる為に久々の元祖長浜屋へ寄って
昼を取り、西新へ。天気はあいにくの小雨のようだ。
早く着きすぎたのでJAJAを含め西新を散歩しようかと思ったら
本日見事対バンを引き受けてくれた博多のホスト役コーガンズの
ジンロウさん、ジュンさん、タクヤさんが居て、<堤君!>
と呼んでくれていた。聞くところによると折角の三宅さんとの対バンなので
遅く着くわけには行かないと30分早めに行っているとのこと。
テンションが上がる。しばし世間話を含め、またこの日のために
ジンロウ氏が用意した洋楽BGMを見たり。そこへコーガンズ・ギターCAKE氏登場。
CAKE氏とはかなりお世話になっているのでしばし歓談し、そこへ本日のイベント主で
元同僚の梅川さんが到着し、初対面のメンバーを紹介すると三宅さんが遅れるとのことで、
現地で集合となる。ここで一旦緊張緩和。一応パイプ役とならなくてはいけない俺なのに
俺も初対面で先日からの日記にもあるようにファンだけでなくカバーもしていたほどの
ミュージシャンである。JAJAへ移動し、梅川氏としばし話していると早速到着の連絡が。
コーガンズならびに皆で出迎え&搬入へ。タイミングも合って三宅さんを誘導する。
土曜日ということで商店街の賑わいに<チキンカツやすいね!>と開口一番の言葉。
でも見たらやっぱ凄い方だ!足細!やっぱでか!オフタイムなのにミュージシャンで・・

本日はアンコールセッションとしてコーガンズがバックを勤めることにもなっていた。
なのでリハ前に打ち合わせ。そして三宅さんからも提案もあって5曲近くPLAYすることが決定。
リハが始まる予定時間から押したが予定時間内で収める。
本番は無かったがリハでは<クレイジーラヴ><SOSO><びんぼうワルツ>なども試される。
リハ中だけで鳥肌、手に汗握るそして目が話せない。もう帰っていいくらい(笑)
そして、三宅さんのほうからアンコールセッション練習しようか?と気軽に。
そこから三宅さんのロックワークショップ。
こうしろあぁしろとかじゃなく、こうした方が面白いとか、
タイミングの指示とか、振り付け(笑)
まるで夢の瞬間を味わうように・・・
そこに明日の参加者:東健介氏<おそらく博多で一番三宅さん好きロッカー>、
博多ザブリスコ到着。久々の挨拶をし、早速アンコールセッションに
池見さんはいりませんか?と言うことでジャックも入れずにいきなり参加。
ここでも三宅さんから面白い提案があり。お客さんを楽しませるには
さすがです。恐れ入りました。健介氏とにやけながら見守る。
リハ終了後三宅さんチェックインの為天神へ。
それぞれがこのタイミングで三宅さんに挨拶したり、
俺もJUKEにいたことや、RRJでMOJOをやっていたことなど話す。


会場時間ギリギリでOPENにこぎつけ、
三宅さんファンにあわせ、本日は椅子を出すことに。
続々と三宅さんファンだと思われる方々が・・
で対バンのお客さんも・・・
僕も主催側なので相方を迎えに行く以外は
入口にはる。隣にはブリスコのCDを出しているパブリックチャンネルの
スタッフの方と歓談していると、僕が大好きな穴井仁吉さんの関連の
会社だと知り、僕も大好きでお互いJUKEの流れもあって、ついつい長話。
出演者の緊張も高まる。JAJAの石橋さんにも三宅さんとのライブ実現のいきさつなど
話したりしているともうSTART。何と突発からブリスコ。

本日のブリスコは、ガンガンではなくSOULテイストも含めたセット。
その中には<そりゃ全く保障にならない>がある。
池見さんは福大フォークの先輩でもあり、僕らがR&RJUNKIES
でJAJAに出だす前からサークルの学園祭にもゲストに出てもらっていたし、
JUNKIESでも博多のシーンでも歴史的なイベント
<能古島フリーコンサート>にも池見さん仕切りの回に参加させてもらっている。
その当初は5人バンドでSOUL,BLACKR&R,FUNKなど立て乗りはあまりなかったが
HPでも公表されているようにだからと言って洋楽洋楽してないのがブリスコの<博多!>
という文字の意味だと僕は解釈している。じゃがたらやピーズ、ルースターズ、RCの
色も昔っからあって、その後メンバーチェンジがあって3人になってからは
R&R色も高まり、更に池見さん本人でギターを手にし始めてからは、本当に実感される
キモチの歌が多くなったと思う。それで聞いてみた。
<池見さん!なんかまた最近SOULぽくもなったんですか?>とすると横で聞いていた
奥さんでもあるDrumCHEEさんが<私はガンガン行こうと言ったんやけど、歌でって・・>
<そう三宅さんやけん、ちょっと歌で行こうかとおもったっちゃんね!>
イベントをやるにあたって出演者にこうしてくださいああしてくださいって言うことほど
サポート側としては嫌な仕事であるが、もうバンド側がこのイベントならこうで
今日は三宅さんやけんこうでって合わせてくれていることで、プロと対バンする=売名だけで
ない繋がっていく気持ちがここにあるのである。
勿論バリバリ突っ込んでらっしゃいましたが・・・・

でコーガンズ登場だ。
昼過ぎからジンロウさんは緊張されており、
しかも嬉しい悲鳴であるが三宅さんからの突然のセッション曲など
戸惑いもメンバーにあったと思うが、
そのキモチをロックでぶつける演奏になったと思う。
内容に関しては実は三宅さんがチェックインから戻らないというハプニングや
三宅さんのファンに対しての対応で椅子を更に出したりとバタバタしており
中々見れなかったが、初めて聞くプラスドライバーなどのロック感で
安心して、最後に名曲バラッド:太陽と月を据える技で〆るところに
今日に賭ける意地も感じ、CAKE氏も客席に登っての演奏やジンロウさんのMCで
<どうですか?博多にもいいバンドおるやろう?楽しんで帰ってください!>
との趣旨のMCもあり、第一回目にしてはいい感じでバトンを渡せたのでは・・
え〜問題の三宅さんは最後の曲が始まってやっと到着。がここからが流石。
我らの心配をよそにメイクアップもばっちり決めてらっしゃいました。
カントリーぽいSEで遂に登場!
でもちょっと到着からも感じてましたがツアーも明日の長崎を残すのみの
しかもこの後清志郎さんの35周年イベントやツアーも目白押しで疲れてらっしゃる感じもあったが
<やるよ〜〜〜!イエ〜〜〜〜イ!>と
<皆行くよ!いつもオーライ。みんな大丈夫!>って
で月の曲をやってくれとリクエストがあったのでとAをそして間髪入れずに
ツアータイトルBで一気にムードが閉まり
皆歌って欲しい事があります。
サビのやりたいことをやるだけ、やりたいことをやるだけ
やりたいことをやるだけ、やるだけ、やるだけ、やるだけって言ってくれ!って
いきなり言われても大丈夫なムードでC.
ここJAJAは上にスタジオがあるため、MCの時とか上の演奏が聞こえるが
それを気にされ始め、<実は昔ロンドンでレコーディングしてたらアンプから
DEEPPURPLEが流れてきて、なんだこんなロンドンでって思ったら横で本物の
DEEPPURPLEでやっていたことがありましたが・・・>と客層的に大うけ。
ここでしかもマイクから電気が来たらしく感電寸前?と言いつつも
ここからオレンジのテレキャスに持ち替え、椅子からも立ち上がり
D.もう客席に近づいている。新曲をやります!といい、
これからはBLUESとR&Rを併せたBLUES'NROLLが流行るよ!といい
博多がいわせんぐらいのこてこてのBLUE’N R&Rを。
そして思いつきでさっきのパープルの話で思い出されたか
ロックンロールメドレーという感じで
コカイン→サディスファクション→嫌になったby憂歌団
→雨上がりの夜空にByRCサクセションと披露。
でMCを
MOJOの曲をやっていいですか?と聞き、皆一堂驚いたが、
気が変わったということで砂川さんの訳詩のサムクックをと
本当に熱唱。でこれもカバーで戦争はやめようと平和を願うと願う曲は
これまでもあるけど、本当に起こってしまうと・・・
そんな曲です。誰もが平和を願っている・・・・

一気にムードがメローになってからここで折角なので
対バンのコーガンズと一緒にやりたいと思います。コーガンズ!!!
いきなり聞かされたコーガンズが急いでセッティングしている中
一曲目にやろうかと思っていたMOJO幻のデビュー曲。をと
そしてセッションを聞かされてなかったお客さんをよそに
次々と繰り出される久々の12を含むR&R4曲。
勿論完璧な状態ではないがそれがご当地バンドとの交流でもあって
やってくうちにあくまでホスト役を買って出てくれる三宅さんの
エンターテイメント力に脱帽と、13ではリハではなかった間奏での
客席中を弾き歩く恒例のパフォーマンスとドアまで開けて一旦外まで出て
JAJAの出口まで出て行くほど,
またバットマンの件も即興で皆どんぴしゃ・・・ラスト14は大合唱。
あ〜〜〜〜ちっぽけな君をたたえてあ〜〜〜〜ちっぽけな僕をたたえよう!
元気を出そう!元気を出そう!!!の追加歌詞に涙が出そうになった。

でもここで客席では問題が発生(笑)EN1の三宅さんから提案があった
ダンス天国では池見さん&健介さんも参加予定であったが、
それを次にやるのかそれともやらないのか、いやアンコールでと
僕と池見さんで大合唱しながら耳打ちミーティング。
そして14でステージ終了。ここで梅川さんに確認し、アンコールでとのことで
緊張してられた健介さんも送り出し、アンコールを待つ。
そこでジンロウさん一人で出てきて、テレながら<ももももう一発行くかい?>と
何度も連呼。客さんの笑を誘う。三宅さんもジンロウさんの頭をなでながら登場。
このダンス天国では全員ソロという三宅さんの提案があって、
そのソロをだんだん半分にしていくという当時合わせの妙みたいなロックな醍醐味もあった。
すごい。色々教わった。しかもちょっと写真を取りすぎた感があって後半三宅さんから
ポーズを取るシーンもあった(失笑)。が最後は何と全員でジャンプ!これは圧巻であった。


1. It's Allright(Curtis Mayfield)
2. しょぼくれ三日月
3. ロックンロールジプシー
4. カレンダー
5. It's Allright
6. Blues'n Roll(新曲)
7. ロックメドレー<コカイン〜サディスファクション〜雨上がりの夜空になど>
8. A change is gonna come
9. FAFAFAFAFA
10. BACKしよう

WITHコーガンズ
11. フーチークーチーマン
12. FREE TIME
13. ベートーベンをぶっとばせ
14. たたえる歌

EN1>ダンス天国
WITHジャガー池見&CHEE、東健介

終了後CDや物販購入者にサインとすると言う三宅さん。
関係者ながらサインも頂き、写真を・・・
三宅さんは明日もあると言うことで
ホテルへ戻られ、
コーガンズ&博多ザブリスコと乾杯。
その後中途半端な時間だったので
同日近くのチープサイドで宴だったトミアジの打ち上げによって
アジ宅で5時まで色々話して帰宅。
一気に喉をやられていた・・・・

総評:今回は私事で中々中身までご協力できることが少なく
実は色々と企画がありましたが、でもその中でも当事者でもあった
三宅さんはじめ、コーガンズ&ブリスコそしてなんと言っても
バンド側を最終的にはサポートする側に完全に廻ってくれた梅川さんに
大拍手でした。次もしあるのであればもっともっと内容を濃くし、
九州出身の三宅さんをもっと盛り上げていければと思います。