3/7山善@JAJA
3/8ガソリン@JAJA
3/9悪徳ジャングルズ@グランドタウン

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 何かと多い3DAYS。初日は、JUKERECORDSで働くようになっては何の不思議がないが、ここで働く前のこの方は色々大緊張する場面があった。
まず、この方の名はというと山部善次郎大先生である。ドリルやロッカーズがよく歌っていた<キャデラック>といえばだが、この方博多でロックを知らなくても、意外と知っている人も多いと思う。電柱から飛び降りたり、某野外イベントの帰りのフェリーから海へ飛び込んだり。でもそれだけではない。通称山善さんを知ったのは
フォークジャンボリーといアルバム。泉谷しげるの眠れない夜をカバーして、それがむちゃくちゃかっこよかった!その後、僕はR&RJUNKIESというバンドを結成するが、このバンド名。後で知ったが、その当時ジャストオンタイムで出された山善さんのアルバムの中に全く同じタイトルの曲があった。そして結成して初めての年。12月西新JAJA恒例のクリスマススペシャルというイベントに出させてもらい、この日は凄いメンツで、メキシカンサンセット、サンライズ<ストレイツと長崎スリムの強豪バンド?>そして大塚直之&ヒップタウンティンカーズであったのだ!それだけでも緊張したのに当日到着するとJAJAに寝てた人がいた。山善サンであった。スタッフの方からはかなりビビラかされ、あせったが、大先生は俺らの本番の頃にはどっかに消えられ、大塚さんのラストぐらいにぷいっと現われ、アンコールに乱入したことを覚えている。それと何と言っても2年前のJAJAの30周年で対バン出来たことで、この日もRCOB<ストレイツ&ホットワックス&クールダズン>、ベガッタ<シナロケ&ショットガン>博多ザブリスコ、山善であった。しかも最後のキャデラックで初めてステージでバケツいっぱいの水をかぶる人を見た。破天荒振りばかりがフューチャーされるが、絵画展をやられるほどの芸術派でもあり、しかもずーと福岡で、あの当時のロックを変わらずがなり続けているし、福岡でも話題のロック&レゲエフェスのサンセットにも参加を続けてらっしゃるし、先ごろのモダンドールズ佐谷サンの追悼ライブやトリビュートには大きく参加されている。当時モッズなどがまだ福岡にいた頃からのうちの店長との親交があり、来られた時の2人の会話は、かなり微笑ましい感じであるし、誰が来るよりも、当時緊張していたが、今では嬉しい。僕が始めてレジでお会いした時も凄く、僕に対しても<始めまして山善です。>と挨拶してくれたのである。これは、一度うちの店長と一緒に山善を見に行けたら、凄い感慨深いだろうなぁ〜と思っていたが、ひょんなことから実現した。タクシーで、うちのスタッフと店長と天神から西新に向かったのは、はじめてで、タクシーで西鉄薬院に向かったのもはじめてである。今回うちの店長がJAJAに行ったのは他にも理由があるが、それはさておき、山善だけでいいと店長が言ったので、ラーメンを食いに行き、JAJAへ行くと、まだ始まってなかったし、それどころか対バンのスモーキンブギが始まるところであった。彼らは、3Pで僕らもよりもかなり先輩バンドで直球ロックである。気合一発ってな感じで、フルで見たのは、はじめてだったが凄い気合と憧れと生活が見えたライブってな感じ。バラードではマイクから離れ生声で歌い上げたり、アップなナンバーは前に出て客を煽ってみたり、!ギターも凄いガッツギターす。問題なしで山善を迎えることが出来そうだ!あれよあれよのうちに山善登場。凄いオーラがやっぱある。きちんとお客さんに一礼から始まる。軽い鳥肌をごまかせなかった。比較的スロースターターっぽい、夜にぴったしでメンバーが又変わっているみたいに見えることもあって、少し熱の上がりが時間がかかりそうだ!でも十分伝わってきている。そこでふと横を見た。JAJAのPAのところにセットリストがあったが、数えてみるとななんと19曲!プロでもこれは多いほうだろう!おい!東京聞いているか!博多にもこんな奴がいるってことを・・・。ブルーステイストもあり、ロックテイスト、そしてやはり盛り上がるブギやツイストナンバー。ブギウギを踊る山善。太ももを叩きながら、ナンパソングを歌う山善。コール&レスポンスナンバーもあり、女のお客さんをステージ半ば強引に弾きずりだし、一緒に踊る。これは本当に素晴らしいことであるよ!女のこの方も実に嬉しそうであるし、まず男なら恥ずかしがって出来ないが、じゃ今若いロッカーで皆が踊れるナンバーを奴バンドっているのであろうか?しかも、女の子ニコニコさせてステージに上げても、嫌がることのなく躍らせられることができるバンドがいるのか?途中のMCでは、昔JAJAに出ていた頃の話や最近のTVのこと、音楽シーンのことをぶった切っていた!そして、なにやら東京から来ているお客さんがいて、<博多の意地を見せてやろうや!>とJAJAのスタッフ、お客さんに椅子をどけて、前に来るように促して<サぁー行くぜ!キャデラック!!!>とばかりぶちかましてくれた。もちろん途中で引っ込み、バケツを頭からかぶったことは言うまでもない。


次の日は、この日記でもお馴染みガソリンのライブである。通常では土曜日ということもあり、ちょっと難しい日程であるが今回は、俺の兄貴分でもあるガソリンBASS木場新也様からのお誘いもあったし、対バンが京都のダイナマイトヘッドであったことである。ダイナマイトヘッドは京都のバンドでサンハウスのナンバーをやったりするバンドで、柴山さんとも交流が深く、かなり期待していたが、それはちょっと肩をすかされた。このバンドは、かなりボーカルの声がでかい。多分博多でもかなりのレベルだろう。でも、俺はごまかせないです。音は復活後のアナーキーとRUBYを足して割った感じ。歌詞もかなり藤沼節で面白くない!かっこいいけど、かっこ悪かった。凄い柴山さんとも交流があるだけにVOCALの表現力と声のでかさがあるのに、ツアーだからか?メンバーがただ突っ立って演奏しているだけ、サンハウスのセンテをカバーしていたが、柴山さんと比べるのはこくであるが、ユーモアが歌詞にはあるのに、バンド自体の輪郭にない。柴山さんや仲野茂の凄みと爆音であっても、歌詞の殺人的な表現があっても、それは殺そうとか壊そうとかではなく、あくまで警告だったり、問いかけであって<じゃあ君はどうするんだいって?>問いかけている。でも仮にボーカルの方にそれがあったとして、バンドにもあったとしても、今日の彼らには伝わってこなかった。ただ、俺らがこんなにやっているのに、何でお前ら反応がないんだよ!ここは博多だろ!と思っているに違いない。それが見え隠れしていたのが残念。博多は、客を見下しているバンドにはどんなにロックに詳しくなくても反応はしないだろう!それで頼むぞ!ガソリン。幕が上がった途端やってくれた。このバンドモチベーション高いです。正直えらいよ!ここまでテンション高ければ。
一発ものイントロのブレイクでBASS木場氏が足を上げたのでもうOK!乗り、勢い、冷静さ、破れ方。完璧でないのが大好き。でも、ストレスは少々吹っ飛びます。凄いいい流れで最後もまで引っ張っていった。ただ、ここまで身内なので、ほめ殺しもどうかと思うのですが、ダイナマイトヘッドに負けた点があります。それは、本人たちが楽しいのはわかるし、それを見ている俺らも楽しいけど、ステージで笑いすぎ!ある種ガチンコ勝負で行って欲しかった。難しいことですが。そしてもっと厳しく言えば、乾杯だった点。VOCALアジ氏が2曲目終了までサングラスをはずさなかったこと。こういう系統のメッセージ系爆裂ミサイルバンドの致命的にミスです。この点では京都の勝ちでした!!!目で歌わんでどうするよ!ここは博多です。少なくても1曲目の後半で、はずさんと対バンに失礼ですよ!それとメンバーには言いましたが1曲目のキーワードが英語。3曲目凄くいい曲があった<ありがとう、さようなら、僕は君を忘れない>何とキャッチーであること!メロも素晴らしい。残る曲。けつ2が<本当に欲しいものは何だ!>そして最後は正面突破!ならばけつ3に持ってきた新曲のキーワード<バイバイジョニー>って。折角前半で日本語のいい曲があるなら繋がりがちょっともったいなかったような気がした。曲順的に、はじめてみた人に対しては、英語でやられたかと思いきや、日本語でやわらげられ、どっぷりつかっていた日本語ロックに、また英語の楽曲がいきなりあって、最後また日本語で訴えかける。折角いい曲で、GUIで弾き語りもやっているぱるこ氏とAJIの掛け合いの新曲だったので、3曲目の日本語ロック&キャッチーな曲とのギャップが激しく、もったいなく感じた。もちろんいいからこそ、仮に新曲でも、そこまで個人的にはこだわって欲しかった。こんな大きなおせっかいをしてしまうほどのバンドです。ガソリンは・・・

さて最終日。グランドタウン。ジャンキーズ時代可愛がっていた後輩の中で1っこ下は、うちのドラマー古賀ともう一人いた。そいつも入った当初から知り合いになり、凄い好きなバンドもかぶっていたし、俺らにもよく噛み付いてきていた。そいつが働いていた箱がここである。そいつはよく、<堤さん出てくださいよ!ジャンキーズみたいなバンドが居ないんですよ!>と言ってくれていただけに、考え深いものが多々あった。ここで本日見るのは、悪徳ジャングルズ。どちらかというと長崎中心のバンドでしょうか?サイトを通してお世話になりっぱなしのコーガンズのCAKEさんが在籍しているバンドで、バンド名といいなんか興味があったので行くことにした。何と開演前ギリギリまで私はちょうど裏手にあるJUKEで働いていたがメンバーらしき人がゾロゾロト入ってきた。なぜなら白い革ジャンのCAKEさんのほか、みんな目がぎらついていた。正直睨まれた。睨み返すわけにもいかず、すかさず挨拶代わりにモッズを店内でかけた!そんな一幕もあり、グラタンに・・するとすぐさまメンバー登場。やっぱ硬派である。正直たとえるに乏しいかもしれないが、日本人系で言うとモッズ、横道、ビーツそしてクラッシュ。ぴょんぴょん縦乗りのだけのめんたいでもなく、かといってよくありがちの硬派だけで、無様な仕事の憂さ晴らしの延長永ちゃん大好きバンドでは全くない。しっかりとした生活で垣間見る、挫折とか絶望とかそういう大きなものもあるかもしれないが、ちょっと弱気な部分とかを風などにたとえながらもそれで居て、妥協を許せない環境に自分を追い詰め、これでもか!これでもか!と現実や社会や体制にぶつけているような、表情や目付きやアクションで垣間見ることが出来て、頼もしかったし、正直初めてなのでこれが一番正しい感想ですが、珍しかった。このバンドのバランスとか売りとかそんなことを一回のライブで判断してはいけないバンドだったことは間違いないからだ!皆さん30台でジャンプもかなりするし、客を目で殺しているし、服装も・・CAKEさんが白のレスポールを持っていただけで、俺敵にはOK!であったし、あえてCLASHナンバーをやるのは、にくい演出であったし、最後歌モノかなんかで〆たがるところ、それをしなかったことが一番おーーーー!と思ったことであった。電車の関係で対バンは見れなったが、なにやらフルノイズの方だったとか・・・ちょっとでも見ればよかった。


本当に濃いそして刺激的で俺らしい3日間でした。