柴山俊之&ベガッタ
2002.11・3@CB



キングスネーク
地獄へドライブ
爆弾
I'M A FLASH<ロケッツ> 

ぬすっと
夢見るボロ人形
借家のブルース
ふっと一息
バラと拳銃<RUBY>
MIDNIGHT SUNSHINE<BLUESLION>

I LOVE YOU
もしも

ENGINE BOOGIE<RUBY>
退屈な世界<シナロケ>
カラカラ

EN>ゲスト奈良さん
ビールスカプセル
なまずの唄
すけこまし


表紙
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11・3.文化の日。私は去年ある音楽事務所にいました。そこの系列店が、CBだった。ある仕事の件でそのCBとの企画を私は立ち上げ、シナロケの真空パックとチャンネルグーのレコードを持って、川嶋ボスに会いに行った。川嶋一秀。アマ時代は、元シナロケ&ARBの浅田孟、元ARB白浜久らとそしてなんと言ってもモッズ森山達也。この4人でバンドを組んでいたことは、めんたいロックファンなら御存知であろうし、その当時いろいろな博多にイベントを投げかけたのが、そう今私がお世話になっているJUKERECORDS店長である。ここまで書きながら、間違いがあったらいけないので、歴史を紐解くのはこれぐらいで、その後サンハウスとうちの店長<現サンハウスオフィス>の関係や、サンハウスの解散メンバーのリズム隊が、その後のシナロケ浅田&川嶋コンビであること。ベガッタのギター&ベースは元ショットガンというバンドのメンバーで、その時のドラマーが、2代目サンハウスドラマー浦田さんであること。これだけを踏まえてこのライブに挑めば、分かりやすかろう!っていうか、いつも自分で考え直しては、期待を高めている。
柴山さんのバックで、川嶋さんを生で見るのは初めてである。サンハウスのビデオでみたり、カバースペシャルで確認したことはあったが・・・
 当然のように川嶋ボス自ら、菊さんがタバコを加え睨みつけているポスターを持参し、ライブの決定をうちの店長に報告しに来て頂いた。その時挨拶はできなかったが、後日また所要で来て頂いた時に、僕に気づいてくれたのです。<あ!こんなとこにおった!!いろいろきいとうけんいいよ!頑張ってね!>。詳しいことは割愛させてもらうが、去年初めてお会いした時も、喫茶店へ連れて行ってもらい、もちろん僕はレモンティーを頼んだが、始めてあった単なる素のめんたいロックファンに熱い福岡の音楽話になり、その後も何度か相談に乗っていただき、ある時には僕の気持ちを仕事の同僚にも伝えて頂き、助けていただいた。僕はいろんなことがきっかけとなり、会社を辞めることになり、本当に失礼ながらそれ以来挨拶もできずにいた。そんな僕にまた笑顔で挨拶してくれた。本当にいい方である。これは!と思い、とりあえず兄に伝え、3日をあけてくれた。本当に多くの人に見て欲しかった。しかもベガッタさんとは、去年のJAJAの30周年記念ライブで対バンもさせてもらった。縁というのは怖いものです。しかも奈良さんがゲストで来ることも聞いていたが、変更があるといけないので告知は避けましたが・・・・この辺で・・・

 柴山さんのHPでしかもサンハウスの曲をやるとのこと。しかも、今後はこんな感じでも福岡に来たいとのこと。本当にありがたい話である。ここ何年かは、一年のうちで何回菊さんを
拝めるかは重要なことで、菊さんのライブは本当に刺激的で、考え深いもので、時には例えようもない勇気さえも貰う時もあるのである。まぁ、特に伝説ライブで、2階の招待席に向かって、笑いながら中指を立てたことは、励みになってます。なんか変な文になりましたが、そろそろレポに移りましょう。すみません。
 
本日のOPENINGACT は、8月のシナロケでも務めた博多のバンドWILDWEEKEND。博多にはこういうめんたいロックバンドは少なくなったが、あえてやるところが凄いことである。
CDを出したばかりで、好演であった。でもかわいそうでもあった。それもその筈。客席に来ているお客さんの中で、29歳の僕はかなり浮いていた。なぜなら、この日の年齢層の高いこと。サンハウスの曲をやるといっただけで今だけ集まるのはさすがである。最近柴山さんは、BLUESLIONと平行してZi:LIYAというバックにVOODOOHAWAIIANSなどのメンツ、
<穴井仁吉:元シナロケ、BLUESLION、ルースターズ、ロッカーズ、アクシデンツ、ウィラード。大島治彦:BLUESLION。澄田健:水戸華之介&310CHAINなど>でサンハウスのほか、今まで柴山さんが提供してきた例えばシナロケ、アンルイスの曲をやったりする新バンドを結成したこともHPで告知されており、東京ではライブも行っている。またハードな菊さんも期待できそうであるのである。しかし、東京在住の柴山さんと博多在住のベガッタなので失礼ながら、カバー中心でセッション風にサンハウスをやるのだろうと思っていたのがそもそも間違いであった。その予兆も無理なかった。ステージには譜面台もあったし、客層からしてもBLUESセッションが行われても対応できそうなファンばかりであったので、覚悟はしていたが、その予想はいいほうに裏切られた。RUBY時代に都久志会館の1曲目は<キングスネーク>だった時の衝撃+RUBY初Be-1の序盤での<爆弾>なおかつ、柴山俊之&ラ・スクムーンのBe-1での<ぬすっと>その全てが本日実行されるとは・・・・・そんな次元ではない、あのバンドの曲が見れるとは・・・・・・
 
 客席にはオニヘイさん、篠山さん、山善さんなどの顔も見える。いつものように、スマイリー原島さんも笑いながら会場をうろちょろしている。出番前川嶋さんは、バーカウンターに現れ、挨拶をすると、気づいてくれた。そして本番である。最初にベガッタが登場。OPENINGACTのときは前に一人も行かなかったが、自然に皆さん前に詰めていく。その後赤い着物を着た菊さんが堂々と登場。そして、全くも疑いのないように1曲目の<キングスネーク>のイントロが始める。ここで僕は大きく高揚したが、それと同時にいろいろな空気を察した。まずイントロを聞いただけで、今日のベガッタのサンハウスの解釈は、単なるコピーバンドではなく、同じ時代を知っているものだけが分かる本当の博多のロックを、それもベガッタなりにPLAYすることによって、サンハウスに対して敬意を表しているかのように思えたし、しかもそれが完璧にファンにありがちな考えすぎ、または失礼に当たったとしても、ファンのリアクションにも驚いたのである。前の方はさすがに熱狂的なファンが多いので踊り狂っているし、各所の後ろのほうでも踊っている方、喜びを叫んで表している方も多いが、約半分まで行かないにしても、特に男のファンは静観しているのである。博多では良く見る風景であるが、腕組をしてじっとステージ上の菊さんを、いや菊さんだけでなく、シンバルをしばき上げている川嶋さんや、しかめっ面をしながら、決して鮎川さんのPLAYは真似ず 白井さんなりのサンハウスの解釈でPLAYする姿に皆さん感動すら覚えたのは、間違いなく僕だけではなかったと思う。<これは違う!サンハウスの曲をやっているし、お決まりのマイクスタンドを股間に立てるポーズもしているけど、違う。ありだ!大有りだ!こんなサンハウス、いやここ最近の菊さんのBLUESLIONを代表とするロックの表現の仕方、そしてまた菊さんと組んでいるバンドメンバーの姿勢は圧巻である!頭上がりません!!!>って口が開いたまま目撃していた。しかも1・2・3曲はサンハウスの王道的な流れでしたが、当たり前に次の曲へどんどんと入っていく。例えば爆弾の入りは、オニヘイさんのカウベルのカウント刻みではいっていくが、シンバルで当たり前のように躊躇なく入っていく川嶋さんにしびれたかと思ったら、爆弾の次はMCでもするのかと思いきや、また当然の流れのように白井さんのギターから聞き覚えがあるイントロ。そうロケッツの<ホラ吹き稲妻>。柴山さんのボーカルで聞くのは、もちろん初めて。<寝たい時に寝て、やりたいときにやるだけさ!>中指をおったてながら、後ろの客までも煽っているポーズにまた感動。もちろんだがシナロケのドラムで聞いている。そうである。当たり前にここら辺の方は繋がっている。だからショットガンがやろうが、花田さんがサンハウスの曲をやろうが、7月の福岡のイベントでARB&ルースターズでサンハウスの曲をカバーしても、なんら不思議に違和感なく入ってくるのである。だから今日は凄いことにもなると予感が、どんどん波打ってきていることが感じられた。客の反応も、さっき書いた静観しているお客さんも曲が終わると一曲ずつやっぱり大歓声である。そうである。僕もそういう見方が多いですが、めったにサンハウスの曲なんて拝めないし、ましてやそれがたとえメンバーが違っていても、次 菊さんがサンハウスの曲を歌ってくれるのがいつになるかは、福岡の地元のファンにとっていつになるか分からん状態が何年も続いているのであるからだからしょうがない。黙って一語一句表情に至るまで観察するもよし、踊り狂うのもよしである。そうこうしている間に、菊さんからメンバー紹介。いつも通りそっけないところがらしくて大歓声!しかも今日は年齢層も高いこともあって、サンハウスっているか、実体験から言えば、RUBYの初期の時のように、罵声が凄い飛んでいる。やれ!やれ!って感じです。それに対しても、菊さんはいつものように<うるさい!やかましい!!男に興味がない!やらせてくれるの?>とか久しぶりに調子いい菊さんを見ているようだ。やり易そうだ!そして<ぬすっと>へこれまた自然と入っていく。しかも次の<夢見るボロ人形>では、のっけから踊っていた隣の熟女が、昔でいるなんていうんでしょう?まるでダンスフロアーにいるかのように踊りだし、また予想もしない方向から、今度はダンディーなおじさんがそれにあわせて踊っている。そして、その光景を見たもう一人のおじさんが、またそれにあわせて踊りだしている。小さなダンス大会になってしまった。ここはホコ天か?あなた方は、たけのこ族か?っていうぐらい。分かりやすく言えば、サンハウスのボックスセットに入っていたライブビデオみたいな光景である。わからない人は買ってください・・・・凄いことになっているし、かなり嬉しくなった。さすがに僕も誘いを受けている空気でしたが、それには乗れませんでしたが・・・しかも次の<借家・・・>はコピーしたことがある。うれしい!ほんものだ!<ふっと一息>の白井さんのしかめっ面しながら弾くイントロにしびれまくった。<もうあんたには脱帽だよ!>ってちびまる子風に思わせるほど、酔いしれてしまった。その酔いもつかの間、耳を疑う音が聞こえてきた。<バラと拳銃>RUBYの曲である。BLUESLIONのバンドイメージからしてサンハウスの曲は想像できても、あのRUBYをやるとは想像できなかった。いつも裏切ってくれる面では当然かもしれませんが、ここまで、しかも博多と東京と離れているミュージシャン仲間が、ここまで驚かせてくれるとは・・・しかも次の曲は、BLUESLIONの曲で柴山さんの曲。ファンのほうも、ほとんどの人が分かっていてリクエストに答えてくれるのではないか?と感じているのであろう。菊さんに好き勝手に罵声を浴びせる。その好き勝手さにあきれ返って、しかもちょっとたじたじ気味にそれでいてちょっと嬉しそうに、いちいち応えている。<春歌やって!ボボ三昧!>。RUBY,BLUESLIONまでやってくれた菊さんに対するファンからの嬉しさの表れだろう。もう子供のように歯止めが利かなくなっている。それでこそ博多だ!<今度やっちゃるよ!>場が少し、やりすぎた!いい過ぎたか?と少し思っていると、菊さんが叫んだ!<アイラブユー!>盛り上がらないわけがない!しかもその次の<もしも>での、川嶋さんの入りが早いこと!!さすが元メンバーである。バンド側も歯止めがきかないようになっている。この曲もカバーしたぞ!<ボボの曲をやってやるよ>なんと次にやったのはまたRUBYの曲。初めて白井兄弟がコーラスをとる。素晴らしい。見事なほどに不自然ではない。ありである。違和感がない。しっくり行き過ぎている。<退屈な世界>サビがオリジナルと違うように聞こえた。間違いなく、そして疑いもなく、そろそろ最後と感じたし、間違いなく最後はこの曲しかない。<カラカラ>。もちろん最後に菊さんは叫んで終わった。<金玉ひりひり!>完璧で〜す!言うことないです。ありがとうございました。
 
 アンコールでは奈良さんが登場。ベースを高々と掲げて笑いながら登場。いきなり<ビールスカプセル>。こっからセッション大会みたいで、なまずもなまずでなかった感じもあった。最後もすっきり<すけこまし>。言うことなしです。ジライヤもみたいけど、この日は見れて良かった。もうないかもしれない。