夕焼け雲 目が覚めて独り身に暮れていた 一人で目覚めるのには慣れなくて その夜に君を無くしていた 散々泣いた君はいなかった 黄昏の明るさの中でぼんやりしている 悲しみだけの明日じゃもう まるで重い十字架を背負って 暗い瞳で苦笑い 悲しみが僕を捕まえて離さない 終わってく感情はいつも夕焼け雲 季節が変わっても思ったように辿り着けない あの頃は手の中の宝石を 強く強く切り裂いて投げ捨てた あの雲が僕のこと眺めてるから 干草のベッド風の音の中眠った 愛の脆さに脅かされても明日は占えない 結局誰も独りきりで満天の楽園を旅している 眩しそうに見上げて笑った 悲しみが僕を捕まえて離さない 終わってく感情はいつも夕焼け雲 シネマの様さジリジリと音たてて 昔見た夢思い出すのさ 悲しみが僕を捕まえて離さない 終わってく感情はいつも夕焼け雲 季節が変わっても 変わったように思うけど 全ては僕の中で 全ては記憶の中でとける |